なくもんか 通常版 [DVD]
面白かったです。山ちゃんは
とても悲しい過去を持っているのにいつも一生懸命で、
切ないけど笑えるキャラクターを絵に描いたようなキャラです。
阿部サダヲさすがです。
ラストがちょっと物足りない気もしましたが、
山ちゃんのキャラが強烈すぎて
それが記憶に残ったのでよかったです。
有名どころも俳優さんもいっぱい出ているし
随所にクドカンならではの笑いがちりばめられていて
クドカンワールド好きならおすすめです。
大人の超合金 アポロ11号&サターンV型ロケット
完成品プラモデルの出来としては星3つがいいところ。
サターンロケット部分はまだ良いとして、
アポロ部分のディティールがかなり甘く鑑賞に堪えない。
出来はコンビニで売っている食玩のおもちゃそのものです。
(パーツはデフォルメしすぎで形がまるで違う)
下半分と上半分の設計者が違うとしか考えられません。
しかもよく見ると接着剤も所々はみ出しているし
そこそこのメーカーなのにこの出来栄えは正直残念です。
製造は中国ですので致し方ないかもしれませんが
品質管理がきちんとなされていない証拠でもあります。
「大人の〜」は大人しか買えない強気の値段という意味です。
決して作りが精巧だとかと言う意味ではないですので
これから買われるかどうか迷ってる人は気をつけてください。
大人の超合金 スペースシャトル エンデバー号 (初回特典付き)
前作のアポロ11号は、「大人の超合金」と”超合金”の冠がついているわりには、金属部分はほんの少しで、重量感や、金属独特のあのヒンヤリ感がなくちょっと残念でした(普通に「模型」としてはいいんですが、”超合金”ではないですよね〜)。
で、今回はその”超合金”にふさわしい出来かどうかが問題でしたが、ん〜!!いいです!!超合金です!!
シャトル本体とオレンジの燃料タンクが金属でひんやり&ずっしりでこれぞ「超合金」ですね♪
ライトアップのギミックも秀逸だと思います。
欲をいえば、ほこり防止のための透明ケースを別売りででも出してほしいです。
(さすがに大きくて普通のケースには入らないですよね)
そして生活はつづく
星野さんのファンだったので買って読みました。
でも、星野さんのことをよく知らないっていうひとも楽しく読める本だと思います。日常のなかのあれやこれやという星野さんの悩みが書かれている本です。
文才のある方なので、とってもおもしろいし、下ネタなども
さらっと書かれているので別に嫌じゃないですね。
代官山 オトナTSUTAYA計画
1時間くらいでさらっと読めるのですが(「企画書」ですから)、私がここ数年、「そうじゃないのかな〜」とぼんやり思っていたことがずばっ、と一行で書いてあって、ページをめくるごとに腑に落ちました。
「つまり現代とは、”編集権”が送り手から受けてへ移行された時代ともいえる」
「情報の時代とは脳の時代であり、脳の力は人間の数に比例する」
「”リスペクト”がこれからのビジネスにおけるキーワードだといってもいい」
まあ、こういうコンセプチュアルな突破力もすごいのですが、何より感動したのはこの一節。
「私は100台は駐車できるスペースを、代官山の森の中に設けるつもりだ。そうすれば、この土地は間違いなく”毎日行きたい場所”になる」
かっこいいこと言うのは誰にでもできるけど、いまどきこんな一等地で100台以上(実際は120台)の駐車スペースを確保するなんて経済的合理性を度外視した話。しかもこの駐車場、地下とか立体じゃなくて、アメリカのショッピングセンターみたいに、建物のすぐ横にダーッと広がっている。トーキョー的感覚だとものすごい土地のムダ遣いです。料金は書店利用で30分無料。1店舗で2000円以上使うと1時間無料、5000円で2時間無料。
代官山蔦屋書店の敷地は、CCCの増田宗昭社長が代表を務める資産管理会社、マスダアンドパートナーズが地上権者で、同社がノースウエスト航空を債務者とする抵当権(当初債権額96億9000万円)も引き継いでいます。
企画をかたちにする実行力。それは金銭的な意味も含めた信用力に裏打ちされてはじめてホンモノといえましょう。代官山蔦屋書店の本当のすごさは、何よりもこの駐車場に象徴されていると思います。