CYCLE HIT 1997-2005 Spitz Complete Single Collection
「夢じゃない」がアルバム収録作のリメイクと知って、そのセンスの良さに感心。
それに始まり、爽快感たっぷりの「春の歌」まで、よくこれだけの名曲が揃うもんだ。
草野正宗というライターと、スピッツというバンドの魅力が堪能出来るのは幸福だ。
ただ、「空も飛べるはず」〜「チェリー」辺りの、売れ線から外れてるというか、
嬉しいのだが、シングルリリース間隔が短いのが気になっていて、正宗のライティング
意欲や個人的な音楽活動を考えてみると、よほど充実していたんじゃないかと思う。
それだけに、プロデュースに甘さが見られない。
正宗に限らず、バンド自体も充実している。
これだけのシングルコレクション・アルバムはそうそう無いだろう。
アイデン&ティティ [DVD]
ブームの中、もてはやされデビューは果たしたもののメインストリームに飛び出してこれたバンドは一握り
そして生き延びたバンドはその中のほんの一部のバンド(アーティスト)だけ
大多数のバンドはぼんやりとした記憶の中だけにしか存在しない
元々若者主導だったはずのバンドブームに目をつけた大人たちに軽薄に仕立て上げられたムーブメント(いか天など)に
「おどらされた若者たち」の、その後のストーリー
本の映画化のセオリー通りストーリーを結構端折ってあるけど
コンパクトにまとまって分かりやすくなっている。
また主人公に啓示を与えるロックの登場人物をディラン(っぽい人)に絞っていることも成功していると思う。
(ジョン・アンド・ヨーコまで登場させたら収拾つかなくなったかも)
峯田もイイし、楽曲もイイ
そして麻生久美子の美しさは「神がかり」だ
ズッコケ男道
耳に残るキャッチャーなメロディと、
ちょっと物悲しい寅さん的な「男道」の世界の詞、
一度聞いたら忘れられない曲ですね。
気の重い用事に出かけるときや、いろいろ抱えててつらいまま仕事に向かわなくてはならないときなんかに、
是非車の中で聴きながら出かけてみましょう。
元気が出ますよ〜^^
何度聞いても飽きの来ない曲で、それどころか中毒性すらあるような・・・。
どこかで耳にして頭からこの曲が離れずリピートしてしまう人は、
自分の心に素直になって是非手に入れて聞いてみてほしいなと思います。
メロディだけでなく、詞の世界や彼らの歌声がきっと心の琴線に触れますよ。
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言わば日本語ロックの生成に関わった人々が多数登場し、音楽業界という狭い村社会の歴史とその行き詰まりを描いている。