京極夏彦 怪 福神ながし [VHS]
今年度の芥川賞を受賞した京極夏彦氏の小説「巷説百物語」が原作の
シネマシリーズ。
今回は福の神についてのエピソード。
人間の業の深さを思い知らされる話でした。
意外にも今作は主人公的役割の百介の出番がすくなかった気も…?
が、冒頭からの着ぐるみを使った百鬼夜行の様子は往年の妖怪映画を
彷彿とさせて好感触。
山猫回しのおぎんに扮する遠山景織子嬢の活躍も多めです。
人形アクションがカッコヨイ…。
京極夏彦 怪 七人みさき [VHS]
川の中から七人みさきが「おいで…おいで…」というシーンは
かなり怖かった覚えありです。
内容的には小説版に比べるとやや「?」な点もありますが、
「怪談+必殺仕事人」だと思えば楽しめるはず。
今作は又市達よりも七人みさきの方が全く出番がなかったにも
関わらず、強烈なインパクトを残しています。
相変わらず戦闘シーンも細かい演出が見ていて楽しいです。
THE FLAME (CCCD)
アニメ化された、京極夏彦著『巷説百物語』のオープニング&エンディング曲。予告で初めてこの曲を聴いた時、80年代シカゴハウスの中でも独特のスタイルを生み出したインナーシティを思い出しました。(懐かしやぁ)心地よい流動感はリズムのみならず、波の様に静かに押し寄せる彼女のVoiceのグルーヴ感溢れること!自然と首がスィングしてしまいます♪静の中で彼女が語る言葉は、このアニメとの世界観と絶妙なリンクを見せてくれています。エンディング曲はオープニングとは打って変わってとってもジャジーなバラード。物悲しく終わる物語に一層哀愁を感じさせられてしまいます。彼女のアルバムは一枚も持っていないのですが、この曲のお蔭で12月発売の全オリジナル曲収録のアルバムを購入してみたいと思いました。もちろんその前にこのマキシもゲット。