トミー・ボーイ【字幕版】 [VHS]
■大学を7年かかって、やっと卒業したクリス・ファーレイは、故郷に戻って父親の会社に就職するが、ある事情で、父親の車の部品メーカーの跡継ぎとなった。幼なじみで自分の会社で働く、乗り気ではないデヴィッド・スペイドを引き連れて、アメリカ国内のあちこちに、新開発の車の部品を売るべく奔走するのだった…。
数年前に、NHKの教育TVで放送された「パパにはヒ・ミ・ツ」2の第10話から出演していた、デヴィッド・スペイドみたさに購入した中古ビデオです(現在は、廃盤)ありていにいえば、2人が車に乗って、新開発した車の部品のセールスに、アメリカ国内をまわるというロード・ムービー・コメディ映画でしょうか。デヴィッド・スペイドは小柄で、それに対してクリス・ファーレイは巨漢という体格差と、また芸風が、デヴィッド・スペイドは喋りで笑いをとるタイプで、クリス・ファーレイは、身体の動きで笑いをとるという芸風の違いが面白かったです。
冒頭の幼なじみで小学生の2人が、スクールバスに向かって走っているシーンは、特に子役のクリス・ファーレイが笑えました。ホント、似ているんですよ(笑)巨漢で、人は善いが頭が良い訳でもないという設定のクリス・ファーレイを、父親は可愛がっているし、親子仲も良いし、父親の会社で働いているジュリー・ワーナーとも、仲が良いという、クリス・ファーレイを、バカにしていない創りに好感を持ちました。ジュリー・ワーナーといえば、マイケル・J・フォックス主演の「ドク・ハリウッド」(マイケル・Jの映画では1番好き)で、ヒロインを演じた女優さんで、この映画では、ナチュラルな魅力を持った女性を演じています。
また、父親の愛情を受けているクリス・ファーレイを見ている、羨ましそうなデヴィッド・スペイドの役柄の設定は、たぶん、両親の愛情をあまり受けることがなかったのかも?と思いながら観ていました。ほとんど、クリス・ファーレイの父親で、車の部品メーカー社長の片腕のようにして働いているんです、デヴィッド・スペイドは。
B級のコメディ映画なので、ストーリーはたいして…。というところがありますが、デヴィッド・スペイドとクリス・ファーレイの、2人の会話のやりとりを観ている楽しさがあります。ホテルの部屋から、美女が全裸でプールで泳ぐのを見てしまったデヴィッド・スペイドの身体が正直に反応してしまって、そこに運悪くクリス・ファーレイが戻ってくるので、デヴィッド・スペイドが急いでベッドにもぐりこむシーンには笑ってしまいました(^^ゞ
「サタデイ・ナイト・ライブ」に関してはほとんど知らないので、デヴィッド・スペイドとクリス・ファーレイが、同期に「サタデイ〜」に出演して親友になった事も後で知りました。
2人が共演した「プロブレムデブ何でそうなるの?」(原題はブラックシープ=厄介者)とともに、DVD化してほしいです。
アメリカン・ビューティー [Blu-ray]
ドリームワークス作品ですが
パラマウントに権利が移行して
待望の初ブルーレイです。
これまで発売されたすべてDVD版は
なぜかPALマスターを使った「早回し版」で
「117分」という、ファンの評判が悪かったバッタモンでしたが、
今回のBD版はちゃんとした正規の「122分」になっています。
13年目にしてやっと本物の
「アメリカン・ビューティー」を楽しめるわけです。
特典映像は確認したところ
残念ながら未収録です。
なので、★1つ減らしました・・・・。
DVDも処分できませんね・・・・。
Destroyer
キッスをどこにでもいるようなロックバンドだと思っている人はこれを聴きましょう。ハードロックというものを世間に広めたのは間違いなくこのアルバムといっていいでしょう。特に「デトロイト・ロック・シティ」でのポール・スタンレーのいかしたヴォーカルとエース・フレーリーの感動的なギター・ソロはむちゃくちゃかっちょいいです。これこそ聴かぬは一生の恥の名盤でしょう。
キス★キス★バン★バン【字幕版】 [VHS]
引退を決めたスゴ腕殺し屋フィリックス、彼が預かったのはいい年して「キリンのゲーリー」を抱いて歩く巨漢の大人子供ババ、フィリックスに憧れながらも彼の暗殺を命じられる若き殺し屋ジミー。3人の男たちが織り成す、クールで涙せずにはいられない愛の物語。ババはフィリックスを慕い、生きていく愉しみを学び、フィリックスは人を愛すること・大切にすることを実感していきます。そしてジミーは・・・。愛らしい男たちに本当に泣けてきます。クリス・ペンはいい役者でした。