東京近郊ミニハイク
この本にある、いくつかの場所にハイキングに行ってきました。
お昼からのんびり歩いて、落ち葉を踏んだり、においを感じたり、歩きながら感じることの多いこと! がつがつ頂上めざしてがんばって歩くのでなく、こういうふうに気持ちよく歩きたかったんです。満足、満足。
毎週、歩きにいってます。がんばらないで、楽しんでいるから続けられます。
街道をゆく 42 三浦半島記 (朝日文庫)
著者は、色々な著作で、土地を実際に耕す農民が土地の支配権を貴族=不在地主から奪った鎌倉政権の成立を日本史上の画期と評価している。その鎌倉を抱え、源頼朝の挙兵に尽力し、有力御家人となりながら滅ぼされた三浦氏の名にちなむ三浦半島。その三浦半島を旅しつつ、日本の古代(=貴族政権)を終わらせ中世(=武士政権)へというターニング・ポイントとなった歴史の激動期の時間を旅する。
そして軍港・横須賀。戦艦・三笠とくれば、当然帝国海軍、特に日露戦争の日本海海戦について著者は熱く語りだす。
小さな半島だが日本の歴史を大きく変えた震源地である三浦半島を巡る著者はいつになく活き活きしているように感じられて、街道をゆくシリーズの中でも好きな巻だ。
タカラガイ・ブック―日本のタカラガイ図鑑
葉山しおさい博物館館長池田 等さん等によるタカラガイ・ブックが刊行されました。題名はタカラガイ・ブック、副題は日本のタカラガイ図鑑です。題名をタカラガイ・ブックとしたのは単なる図鑑ではないと言う、内容に対する強い自信が窺われますし、まさにその通りだと思います。
まず、「タカラガイとは」と「世界のタカラガイ」の美麗な図版で、網羅すべき所は疎漏無くしっかりと決めています。
ページの構成は、1種に見開き2ページが割り当てられている。日本のタカラガイ88種の分布図、全てではないが、鮮明な生態写真あるいは変異の写真と説明を左ページに配し、見開き右ページに成長過程を、アングルを変えて示してあります。とても見やすくて、内容も判りやすく、これまでに無い完成された図版になっています。特に全ての種の成長過程を示してあるのは、著者のタカラガイに関する本が、他の図鑑類に比べ最も優れている所で、これまでにどれだけ努力して標本を集めたか苦労のほどが察しられます。勿論、「世界で初公開」です。88種の記述の後にはタカラガイのフリーク(奇形)が楽しめます。ビーチコーマーにとっては、海岸で拾えるタカラガイ32種の摩耗の過程は特に参考になるのではないでしょうか?要するにツルピカタカラガイに対するボロタカラガイの各種フェーズですね。
潮騒ガイドブック、三浦半島のタカラガイ(1)、1995、(2)、1996と併せて、座右の書として奨めたいと思います。
三浦半島産黒毛和牛使用 葉山牛カレー 210g
卵とかソースを入れたような(実際は入っていない)マイルド甘口なんだけど,
それでいてどことなくスパイスも感じる優秀なルー.
肉質も文句なし.煮込んであるがパサパサしないで歯ごたえもいい.
綺麗に,そして上品に仕上がっている味.
値段が高すぎる以外に文句は無い.
… 違いが解る人への贈呈用カレーとしてお勧め.