NOVEL MIHO YOSHIOKA
吉岡美穂24歳当時の写真集。表紙からいきなりセミヌードだが、中身のほうもかなり露出度は高く、バストの膨らみや露出したヒップなどのきわどい写真が満載。しかしこの写真集の一番の魅力は、そのように露出が多い割には決して下品さやいやらしさを感じさせず、ある意味ひとつの芸術作品的色合いにまとめられていること。これは吉岡美穂のキャラクターもさることながら、撮影者が女性カメラマンであることも大きいと思われる。露出度は高いが男に媚びる感じではなく、全編にわたって温かみのあるスタイリッシュな雰囲気が貫かれており、女性が見ても美しさを感じられるようになっている。それでいてセクシーな部分もちゃんと備えており、エッチな要素を期待する人も充分満足できる。ため息ものの見事なボディラインのみならず、自然で柔らかな表情も実に魅力的。アジア地方を旅するといった、ちょっとしたストーリー仕立てのような設定になっており、まるで彼女と一緒に旅をしているような臨場感も味わえる。随所に挿入されているポエムもこの写真集の魅力をより一層引き立てている。吉岡美穂の魅力をまさに極限まで引き出した珠玉の一冊といえるだろう。ムックのため価格も安く、手に取りやすい点も高評価。彼女のファンなら間違いなく買いだが、ファン以外にも充分お薦めできる。
ゴジラ×モスラ×メカゴジラ 東京SOS スペシャル・エディション [DVD]
今回も「とっとこハム太郎3」との同時上映ということで、前作「ゴジラ×メカゴジラ」の88分と併せて3時間で前編後編見れるように90分の尺で制作されたが、実際最初の編集でつないだ時は110分あったと言い、無理矢理90分に納めた感が否めない。1時間50分で編集してた方がもう少しゆとりのある見せ方が出来たんじゃないでしょうかね。重い内容の割りにテンポが早すぎて監督の自己満足感全開になってます。
特撮に関しては、着ぐるみやミニチュアの出来、演出は良いとしてもライティングが明るすぎておもちゃにしか見えない(汗)。それが難点ですかねぇ。あとは「モスラ対ゴジラ」のオマージュいれすぎ(笑)。手塚監督の自らの体験として、モスラの幼虫が双子だった時の驚きと喜びを今の子供たちにも体験してほしかったとのことですが、マニアだったら知ってて当然だし、DVDやVHSが普及してる現代の子供たちを驚かせることは無理だったように思います。ただ、親モスラが死んで、幼虫モスラの目が赤くなる描写は良かったように思います。
出演者はまぁいいんじゃないでしょうか。個人的には釈由美子の決着戦が見たかったところですが。25代目ヒロインの吉岡美穂はいないも同然のような感じで(笑)。今回、機龍を操縦している虎牙光揮さん(元キックボクシングの選手)は、現在公開中の「あしたのジョー」にボクサー役で出演されてますね。あと、モスラの妖精、小美人役は売れる寸前の長澤まさみですね。この頃が一番かわいかったような(笑)。
総じてミレニアムシリーズの中ではそこそこの出来なのではないでしょうか。というか50周年記念作品も手塚監督に撮っていただきたかったかな(汗)。「ファイナルウォーズ」もあれはあれで好きですが、手塚監督に以後も数本撮っていただき、この自己満足的な演出やを抜け出せればもっと素晴らしいゴジラ作品を撮れていたのではないかと感じます。
心
大ファンだった、SHAZNAが再始動し、シングル曲を、どれだけ待ち望んだことか。またSHAZNAの歌が聞けると思うと、とてもうれしく思う。イザムの歌が、下手だから、やめろと言う人もいますが、私は、イザムの透き通った歌声が大好きです。
吉岡美穂写真集 ある晴れた日に (ヤングサンデーブックス)
写真集とは、文章のない物語である・・・その言葉の存在しない世界から、何を見出すかは、見る者の想像力だけである!単に美しい景色や女性を写すだけでは、なにも、面白味のないものである。当たり前のものを、当たり前に見せられて満足しているようではもったいないのです!?なぜ?と思わされたときに、すでに相手の手のひらに乗せられているようなものです。意外性と日常性のギャップの楽しみ、この世界に自分を登場させるとしたら、どういった関わりあいになるのか?そんな、写ってはいない世界を膨らましていくのが、この写真集の楽しみ方ではないか!?