The Rose~I Love Cinemas~
去年、彼女がテレビに出てThe Roseを歌っていて、
その時の感動が忘れられずにいました。
まだこの曲が収録されているアルバムが発売されていなかったので、
他のアーティストが歌うThe Roseを聞いていたんですが、どこかやっぱり違う。
あの優しい声、ささやくような声、時には力強く、たくましく響く
彼女の歌うThe Roseが聞きたいと思っていたので、とにかくうれしく思います。
他にも収録されているのはアコースティック中心のスタンダード。
選曲もすばらしい。
ずっと聞いていたい一枚です。
バグダッド・カフェ 完全版 [DVD]
わたしはまず「コーリングユー」という曲が好きでその後映画を知りました。
みはじめてびっくり!!はじめからかかるんですよ。。。
そして結構淡々と物語はすすみます。人の輝きは外見だけじゃない。。。見終わって数分間くらい、余韻がのこりますよ。。。
はじめのコーリングユーと最後に聞くコーリングユーは違った感じ方ができます。音楽、映像ともにすてきでした♪あの黄色っぽい色のかかっている映像いいです。。。
バグダッド・カフェ ニュー・ディレクターズ・カット版 Blu-ray
ネガをデジタル処理した物をパーシー・アドロン監督が再トリミング、色調の再調整をしたと言う本当の意味でのニュー・ディレクターズ・カット版のBD。
オープニングタイトルが"BAGDAD CAFE"ではなく、原題の"OUT OF ROSENHEIM"になっているのが、監督の想いを表現していて良い。
多くの映画ファンを魅了した良質なストーリーテリングには今更説明は不要であろう。未見の方は騙されたと思って、一度本作に触れてみていただきたい。
決して美しいとは言えないはずの肉感たっぷりのドイツ女性ヤスミンが奥ゆかしくも不思議な魅力を次々と放ち、あなたをこの作品世界に引き込むに違いない。
笑顔で観る事もあれば、涙で観る事もあるだろう。観る物のその時々の感性の微妙な変化によって受ける印象も異なるのではなかろうか。
繊細で柔和な優しさが豊かなポテンシャルを持って内在している、そんな映画だ。
映像コーデックはMPEG4 AVCであり、全体的に繊細で上質な画像が提供されている。鮮やかになった色調も良い。場面によってフィルムライクな粒子感たっぷりの画質が目立つのだが、ともすれば忘れそうになってしまう「このカフェ砂漠の中にあるんだ」という事実を思い出させる装置として上手に機能していると思う。PQ 4/5。
音声コーデックはLPCM2.0ch。ノイズの無いクリアーな音に作品の奥行きが深まる。特に、この鮮明なサウンドで聴ける、名曲「コーリング・ユー」は最高。ジワジワと感動を広げることに貢献するに違いない。SQ 4/5。
これから何度鑑賞する事になるのだろうか。そんなことを思わせるBDだ。
DVDから買い直す価値は十分にあるだろうし、初めての方もBDの方がより繊細に作品世界に触れる事ができるだろう。
因みに、おまけで付属する"rosenheim"のステッカー(ポットに貼ってあったもの)が何やら嬉しかったりする。
バグダッド・カフェ(字幕スーパー) [VHS]
吹き溜まりのようだったバグダッド・カフェを、砂漠のオアシスにしてしまった異国からの珍入者ヤスミン。ただの太ったおばさんが何故か映画を見終える頃には、魅力的に見えてしまいます。
私がいちばん好きなのは掃除のシーン。埃だらけのバグダッド・カフェのフロントをヤスミンが、ぴかぴかに磨きあげてしまうシーンが凄く気持ち良い!!そして女主人ブレンダが、これを期に綺麗好きになって、「汚さないでちょうだい」みたいなことを言い始める。(ちょっと違うかもしれません。セリフ忘れてしまいましたが、こんな感じ。)こういうバグダッド・カフェの人たちが変わってゆく姿に一人、にやりとしてしまいます。
本当に良い映画。「明日もガンバるぞー!」って気にさせてくれる。
バグダッド・カフェ~完全版~ [VHS]
ハリウッド近くの砂漠を舞台にしたドイツ映画。
しなびたモーテルにたどり着いた太ったドイツ女。
彼女との関わりで塗り替えられていく世界。
全編妙なセンスだが、それがこれまた妙に良い。
逆光が暖かな画面を作り出している。