SDガンダム GGENERATION 3D コンプリートガイド (ファミ通の攻略本)
オプションパーツのQRコード目当てで購入しました。
アストナージエンジンやサブシートなどの
入手の難しいオプションパーツが手に入るので、
この点は期待通り。
ですが肝心の攻略情報は内容薄めですね。
ステージ攻略は各ステージ2ページ。
マップの全体図と、登場するゲスト機体、敵機体の一覧と、
ボス敵等の攻略法が少し、鹵獲可能な機体の解説が少しに、
ジェネレーションブレイクを起こすためのコツが少々。
今作ではゲストと敵の機体に改造済みのものが見られますが、
各機体の詳細なステータス情報はなし。
データのページでは登場機体が1ページに3機ずつ、
ステータスや開発先など一通りの情報はあります。
MAP兵器の射程の図解と開発の逆引きもあり。
パイロットデータは作品別のインデックスがあり、
覚える精神コマンドとスカウト条件を中心に解説。
こちらは精神コマンドの逆引きがないのが致命的。
なお機体、パイロット共にイラストは小さいです。
オプションパーツは解説と簡単な入手法が書かれた一覧あり。
特殊演出等の発生条件の一覧もあり。
設定集やインタビューの類は無し。
Gジェネの攻略本としては、少し寂しいかなあと言う印象。
ARコードやQRコードに値段分の価値を感じる方なら買ってもいいが、
これらがなくてもゲームのクリアは十分できるので、
この部分に魅力を感じなければ定価分の満足感が得られるかは怪しいです。
ただ、付属のARコードやQRコードで入手できる
機体やオプションパーツを序盤で入手してしまえば
ゲームの難易度は大幅に下がるかと思うので、
難易度が高いと感じる方、サクサクプレイしたい方にはいいかもしれません。
機動戦士ガンダムAGE (MOBILE SUIT GUNDAM AGE) 第6巻 [豪華版] (初回限定生産) [Blu-ray]
第19話『アセムの旅立ち』
アセム編の第4話にして、フリット編に登場していたキャラクター“第2陣”が一気に再登場。ちなみに、新オープニングを観てウルフがオッサンになって再登場することは承知していたのだが、ディーバの艦長がミレースであることには確信が持てていなかった。
フリット編で24歳だったミレースは、もう50歳になっている。23才だったウルフも49歳。二人とも私より年上になった。
フリットはまだ40歳だから私より年下である。しかし、ガンプラ世代の若年層は、ファーストガンダム本放送リアルタイム視聴世代よりも数歳から十歳程度若い。そういった視聴者の中には、フリットにすら年齢を追い越された人もいる筈だ。「子供キャラに、一気に年齢を追い越される」というのは複雑な気分だろうと想像する。
もっとも、今回のメインはフリット編キャラクターの“第2陣”再登場ではなく、アセムとガンダムAGE-2の初陣。
ガンダムAGE-2の初登場が飛行機形態であるのは、『Ζガンダム』におけるΖガンダムの初登場を踏襲したものだ。ただし、その活躍は華々しく、より効果的になっている。アセムはやや暴走気味ながらもガンダムAGE-2を駆って大きな戦果を挙げ、初陣では非凡なところをみせた。
一方、ゼハートは司令官に任命され、立場としてはフリットと同じになった。これでゼハートはパイロットとしてはアセムと対立し、司令官としてはフリットと対立するという、アスノ家に対して二重に対立するポジションに身を置くことになったわけだ。
また、アセムはフリットに追いつき追い越すことを目標(宿命)にしているので、その意味ではアセムとフリットは宿命のライバル関係にあるとも言える。つまり、ゼハート、フリット、アセムの3人で、宿命のライバルとしての三角関係を構成するのだ。
『ガンダムAGE』は、フリット編で対立を上手く描いていた。アセム編でも引き続きそういった面に期待が持てそうである。
第20話『赤いモビルスーツ』
先ず、意表を突かれたのはデシルの再登場。しかも、ゼハートの兄として。
ゼハートが「ゼハート・ガレット」と名乗っていることには気付いていたが、何しろ、デシルとは髪の色が全然違う。『ガンダムAGE』では髪の色が血縁を示す記号となっているので、ゼハートはガレット姓であってもデシルとは赤の他人(ガレット姓は、地球圏潜入員のコードネームのようなもの?)だと思っていた。
デシルはゼハートと対立関係にある上、フリットとは因縁の間柄である。また、アセムとも対立する可能性が高い。
つまり、フリットとゼハートの“司令官としての対立”の構図に、デシルは「フリットに対しては敵として対立する立場」で割り込み、「ゼハートに対しては同胞(兄弟)として対立する立場」で割り込むことになる。アセムとゼハートの“パイロットとしての対立”の構図に対しても同様だ。つまり、デシルもまた、アスノ家に対して二重に(親子2代に渡って)対立するポジションに立つことになる。
また、フリットとアセムの親子も一種の対立関係(アセム視点でのライバル関係)にある。
ファーストガンダムにおけるアムロとランバ・ラルは、「親子ほどの年齢差があるライバル関係」であった。フリットがヒゲを蓄えていることから、アセムとフリットの関係が、アムロとランバ・ラルの関係とどこか重なって見えるのも楽しい。
この回は、ファーストガンダムでも良く登場した食事シーンが描かれていたり、ミレースとウルフの小さな対立から二人の訳有りな過去が垣間見えたりして、内容が濃かった。これぞ“ガンダム”だ。
第21話『立ちはだかる幻影』
冒頭、戦闘訓練シーンでダミー(バルーン)が登場。フリット編では登場しなかったダミーがアセム編で登場するという点では、ファーストガンダムと『Ζガンダム』の関係と同じである。
今回はマッドーナ工房が再登場し、そこの2代目も登場した。
偉大な父を持つマッドーナ工房2代目は、職業こそ違えアセムと同じ境遇にある。しかし彼は、「父を越えることは出来なくても、自分なりに出来ることを追求する」という人生観に開眼していた。その彼が造り上げたシミュレータによって、フリットが自分の父と仮想対戦するという図式は面白い。マッドーナの息子の“成果”に乗り込んで、フリットの息子が“成果”を得ようと模索するのだ。
親子関係が縦の繋がりだとすれば、親同士、子供同士の繋がりは横の繋がりである。
『ガンダムAGE』は当初、「アスノ家3世代の物語」という縦の世界観が強調されていたが、世代ごとの横の繋がりが生み出す世界もあるのだ。そしてそれは、必ずしも明るい世界ばかりではない点にも注目しなければならない。
ロマリーは、アセムが戦場でゼハートと再会したことに対して
「いいなぁ…」
と羨ましそうに呟いた。そんなロマリーを見て、アセムは愕然とする。
ロマリーは、フリットとユリンの悲劇を知らない。おそらく、アセムも知らない。それでもアセムはロマリーの反応を目の前にして言葉を失った。
果たして、悲劇は繰り返されるのか? 髪の色を見る限り、キオ・アスノの母親はロマリーであるように思えるのだが。
第22話『ビッグリング絶対防衛戦』
先ず興味深かったのが、ヴェイガンの最高指導者であるイゼル・カントがXラウンダーであるという描写がなされたことと、彼自身のXラウンダーに関する評価である。イゼル・カントは自分自身がXラウンダーであるにも関わらず、「人類の進化ではなく、むしろ退化である」とゼハートに語ったという。
これは見様によっては、レビル将軍が「ニュータイプとは、戦争などしなくて済む人間のことだ」と戦場におけるニュータイプを否定したことに符合する。シャアもララァに対し「ニュータイプは、戦争が生んだ悲しい奇形かも知れんのだ」と自己否定的な可能性を吐露している。
戦闘シーンは圧巻だった。
これまで配置してきたキャラクター陣が、幾重にも重なる対立の構図としてダイナミックに開花した。
司令官としてのゼハートとフリットの対立。
パイロットとしてのゼハートとアセムの対立。
フリットとデシルの因縁の対立。
アセムとゼハート、フリットとデシルという2世代ライバルが、同じ戦場でパイロットとして交錯する。当然、アセムとデシル、フリットとゼハートとの間でも交戦状態となる。
そこでは物理的な戦いが展開されるだけではなく、コクピット越しの激論が世代を超えて立体交差するのだ!
これぞ“ガンダム”の、いや『ガンダムAGE』の醍醐味である。
更に、戦闘が終了した後には、フリットとアセムの間で親子の対立が待っていた。
ゼハートという友達との対立。
フリットという父親との対立。
対立と対立の狭間で、自分を見失いそうになるアセム。
しかし、葛藤し、苦悩しているのはゼハートも同様だ。
アセムという友達との対立。
デシルという兄との対立。
そして、フリットという司令官との対立。
“フリットとの対立”では、アセムとゼハートが相対的な意味で同じ側に立っていることも見逃せない。それは、戦争を始めた大人達と、生まれる前から戦争が始まっていた(生まれたときから戦争を押し付けられた)青年達との世代対立という構図でもあるからだ。
こういった男達のドラマに、ヒロインであろうロマリーが、いつ、どう絡んでくるかも注目である。
機動戦士ガンダムAGE (2)アウェイクン (角川スニーカー文庫)
ガンダムAGE・フリット編ノベライズ後編。
基本的なあらすじはアニメ本編と大きな変更箇所は無いのですが、要所要所に追加されたディテールが、
粗だらけのアニメ本編をしっかり補完してくれていて、読んでいて小気味良いです。
AGEシステムがタイタスウェアを導き出した根拠とは?
マッドーナ工房が作り出したGエグゼスが、あんなに高性能なのはどうして?
アセム編にもつながる、フリットとエミリーのなれそめは?
僅かな文章を追加しただけで、これらの回答が納得いく形で提示されています。
いや、ホント…アニメ本編はどうしてこうなった…
特にフリットとエミリーのなれそめについては、本編できちんと描かれるべきエピソードだろうに…はぁ…
また、キャラクター描写が実にお見事。
アニメ本編では、ほとんど空気だったディケ少年は、第1巻に引き続き、存在感を示し、
週刊少年サンデーのアニメ本編が始まる前の漫画では、真っ先に死んでしまったラーガンは、小隊を率いて生き生きと活躍し、
ほとんど犬死にだったドン・ボヤージやユリンは、フリットに道を示して散っていきます。
いや、ホント…アニメ本編はどうして…(大事なことなので2度言いました)
この小説版AGEは、TV本編に不満のある方にこそ読んでほしいです。
3巻から始まるアセム編も、どんな風に書いてくれるのか…今から楽しみです!
Hobby JAPAN (ホビージャパン) 2012年 04月号 [雑誌]
私はフィギュア、キャラクターものを見ます。
巡音ルカTONY。百花繚乱 直江兼続 水着のデコマス、ワンフェス2012のレポートが見れて満足です。
ただ、WFレポートは一部(目立ったものだけ?)しかなくちょっと物足りない感じですが、メーカーごとに載せてあり見やすいと思いました。
大手メーカー以外がなぜか違うとこに載せてありました。 もっと特集で多く載せて欲しかったです。
個人的には、付録なしで通常価格で購入したかったです。なので★4で。
(余談ですが、今ならWFレポート(デコマス、原型のみのも載せたもの)で別冊が出ても購入します。WFレポートはこれから発売のものと、一般発売されないものとを見るのが楽しいですし。)
SDガンダム GGENERATION 3D (初回封入特典:ガンダムトライエイジ/ARカード両A面仕様スペシャルカード ガンダムAGE-1ノーマル 同梱)
事前情報がMS名誤植など不安要素だらけで、
キャンセルしようにも出荷準備中となっており、
届いた後に腹をくくって6〜7時間ほど遊んでみたところ、
言われてるほど酷くはないかなと思いました。
但し、表題の通り何を求めているかによって評価は大きく変わるでしょう。
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■良いと思ったところ。
・全体的にテンポが良い。
→ちょくちょくロードが挟まらなければ最高だった。そのロードも非常に短い。
・シミュレーション部分に関しては欠陥があるわけでもなく、いつものGジェネ。
→言葉通りです。
・一部武装の発動条件の変更。
→ファンネルなどの覚醒武装、デスティニーガンダムの最大稼働など、
一部武装の発動条件が覚醒値依存になりました。
これによってニュータイプキャラの価値が上昇しています。
また、従来のシリーズで宇宙世紀以外で覚醒値が高めだった
パイロットには一部を除いてほとんど調整が掛かっています。
オリジナルキャラも例外ではありません。
■賛否が分かれそうなところ
・コロニーレベル、ミッションの導入
→レベルを上げることによって戦艦、MS、オペレーター、
オプションパーツなどが提供されます。
コロニーのレベルを上げるポイントはステージクリア時のスコア、
ミッション(実績解除のようなもの)をこなしていったりすることで獲得できます。
賛否が分かれそうと感じたのは、戦艦がこれによってしか提供されないところ。
・オプションパーツのドロップ
→従来のシリーズでは購入とかハロポイントでもらえるなどでしたが、
今回は敵MSから確率でドロップする仕様に変わりました。
個人的には良い仕様だと思っています。
・ステージが進むにつれ敵のLvが上がる。
→これまでのシリーズはステージが進んでも敵の能力値がそのままであったため、
難易度が非常に低いと感じていました。
敵MSを強力にしても良かったとは思いますが、これはこれで良いと思います。
・「開発」が一部ぶっ飛んでる。
→攻略スレッドなどで話題になっているデスペラード⇒トールギスなど、
賛否は分かれそうですが自分は気に入りましたw
MS数が少ないのでこういう仕様にせざる得なかったともとらえられますが…。
他にもウイングガンダムゼロ(EW)⇒V2ガンダム⇒セイバーガンダム、
ダブルオークアンタ⇒ビギニング30ガンダムなどなど。
■挙げればキリが無い悪いところ。
・参戦作品、MSの大幅削減。
→たぶん今回一番評価を下げているところだと思います。
マニアックなMSを編成できるのがGジェネの良いところだと思ているので…。
センチネル、閃光のハサウェイなどおなじみのシリーズの他に
GジェネオリジナルのMSもリストラされています。
・「設計」の削除。
→これはひどすぎる。ワールドは設計パターンがいつもより少なく、
ガッカリしていたので今作には期待していたのに…。
・ストーリー。
→これはウォーズのあたりからですね。あって無いようなもの。
・戦艦が購入できない。
→前述のコロニーレベルによってしか提供されない。
序盤から好きな戦艦が使えないのはつらいかも。
・どの層に向けたゲームなのか。
→前述の参戦作品大幅削減によってMSをコレクションするのを
楽しみにしていた従来のファンには耐えがたいと思われる
ゲームとなっていますが、かと言ってGジェネを初めてプレイする人にも
ジェネレーションブレイクなどによる初見殺しなど、
難易度がこれまでのGジェネと比べると少し高い方なので、
初めてGジェネをやる人は少し戸惑うかもしれないです。
初心者向けでもなく、従来のファン向けでもなく…。
何とも言えない作品になってしまってます。
(一応初心者への救済措置(?)として「GUNDAM.INFO」にある
このゲームの紹介ページにダブルオークアンタのARが公開されてます)
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とまあ、文句ばかりになってしまいましたが、結構楽しんでいます。
ただ、シャア専用3DSや初回特典狙いでもなければ定価で買う価値はあまりないと思われます。
買おうか悩んでる人はもう少し安くなるのを待った方がいいかも。
参考になれば幸いです('ω`)