Ella & Duke at the Cote D'Azur
エラ好きな人には、福音のようなライブ版。
ハズレ無しの、一家に一枚の名盤だと思います。
2枚でこの値段というのも嬉しい話。
Mack the Knife や Lullaby of Birdland など、
とっつき易いジャズのスタンダードが多く、またアレンジなども難しくないので、
これからジャズを聞き始めてみたい人などにオススメです。
個人的には Goin' out of My Head から続く、
How Long Has This Been Going On の抑揚が大好きです。
Cote D'azur
デビューして25年。ラス・フリーマン率いるリッピントンズの
作品は全然ぶれないです。初期の哀愁を醸し出すサックスのパートは
減ってきているものの、メロディ重視の泣かせる哀愁サウンドは健在です。
このグループのサウンドは安定感があり裏切られることはありません。
リッピントンズの中でもベスト5に入る作品だと思います。