さすらいの画伯ほんちゃんのお宝ムービーリスト

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LOGICOOL レーザーマウス ゲーミングマウス 高速スクロール対応ホイール採用 G500 有線マウスが好きで、G5,G5Tと使ってきまして、このたびG500を購入しました。
握った感触はわずかに太く感じる程度であまり差はなく良好です。

トラッキング性能は明らかに向上した感があります。
ほこり等でポインタがぶれるようなことがなくなりました。

クリックの感触も若干良くなったように感じます。

サイドスイッチはひとつ増えましたが、分離していたものが小さく、ひと塊りになってしまい、操作するのに若干神経を使うと感じました。

解像度を切り替えるボタンは左上に移動し、かなり押しにくくなってしまったように感じます。
FPSやPaintなどでドット単位の操作がしたいときに、とっさに切り替えるのが億劫になってしまいました。
そのかわり初期状態で解像度切り替えの解像度が高くなり、つまり切り替えられる解像度の段階が増えたので、以前のように初期状態では切り替わりが激しすぎて使いづらいということはなくなりました。

また、ついにこのクラスにもベアリングを利用したホイールが搭載され、大量のドキュメントを高速にスクロールして閲覧することができるようになりました。
ゲーム用途ではシミュレーションゲームでもない限り使うことはまずないでしょうが、Webページ等を見るときには重宝しますし、楽しいです。
ホイール切り替えのメカニカルスイッチへのアクセスが容易なのでこの機能が邪魔になることは少ないと思います。
しかしながらホイールが大型化したために左右スクロールが若干やりにくくなっています。
ホイールのクリックに関してはG5Tはさせる気がないのかというほど硬かったのでむしろやりやすいと思います。

ソールに関してですが、安定しつつ滑りは良好なのですが、G5Tのソールとは大きさが異なり、G5T用のエアパッドソールは使えないと思います。

総じて、G5Tにベアリングホイールがついた順当進化系と言え、安心して人に勧められる手堅いマウスだと思います。

WONDER LAND’95~史上最強の移動遊園地ドリカムワンダーランド・50万人のドリームキャッチ [VHS] 僕が一番好きだった頃のドリカムワンダーランドライブ。まさに、彼等の代表作ばかりで、選曲に文句はありません。前作とちがい、ほぼライブの全貌が、ビデオ化されてます。強いていえば、「未来予想図」が、IIだけなことか。とにかく、ライブの醍醐味が、たっぷりと楽しめること、請け合いです。また、美和さんの動くこと動くこと。定番の「うれしいたのしい大好き」は、間奏の中での、ドラムの濱田さんのシンコペーションフィルが、とってもカッコいい。濱田さん、この前高円寺ジロキチで、ライブみました、とっても良いドラムでしたよ。あ、これは蛇足。あと、夕暮れ時の「悲しいKISS」も、雰囲気がとってもよくマル。選曲、歌、演奏、映像、どれも文句ありません。最近のドリカムはもう聴いてませんが、このビデオはお薦めです。
サド侯爵夫人;わが友ヒットラー  05年秋に新妻聖子主演による「サド侯爵夫人」を観賞。〈昭和の名戯曲〉はフレッシュな感性を吹き込まれて新たな光芒を放ち、感動のクレッシェンドを胸に刻んだ。

 これは三島文学、美学のエッセンスを凝集したような傑作である。戦後最高の戯曲のひとつとされ、作品の舞台になっているフランスでは、三島の熱烈なファンだったというシュール系作家A・マンディアルグ(1909-1991)が華麗な仏語に翻訳。劇はフランス演劇の主要レパートリーとして定着するとともに、世界各国で上演され喝采を浴びている。

 渋澤龍彦著「サド侯爵の生涯」を典拠とした3幕物で、時代は18世紀・大革命前後。登場人物は主人公のサド侯爵夫人・ルネ、その母モントルイユ夫人をはじめ、知り合いの伯爵・男爵夫人ら女性ばかり6人。それぞれが〈貞淑〉、〈法・社会・道徳〉、〈肉欲〉、〈無節操〉などを代表する人物として位置づけられ、舞台に登場しない怪人物サドをめぐり、愛憎が絡んだ苛烈なせめぎ合いを繰り広げながら悪魔的なサドの素顔を浮かび上がらせる。

「セリフだけが舞台を支配し、イデエの衝突だけが劇を形作り……」と三島が説明するように、比喩、アイロニー、諧謔、エスプリなどをちりばめた壮麗な言葉、秘めやかな韻律が作品を貫流。その「デクラマシオン(朗唱術)」と呼ばれる詩的長ゼリフが絢爛たる美を構築するとともに、交響楽的な厳粛さを敷き詰め、緊迫感をかきたてている。圧巻は2幕目におけるルネとモントルイユ夫人の息詰る対決シーンだ。
 
 醜聞に包まれた放埓者のサドへ、憤怒と怨嗟をぶちまけるモントルイユ夫人。それに対し、気高く貞淑なルネは祈りにも似た熱い調子で、また深淵の吐息のように甘く煙る独白(モノローグ)で夫をひたすら擁護する……この親子の目くるめく駆け引き、情念の激しいぶつかり合いはまさにスリリング! 脚本を読むだけでその情景がありありと目に浮んでくる。ところが、3幕目でルネは全く違った様相を見せ、サドを冷たく突き放し、修道院に入る決意をする。彼女の心変わりの原因とは?……
 
 そのときの公演ではルネ役の新妻がものの見事に長ゼリフをこなし、きらりと輝いていた。共演者も文句なく、肉体化された言葉のオーケストレーションに酔いしれたのである。

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