鉄塔武蔵野線 [VHS]
父と別れて暮らしている少年が、父が亡くなったのを期に、父との思い出のある地を離れる事になり、引っ越す前の夏休みにいつも父と見ていた鉄塔を一基ずつ自転車で発電所までたどっていくだけで、会話もあまりない淡々とした話なのですが、何かに突き動かされたように炎天下の中、道なき道を行く、思春期を前にした少年の悲しいまでのひたむきさが良く表現されていてスピード感もあり、今まで何の思いもなかった「鉄塔」がいとおしくなるくらいになってしまいました。年下の相棒の少年との会話もほのぼのして良かったです。
鉄塔 武蔵野線 (ソフトバンク文庫 キ 1-1)
作者が最初に考えていた写真レイアウトを再現した完全版!
各鉄塔の写真が、複数のアングルで載ってます。
(前後の鉄塔への風景とか、名札とかもふくめて)
持っている方もぜひ再読を!
鉄塔武蔵野線
小説が好きだった。
『鉄塔武蔵野線』の小説が好きでたまらなかった。
原作を涙しながら読んだ、そして映画を観た。
映画版は小説とは似て非なるものにしあがっていた。
まったく世代の違う監督が取ったのだと悟った、しかし音楽は小説の『鉄塔武蔵野線』を内包していた。
子供達のちっぽけさが良く出ているマリンバのBGM、そしてなによりささやくようなおおたか静流の歌声。
子供達を包みこんでいたわるような、限りなきやさしさに満ち満ちた曲が良かった。
このCDを聞きながら小説を読むと、見晴とアキラのちっぽけな冒険がまるで自分の事のように感じられることだろう。
あの懐かしい少年時代の暑い暑い夏の太陽と、風の匂いとともに。
武蔵野線&京葉線(府中本町~東京) [DVD]
…武蔵野線と京葉線を組み合わせた、「武蔵野快速」の前面展望DVDです。現在は103系に変わって、オレンジとこげ茶の渋いカラーの205系が走ってます。(^_^;)
府中本町を出たオレンジパーミリオンの103系は東京の外側をぐるっと一周して、西船橋から京葉線に入って東京を目指す。運転士の注意喚呼、車内放送もばっちり収録☆
武蔵野線は不思議な路線で踏切が一切ない。京葉線も全線高架だから、このDVD一切踏切が出てこない。 (^_^;)郊外の雰囲気が色濃い沿線風景は見ていて何となくほっとします。
それに快速とは言え、快速運転は京葉線内だけ。武蔵野線内は各駅停車だから結構見応えあり☆
…テイチク版の中では埼京線・りんかい線に次ぐイイ出来。オススメです。
THE 山手線 ~Train Simulator Real
正直このソフトを購入して大変得をしたと感じております。
登場する車両(205系)は今年の春(2005年4月)に各路線(京葉線など)に転属してしまいましたが、買って損の無いソフトだと自負します。
■車両■
205系の量産車です、基本的に性能は初期車(窓枠が田)と同じだと思いますが、鉄道模型だとKATOから基本・増結セットで発売されております。
今だと鶴見・仙石・京葉・武蔵野・南部線に改造等されて転属しましたが。
■操作■
初心者の方にとっては慣れるまでが大変ですが、今までの「電車でGO!」シリーズと違いこちらは実写の画像を使っており、東京神田の「交通博物館」に展示されている山手線205系のシュミレーター以上の物となっており、ATCによる常用ブレーキや車内信号の変化、その他にもJR東日本首都圏内だけの「ATOS」(東京圏運行管理システム)を使用した各種イベント(延発・急病人発生・公衆立ち入り・防護無線発報など)があり、単純に1時間少し運転していても飽きない作品です。
また首都東京の大動脈を支える人たちの苦労がわかる物です。
そしてJR東日本独自の各駅オリジナルの発車メロディーが入っているのでそれも堪能できる作品となっております。