ニューヨーク・タイムズ
当時 中学でブラバンをやっていて(トランペットじゃなかったけど)
トランペットってこんなに幅広い表現が出来る楽器なんだ!と目からうろこが
落ちたのでした。(日野照正さんに対して失礼ですね・・・汗)
まだLP時代で、数枚持っていた日野さんのレコード盤に針を置いてはB面にひっくり返し
という動作を繰り返し、’おしゃれ’で‘大人’な世界を背伸びして浸ってました。
今 聞いてもスタイリッシュな音ですね。
夜がはじまるとき (文春文庫)
先に刊行された『夕暮れをすぎて (文春文庫)』に続くキングの短篇集(原題『Just After Sunset』2008年作品の二分冊目)。収録作品の中では、巻末の解説でcocoさんが書いているとおり、しょっぱなの「N」と、おしまいの「どんづまりの窮地」が面白かったです。
強迫神経症の登場人物が、アメリカはメイン州にある“アッカーマンズ・フィールド”という場所の魔にとり憑かれ、吸い寄せられてゆく恐怖を描いた「N」。クトゥルー神話で有名なラヴクラフト、その異次元からの侵略を扱った作品に通じる短篇。異次元宇宙の暗黒世界とこの世界とをつないでいるワーム・ホールみたいな場所に、どうしようもなく引き寄せられていく登場人物の葛藤がスリリングに描き出されていたところ。そこが、ぞくぞくするほど面白かった! マレルの逸品「オレンジは苦悩、ブルーは狂気」(宮部みゆき編『贈る物語 Terror みんな怖い話が大好き (光文社文庫)』所収)の、あのただごとでない恐怖に非常によく似たテイストいうのを感じました。
片や、ラストに置かれた「どんづまりの窮地」。簡易トイレに閉じ込められた主人公が、刑務所からの脱獄ならぬ臭い場所からの脱出を図るというストーリー。強烈に匂う話ですので、食事前の服用は避けたほうが無難でしょう。でも、悪臭芬芬たる話の先に待っている爽快感も、また格別なものがあります。キングの中篇「刑務所のリタ・ヘイワース」(『ゴールデンボーイ―恐怖の四季 春夏編 (新潮文庫)』所収)ならびに、ティム・ロビンス主演の映画『ショーシャンクの空に [DVD]』の解放感に通じる味わいがありましたね。
以上二篇の面白さに比べると、ほかの四つの収録作品は、かなり見劣りがしますね。なかでは、告解室という舞台設定の中にもうひとつ、移動する告解室という場を設けたところに妙味を感じた「聾'者(ろうあしゃ)」が、まずまずの出来映えだったでしょうか。
訳は、「N」(安野 玲)、「魔性の猫」(白石 朗)、「ニューヨーク・タイムズを特別割引価格で」(大森 望)、「聾'者」(風間賢二)、「アヤーナ」(安野 玲)、「どんづまりの窮地」(白石 朗)。どれも読みやすかったけれど、原作の面白さと相俟って、「N」の安野 玲(あんの れい)の訳文が一番光っているように思いました。
ニューヨークおしゃべりノート―地球の歩き方編集女子が見つけた、NY最強の楽しみ方教えます (地球の歩き方BOOKS)
これは面白い、、、
NY観光リピーターなら、
あっそうだぁ〜、こんな所も、へぇ〜?、とかやっぱNY又行きたい、、、みたいに思わせる楽しく、面白く、一気読み
そんなエッセイ集、、続編希望!!!
ふたりのサンドウィッチ
王妃が書いた絵本、
ということで、
お姫様大すきの女の子のハートをしっかりつかみ、
更にお弁当がサンドイッチという文化にへぇ〜、
テーマは友情と言う普遍的で陳腐な内容ではありますが、
読み聞かせにぴったりでした。