高貴美少女学園 29 [DVD]
パケ写みたときに
騙されるかと思ったのですが、ビックリかわいさそのまんま。
肌が驚くほど白く、声もいい。
いろんな男優に連続FUKCは圧巻ですし、どろどろになってゆく顔や、アクロバットな尺八も見所です。残念なのは、お尻のあせもの多さくらいでしょうか。
【初音ミク/藤田咲:声出演】超気持ちィ~★のに音も鳴る♪無限∞肉球☆にゃウンド肉球ストラップ(みけにゃんこ)
全く肉球ではないですが、値段を考えるとこの評価になります。声が好きで、つい触りますが、本物の猫の柔らかい肉球と比べると全くものが違います。家の飼い猫が嫌がるから購入するというのは、あんまりお勧めしないです。別物と考えたほうがよいです。
英国王のスピーチの真実 ~ジョージ6世の素顔~ [DVD]
貴重な映像(戴冠式の様子、ジョージ5世と6世の葬儀の模様、エドワード8世の公務など)が多くあり、映画で描かれていた事と史実が異なっている部分が理解できた。
まずこのドキュメンタリーでは、ヨーク公(後のジョージ6世)と、ライオネル・ローグの関係については、あっさりとした説明のみ。
ローグとの関係を深く知りたい方には、物足りないと思う。
ドキュメンタリーを観て、興味を抱いたのは、エドワード8世の「王冠を賭けた恋」について、当時の王室・政府首脳・教会と英国民との受け止め方の温度差。英国民は、親しみやすく社交的で魅力にあふれたエドワード8世を愛していたこと、シンプソン夫人との結婚を支持するインタビュー映像が紹介されていた。
エドワード8世の退位後、ジョージ6世の苦難の道のりが映像と共に解説されていて、歴史的・政治的背景が理解しやすいと思う。
ヒトラーの台頭、第二次世界大戦へ突入、バッキンガム宮殿が爆撃にあう中、「国王のスピーチ」が英国民にどのように受け止められて勇気を与え続けたか・・映画では描かれていなかった肝心の部分が、多くの映像と共に紹介されている。
内容は悪くないと思うが、単体でこの価格はきつい。
できれば、映画本編とセットにしてほしかった。その点で★3・5
日本人は何を捨ててきたのか: 思想家・鶴見俊輔の肉声
鶴見俊輔ほど誤解を受けやすい思索家も珍しい。そして彼の対立軸として引用されるのは丸山眞男がその殆どでもある。がしかし内実を見れば鶴見と丸山が本質的に対立しているとの要素を見いだすことも困難である。
今回出版されたこの本で注目したのは「日本人の心“一番病”」そして「名刺」の話だった。「一番病」に象徴されるのは明治維新以降の日本のあり方、それもアジアの中での日本のスタンスのことであり、この辺りは丸山の認識と何らの変わりはない。むしろ丸山よりも過激とも感じられる表記すら見られる。そして敗戦後の日本が新たな目標と見定めたのはアメリカだった。丸山が比較対象の相手として意識していたヨーロッパとは異なり、一つの陸塊であるにもかかわらずその広大な国土ゆえに供給と需要を「内部で」満たすには十分な余地もある。それが逆にアメリカ自身の過信もしくは誤解を招く原因ともなったことを鶴見は見抜いている。ベトナム戦争当時、鶴見は自らが加わるベ平連の中にあって「この戦争の意味」を問いその無意味さを訴え続けてきた。では何が彼をそうさせたのか。「一番病」に取り憑かれた者の未来に待ち受ける自滅とその悪夢が彼の頭をよぎっていたこともこの本の端々からうかがい知る事ができる。
そして「名刺」の話。これほど痛烈に日本社会が抱える病気を言い当てている問題を正面から採り上げている話も近年では珍しい。名刺には肩書きが記されている。しかしながらその名刺が通用するのは会社と会社の間、会社内部での関係でしかありえない。ひとたびプライベートな場になれば名刺など通用しない。一人の「個人」でしかない。にもかかわらず、肩書きが通用する日本独特の社会が意味するモノとその背景にある意識そして両者のもたれ合いなどは形を変えた日本の中世社会に見られる「院政」の姿に重なって見える。
80年代半ばの「超整理」などに始まる現代の「断舎離ブーム」にあって「残すべきモノ」と「捨ててもよいモノ」そして「捨てるべきモノ」の境界線が磨りガラスを通して見える物のように朧気になる中で、鶴見俊輔の言葉が語る意味は重い。