覚悟のススメ 1 (チャンピオンREDコミックス)
単行本も持ってるのですが、表紙が綺麗で思わず購入してしまいました(笑)。
山口作品の一番の魅力は独特の台詞回しだと思うのですが、
良い意味で未完成な部分が熱く(個人的に「級友だ」と、正体判明時の「問題ない」
が大好きです。「世に雑草〜」のくだりは言うまでもなく)「覚悟のススメ」が一番好きです。
残酷…というか、グロいというか、えげつないというか…な描写があるので、
万人にオススメできる作品ではないとは思います。
が、そういったものが平気で、また熱い作品に餓えている方にはオススメです。
腕~駿河城御前試合~ 1 (SPコミックス)
「駿河城御前試合」の劇画化は平田弘史、とみ新蔵、山口貴由の三氏が挑んでいます。
近年では「無明逆流れ」を主とした山口貴由さん「シグルイ」の印象が強烈で、お読みに為った方には先入観無く本作に接するのは容易くないと思います。
それでも素晴らしい絵を描くベテランで、かつて小島剛夕さんの後を継いで名作「子連れ狼」の続編を担当する難事にも挑んだ森氏らしく中々健闘しています。
試合の順番は巻頭の「無明逆流れ」以外はシャッフルされており、この巻に収録されている他のエピソードは「がま剣法」と「判官流疾風剣(疾風陣幕突き)」です。
私は原作と他のコミカライズ全てを読んでいますが、流石に「無明~」は「シグルイ」と比較すると地味に映る物の、他は連作短編だった原作一話に付き70頁前後でまとめた本作の方が近いと思います。
実は原作のエピソード全てを完全劇画化した作品は未だ無く、現在(2011年6月)も隔月刊誌「コミック乱TWINS戦国武将列伝」にて連載中の本作には是非とも成し遂げて欲しいと思いました。
シグルイ オリジナルサウンドトラック
極めてフェティッシュでディープな作品「シグルイ」のサントラにふさわしい名盤。
曲を担当するのは
大ヒットしたアニメ映画「時をかける少女」や
WOWOW放映のアート性の高いアニメ「カイバ」などを手がけた吉田潔。
しかし今回のサウンド、今までの作品とは全く趣が異なります。
和楽器やホーミーを使った聴いたことのないオリジナリティあふれるサウンド、
非常に明確で広い音場感。
聴いたらド肝を抜かされること間違いなし。
余りサントラという枠で捉えるべきではなく、
音全体に統一感と曲の個性を両立もしっかりと出来ており、
音楽アルバムとしての完成度は非常に高いです。
珍しい音を探している方、
こだわり抜いた音を探している方、
オススメです(≧∇≦)b
【BD】シグルイ (全12話収録) 北米版(ブルーレイ)(PS3再生、日本語音声OK)
単行本の7巻の前半部分までで完結してしまいますが、音楽や決闘シーンの描写などかなり良い出来です
残酷な描写もしっかり再現されてますし声も違和感なしです
星4にした理由は少し話が省かれている点(二輪の部分など)と虎眼に復讐した所で終わってしまう点です
出来れば仇討試合まではやって欲しかったです、まぁこの値段でこの内容ならシグルイファンは買って損はないと思います
駿河城御前試合 (徳間文庫)
結構前に買った漫画「シグルイ」の原作本「駿河城御前試合」南条範夫よーやく読み終えた。
まあまあ厚い上出てくる言葉が少し難しかったりするので少しずつ読んでたらすごい時間かかった。ようやく読み終わりました。
冷酷な城主徳川忠長の目の前で行われた11の真剣勝負をえんえんとかいているだけの話やけど・・・すげえ面白かった!
それぞれの必殺技をもった剣豪がそれぞれの因縁をしょって(女がらみの逆恨みみたいなのが多い)命かけてすごい戦いを繰り広げるけど参加22人中14人死亡して残りも重傷を負う壮絶な結果に・・かなり残酷です。
刀を格闘技に置き換えて考えながら読んでたけど格闘漫画的にも色々ないいヒントがあったのでこの本マイ名作文庫にいれときます。