ベスト・ピアノ100
クラシックへの入り口としてこういうシリーズはとてもいいですね。
初心者には入りやすい入り口というものがあると、とても助かります。
のだめのお陰でクラシックの状況もやや上向きになりましたが、全国でオケが苦しい運営をしている現状には変わりありませんので、少しでもクラシックの間口が広がるといいと思います。
たしかに交響曲の4つの楽章には意味がありますが、そんなものは興味が出てきた時に知ればいいだけの話です。
音楽の正しい愛し方なんてありませんよ。
あなたが良ければそれでいいんです。
さぁ、どこかで聞いた事のあるメロディーがいっぱいです。
楽しんで聞こうじゃありませんか。
di Fiore 人体組織図譜
~この本の良いところは、普通写真で説明されているところを
スケッチで説明されているので、はっきりしていて、組織の実習などで
スケッチしなければならない時には、役立つ。
しかも見開きで片方のページに組織の説明文で、
もう片方にスケッチが掲載されていて、対応しながら参照できるから良い。
また多くの本ではスケッチの名称は、図の下の方に~~まとめられているが、
この本ではスケッチの名称を線の先に直接書き込まれていて、
名称を探すのに時間がかからない。~
レクイエムハンドブック
レクィエムを演奏する際、特にアマチュア合唱団の場合、その歌詞の意味を知ることは演奏において大切なことですが、なかなか良い解説書がないのが残念です。必要性もあり、需要もあるのだけれど、多くの数量の発売を見込めないからでしょう。その意味において、現在本書が入手できる環境というのは大事にしなければいけません。宗教作品を演奏する場合の基礎知識としても。
本書は、日本聖公会司祭の高橋正平氏によって書かれており、1991年9月東京音楽社から発行され、その後改編して1994年10月にショパンから発行されています。
第一部では、「レクィエムの典礼」について書かれています。「死者のためのミサ」典礼の歴史では、典礼的、非典礼的の差異や、「死者のためのミサ」の内容について実に詳しく記してあります。わかりやすい説明ですから、一般の合唱愛好家でもその内容は理解できますが、かなり詳しい記述もあり、専門的に調べる際にも有用な情報であるのは確かです。
第二部では「レクィエム」の歌詞全訳がついています。逐語訳ですし、カタカナ表記でラテン語の読みも記してあります。それぞれの言葉の出典も記載してありますので、より詳しく原典に当たる場合の参考資料ともなるでしょう。
モーツァルト、フォーレ、ヴェルディはもとより、様々な作曲家のレクィエムを取り上げる場合に、合唱団員にとって必要な参考書だと言えるでしょう。対訳があればそれで良い、という考えも成り立ちますが、キリスト教の教義も含めて、その精神性の深いところを知ることも音楽を理解する深さにつながると思いますので。
フォーレ:歌曲集@〔夢のあとに/月の光/マンドリン/牢獄/私たちの愛/秋/ひめごと 他〕ヘンドリックス(S)ダルベルト(p)
声楽を学んでいます。フォーレの歌曲が大好きで様々なCDを持っていますが、バーバラヘンドリックスの歌声と表現は可憐で叙情的でフォーレにぴったりです。本当に素晴らしいと思います!スゼー、アメリングも良く、発音の参考になりますが、心からいい曲だなぁと思えるのは、バーバラヘンドリックスのフォーレです。
ブラッド・エンジェル [DVD]
原題は「DEVIL'S DEN」。見る前はそんなに期待してなかったのですが、いざ蓋を開けてみると結構自分好みの作品でした。ストーリーはだいたい商品説明に書いてある通りで、とあるストリップ小屋を舞台にグール(食人鬼のことですが、ゾンビと大して変わりません)と人間たちの戦いを描いた作品です。
まあストーリーなんてあってないようなものなんですが、とにかくキャラが個性的です。主人公は日本のサムライ映画オタクで、座頭市について熱く語っちゃったりするし、ヒロインは二丁拳銃をぶっ放してグールと戦うし、黒人のおっさんは日本刀を振り回して敵をぶった斬る!・・・とまあ、こんな感じの愉快な仲間たちのおかげで中盤らへんは楽しんで見れましたが、その後はちょっとダレてしまいます。ラストの黒幕との対決は中盤のザコ戦に比べると盛り上がりに欠けましたが、それなりに見応えはありました。
傑作とまではいかなくても、ホラー好きな人は見ても損はないと思います。