PUNK EATS J-POP
メロコア好きで、原曲にそれほど思い入れが無ければ純粋に楽しめると思います。
演奏しているのは韓国のバンドらしいです。英語で歌ってますが。
発音なんたらは日本人とそれほど変わらないので、気にせず聴いたほうがいいと思います。
とりあえずノリたい!という場合にお勧めです。
YAMATO 2520 Vol.2 [VHS]
面白い作品だったが会社の倒産とともに続編が潰えた作品です。
主人公が古代進と比べて幼すぎるのはが少々、残念でしたが作画は安定しています。
音楽も宮川泰氏ではないものの、デービット氏と羽田氏の合作なので高水準です。
本当に途中で終わったのがとても残念に思える作品です。
日本の産業クラスター戦略―地域における競争優位の確立
約7年前に書かれた本。産業クラスター化に関し、経済、経営の専門家が多角的に分析、提言している。
本書が出版された当時、失われた10年を経た日本の経済を再生する一手段として、産業クラスター化が図られた。クラスター化の効果が出るには20年、30年といった長い年月が必要となるため、現時点では日本の産業クラスター政策が成功したかどうかは判断できない。今の時期本書を読むことで、日本の産業クラスター政策を成功させ、日本経済が長期低迷傾向を脱して再び成長路線を歩むためには、日本が、地域が、個人が何をしなければならないかを考えさせられる。
過去の反省点としては、企業誘致の失敗がある。誘致活動の結果、企業や工場が進出し、雇用が増えて地域経済が向上したかに見えたが、その後グローバル化の中で誘致した企業や工場が海外に移転したり、工場を閉鎖したりして空洞化が起き、失業問題が発生しているという結果になっている。誘致した企業が雇用は発生させても、地域資源に根ざしたものではなかったこと、地域とのリンケージが生まれなかったことが原因であると分析し、産業クラスター政策では単なる企業誘致を否定し、地域の主体(既存産業、大学等の学術機関)と連携し、それぞれがメリットを享受して相乗効果を生み、グローバルな変化に際しても企業(工場)がその地域に留まる選択をするようになることを目指している。
そうした地域になるためには、主体同士が単なる仲良しグループとして連携するだけではなく、競争も必要だとされている。主体同士が良きライバル関係となり、ある時は協力・連携し、ある時は競争しながら成長し、個々の企業や学術機関の成長が地域の発展へと波及していくことが理想である。
そして効果発現のためには、協力、連携、競争の他、「多様性」も重要となる。本書によると、イノベーションを起こし、発展軌道に乗っている地域は、民族やジェンダー等のマイノリティに寛容であるという。多様な人材がイノベーションを起こす要素になっていることを示しており、日本でも移民を受け入れることが本書でも提言されている。この点については移民が多いと治安上の不安が増すような気もするが(レイシスト的発想かも?)、日本経済の発展のための移民受け入れであることを念頭に置き、一国からの移民を推進するのではなく多国からの移民を受け入れる、治安対策も怠らない、他民族の文化を柔軟に日本文化に取り入れていくといった姿勢で臨めば良いのかもしれない。
サンダカン八番娼館 望郷 [DVD]
学生の時劇場で見ました。暫く動けなかった事を覚えています。
顔が涙でグジャグジャだったから!
実際、本を読んでから見たのですが、映画はそれはそれで素晴らしかった。
長年探してやっと見つけたDVDすごく嬉しい。
口減らしの為、金の為、異国に売られていく女、
現地での淡い恋、絶望、惰性
日本がまだ貧しい時代、春を売るしかなかった時代、
家族のために娼婦になったにも拘らず、年季が明けて実家に戻っても
近所に「娼婦」を気兼ねする時代、
そして、「カラユキさん」であるがゆえ、自分の子供にも見捨てられ・・・・
たった3千円の仕送りをありがたがる・・・・・・
役者達の演技の素晴らしさは言わずもがなだが、
私は、この映画を今の若者たちに見て欲しい。
フリーターやニートに見てもらいたい。
こんな痛々しい時代があったことを、また、
今もあるかもしれないことを
まなこを見開いてちゃんと見て欲しい。