嘘喰い 9 (ヤングジャンプコミックス)
前回敗退した梶の迷宮勝負を踏まえた上で嘘喰いが雪井出と迷宮勝負します。
今回はアクションシーンが無くほぼ座ったままでゲームが展開して行くので一見地味ですが、
真意を隠したままお互いの腹の内を探り合い、スキあらば相手の運命すら奪おうという駆け引きがスリリングです。
通常のマンガでは伏線を貼ることは多いのですが、このマンガではさらにミスリードまで使われます。
例えば138ページ。「何という恐ろしい男だ」というセリフが雪井出にかかっている。そして「間違い無く嘘喰いは負けるぞ」と立会人のセリフ。
普通に読めば雪井出が何か仕込んでそれに気付いた立会人が、雪井出の策によって嘘喰いが負けるだろうという意味に捕らえてしまう。
でも実際は意図的に「恐ろしい男だ」「獲物」と読者を騙すよう曖昧に描かれていて、読み進めれば本当の意味がわかる。
実際には嘘食いが賭けた日付けの真意に気付いた立会人が、嘘喰いに対して「何という恐ろしい男だ」「信じられない事を考える」、獲物(雪井出)は気付いていない。だから嘘食いは「(わざと)負けるぞ」という意味なのでしょう。
おそらく最初に「迷宮」という言葉が出て来た時から周到にプロットやストーリーが練られていたのでしょう。
プーヤン
童話の「三匹の子豚」をベースに製作した・・・のかどうかは判らないが、なぜかシューティングゲームなのね。
骨付き肉を撃ったら、狼がつられて風船から次々と手を離してやられてしまう・・って点は面白い。
ただ・・豚が撃つ「肉」って一体何の肉なんだか・・・?
豚肉・・・・じゃないよな・・・気になる点だ。
ちなみにタイトルの「プーヤン」って、主役のお母さん豚じゃなくて、子豚のことね。
コナミ・ゲーム・ミュージック1
多数のゲーム機に移植されたグラディウス及びツインビーですが、やはりオリジナルの基板であるバブルシステムの上で鳴っている時の音がいちばん響きがきれいで、今でも染みるものがあります。特にグラディウスはいいですね、あの背景に流れる星が目に浮かぶようです。
ほか、隠れた名曲プーヤンなど、聴きどころいっぱい。おすすめ。
オレたちゲーセン族 プーヤン
プーヤンは、母ブタを操作して狼から子豚の「プーヤン」を救うゲーム。
上下に移動するゴンドラに乗り風船でやってくる狼を矢を使って退治していく。
狼の好物の肉を投げると当った狼は釣られて落ちていくという一網打尽の要素も楽しい。
狼の投げた石がゴンドラの屋根に当ると跳ねかえったりと、細かい所まで
丁寧に作られていたゲームだと思います。
コミカルなキャラクター、音楽なども特徴です。
ただし、高難度のため数面進むと肉で一網打尽に出来ない順に降りて来たり
石投げ連発など、風船地獄絵図になります。
その為面クリアせずフルーツなどで永久に稼ぐ地味なプレイになっていました。
ゲーセン族ではぜひ先の面へ進んでみてください。
移植は、スコアが記録されないようでした。なんとなくスコアは残って欲しい気はします。
画面サイズは横画面フィットだと肉の飛ぶ感じがわからなかったりするので
普通のサイズくらいしか使う気がしませんでした。一応縦画面モードもあります。
PS2の型番の為なのかは解りませんが画面上部にチラチラと黒い線
みたいなのが終始出ていたのが気になりました。
ゴンドラで石を跳ね返した時など、「ブツッ」と効果音にノイズが入ったりとこれが結構気になりました。
余談ですが、時折セットされる狼の好物の肉ですが、何の肉なのかが最大の謎です。
豚肉説が強いのですが。(笑)