ピアノ・ブルース [DVD]
ブルースプロジェクトの中では、ちょっと躊躇して観てなかった作品ですが、期待していなかった分意外にかなり楽しめました。
実際に話を聞けたり、生で演奏するのはレイ・チャールズ、デイブ・ブルーベック、ジェイ・マクシャン、ドクター・ジョン、パイントップ・パーキンスその他にも2〜3名いましたが、渋すぎる人選で知りません。
インタビューの内容や、演奏はそれほど目をみはるほどではないですが、クリント・イーストウッドもちょっとブルースを弾いたりして、本当にピアノ・ブルースが好きな感じがミュージシャンに伝わるのでしょう。雰囲気はリラックスしてとても良い感じでした。
人選がちょっと偏ってるような気もしましたが、やはり先人たちのミュージッククリップはかなり見応えがありました。
例えば、アート・テイタム、オスカー・ピーターソン、ドロシー・ロネガン、マーサ・デイビス、ナット・キング・コールらの超絶な技巧やデューク・エリントン、セロニアス・モンク、フェニアス・ニューボーン等の弾き方のなんとも粋なこと。
他にも見応えのあるシーンはかなりありました。
私自身あまりピアノブルースに興味は無かったんですが、みんなカッコよかった。
好きな人に言わせると不足感があるのかもしれませんが、観て損は無いと思います。
グッデイズ~ロックンロール50
このアルバムはロックンロールおよびロカビリーというロックのジャンルの代表的な楽曲をたくさん収録した日本初とも言うべき本格的ロックンロール・アルバム
しかもエルヴィス・プレスリーもパワー溢れるロックで登場
ラ・バンバ、オー・プリティ・ウーマン、カモン・エヴリバディ、ジョニー・B・グッド、監獄ロック、ロックンロール・ミュージック、ハウンド・ドッグなど有名な曲もたくさんある。
古き時代のロックの良き教典とも言うべきアルバムだ。
しかも豪華な2枚組
もう、これはたまらんわ
是非、買って損すること無し
ロックンロール....つまりロカビリーというのかな。
現在のハードコア、インダストリアル、ヘヴィ・ロック、デスなどと異なり、このロックンロールは激しくて荒々しくても、とても楽しげで明るい感じのもの。
そこからの派生で登場したアーティストが....。
ビートルズ
ローリング・ストーンズ
ボブ・ディラン
ザ・フー
ヤードバーズ
クリーム
ジミ・ヘンドリックス
エリック・クラプトン
ジェフ・ベック
ジミー・ペイジ
ドアーズ
ジェファーソン・エアプレイン
サンタナ
シカゴ
ヴェルヴェット・アンダーグラウンドとルー・リード
イギー・ポップ&ストゥージス
レッド・ツエッペリン
ディープ・パープル
Tレックス
デイヴィッド・ボウイー
アリス・クーパー
クイーン
キッス
エアロスミス
ヴァン・ヘイレン
セックス・ピストルズ
ラモーンズ
クラッシュ
ブルース・スプリングスティーン
ポリス
エルヴィス・コステロ
モトリー・クルー
ボン・ジョヴィ
U2
マイケル・ジャクソン
などなど大多数なのだ。
でも今のロックの世界はこのロックンロールを「古すぎる」とか「軟弱」というふうにある意味考えている面があるので、ロックンロールとはあまり関係なくなってしまったのかなと思うトコロがあります。
でもクイーン、エアロスミス、ビートルズ、ボン・ジョヴィ、マイケル・ジャクソン、ローリング・ストーンズ、U2、キッス、セックス・ピストルズ、ディープ・パープルなんかを好きで聴く若者だけには是非おまけに聴いて欲しいのだ。
70年代、80年代の頃はふつうの若者の世界の中にもロックンロールはある意味結構取り込まれたり、吸い込まれたりしていたのに.....。
今の時代は変わったのかな。
ロックンロール クラシックス Vol.1[VHS]
ロックンロールのオリジネイターたちの貴重なテレビ出演時の映像を集めたビデオ。全3巻のうちの第1巻。
1.オープニング
2.ペギー・スー/バディ・ホリー&ザ・クリケッツ
3.ハートブレイク・ホテル/エルヴィス・プレスリー
4.ウォーク・ライト・バック/エヴァリー・ブラザース
5.恋はくせもの/フランキー・ライモン&ザ・ティーネィジャーズ
6.トラベリン・マン/リッキー・ネルソン
7.エイント・ザット・ア・シェイム/ファッツ・ドミノ
8.ブルー・スエード・シューズ/エルヴィス・プレスリー
9.アイム・ノット・ア・ジュヴェニール・デリンクエント/エヴァリー・ブラザース
10.イン・ザ・スティル・オブ・ザ・ナイト/ファイヴ・サテンズ
11.ピース・イン・ザ・ヴァリー/エルヴィス・プレスリー
12.ヘイ・ボ・ディドリー/ボ・ディドリー
13.バード・ドッグ/エヴァリー・ブラザース
14.オーバー・アンド・オーバー/ムーングロウズ
15.火の玉ロック/ジェリー・リー・ルイス
16.ブルー・スエード・シューズ/カール・パーキンス
17.カリフォルニア・ガール/ザ・ビーチ・ボーイズ
18.シェイク・ラトル・アンド・ロール/エルヴィス・プレスリー
19.エンディング
「ブルー・スエード・シューズ」の作者カール・パーキンスの演奏と、カバーして大ヒットさせたエルヴィス・プレスリーの演奏の聴き比べなんてこともできます。
Goin Home: Tribute to Fats Domino
皮肉にもキライなE・ジョン、W・ネルソンが結構気持ちよく唄ってるのには(・_。)ズリッ
J・レノン&P・マッカトニーがそれぞれ、目立って&目立たないでカヴァーしてるのが面白い。R・ニューマン、N・ヤングがそつなくファツツ似で唄ってるのは微笑ましい。
C・B・レイ(?)のOne nightは盛り上がり、N・ジョーンズは粋な弾き語り。
L・ウイリアムス(カントリーシンガーだと思ってた)も渋いし、1番はI・トーマス&M・
ボールの軽快なR&B?だ。
80歳に喃喃とする現役Rockerに幸いあれ\(^_^)/