ブラザー・ベア [DVD]
このごろディズニーにハマっています。そこにこの作品を見ました。
人間にとって熊は怪物、熊にとって人間は怪物。見えるようで見えていなかったこの関係に気づかされたような気がします。温かみのあるディズニーの絵によりさらにストーリーに磨きがかかり、少年と小熊の美しい友情を描き出しています。超お勧めです!
吉原花魁日記 光明に芽ぐむ日 (朝日文庫)
図書館で元の本(1971年出版)を読みました。
古本を探しましたが
見付けられず。
図書館で見つけましたが
もう倉庫に保存してある状態でした。
貴重な本なので
文庫化がされ、大変嬉しいです!!!!
手元に置いてゆっくり読める。
時間ですよ 1971 BOX1 [DVD]
「時間ですよ」が、DVDでいつでも見られる時代になったのは、本当にうれしい。当時、小学校高学年から、中学生だった私は、毎週楽しみに見ていました。やはり、配役が、素晴らしいの一言です。森光子はすでに、テレビで実績がありましたが、当時テレビ出演の少なかった船越英二の旦那役が絶品です。大映の映画では、どちらかというとニヒルな二枚目や悪役の多い人ですが、ここでの人のいい旦那さんの役は全く自然で、好感が持てます。堺正章の健ちゃんも最高ですね。また、毎回最後はしんみりさせるのですが、今みても全く古さを感じさせないのは、素晴らしいですね。私にとっての「時間ですよ」は、この三部作までで、彼らの抜けた「昭和元年」以降のものは、全く別の作品ですね。川口晶の出演した、第一部は、当時、途中から見始めたのですが、こちらも絶対に見たいので是非とも発売をお願いします。
春駒日記 吉原花魁の日々 (朝日文庫)
著者、森光子による「吉原花魁日記」の続編である。
前著では群馬県高崎の貧家に育った著者が、周旋屋の口車に騙されて、家族を救うために借金のかたとして身を売り、初店から一人前の花魁に育っていく過程が書かれていた。
今回は吉原と言う苦界に身を沈めての毎日の生活の中で見聞、経験した同僚遊女たちや客の生態を鋭く観察し、持ち前の筆力で事実を事細かに綴っている。
前作では主に楼主(置屋の主人)による搾取の構造を見事に分析して見せたが、本編では警察や吉原病院といった医療機関までもがぐるになって娼妓の自由を奪い楼主の搾取に手を貸している実態が描かれている。特に吉原病院に入院中の著者の見聞は、遊女たちが病気(主として性病)になった場合いかなる仕打ちを受けるかを余すところなく叙述していて読者を慄然とせしめる。
その苦界の生活のなかで著者は読書に励み柳沢白蓮(大正天皇の従姉妹にあたる)の女性解放運動家としての活躍を知り、死を覚悟して吉原を脱出、白蓮の元に逃げ込む。
白蓮の元で執筆活動を続け、前著「吉原花魁日記」を出版したあとの、楼主や元同僚の花魁たちの反応も生き生きと詳述されている。
この本はどん底の苦界で身を売って病に倒れていく花魁たちの救出に役立つためにかかれたものであるが、読物としても一級品で、それこを読み出したら一気に読ませるものを持っている。
認知症なんでも相談室―認知症の人への対応がよくわかるQ&Aブック
認知症の舅と同居しています。
やってほしくないことを、何度注意しても繰り返しされると、いい加減キレてしまいます。頭ではわかっているつもりでも、やさしくできない自分を責める地獄に堕ちてしまいます。
この本には、まさにそういう場合の質問が載っています。著者は、介護をしている人に対して、こうしなければダメだということは言わないので、呼んでいて気が楽になりました。また、認知症の人の気持ちも書いてあるので、思いやりを思い出すこともできました。