ストライクウィッチーズ 片翼の魔女たち (1) (角川コミックス・エース 359-1)
ストライクウィッチーズの関連作品は、比較的激戦地の部隊の物語ばかりでしたが、今作は501の傍にあるためあまりネウロイが襲来しない、ワイト島分遣隊と言う僻地部隊のお話です。エース以外のウィッチにスポットを当てることで、より一層ストライクウィッチーズの世界観が広がりました。
主人公はリーネの姉のウィルマですが、扶桑以外のウィッチが主人公と言うのは珍しいですね。
内容も、バラバラだった部隊がウィルマの入隊によって一つにまとまって行く過程が丁寧に描かれ、なかなか良い感じです。
第1巻の最後のエピソードでは、テレビシリーズ第1・2話の舞台裏でのワイト島分遣隊の活躍が描かれ、テレビシリーズとのリンクがかなり意識されています。「あの時ウィルマ達もあの場所で戦っていたんだ!」と感動しました(笑)
悪い点は第1話がかなりイマイチなところです。
冒頭のおっぱい丸出しのサービスシーンと、それに被った真面目なナレーションにギャップがあり過ぎです。サービスシーンは大歓迎ですが、『ストライクウィッチーズ』として一番最初に導入で見せるべきは入浴シーンではないはずです。やはり真っ青な大空を自由に駆け巡るウィッチを見せるべきでしょう。
また、いくら出撃しているからと言って、基地に誰も居ないと言うのは不自然過ぎます。もうちょっとスマートにウィルマを戦闘に参加させられる展開ができたはずです。
更に25ページ中、8ページも物語にあまり関係ないお風呂シーンなのはいかがなものかと…。大切な第1話なのに、ページを無駄に使い過ぎです。やはり空戦やキャラ紹介にページを割くべきですし、お色気を入れたいならウィッチーズらしくズボン描写に徹すれば空戦と一緒にたっぷり描けたはずです。
2話目以降は物語もお色気もバランスが良いだけに、肝心の1話目の出来が惜しいですね。
ゆにばる! PARANORMAL GIRLS STRIKE!!
どこぞの傭兵高校生みたいな主人公が大家になった木造下宿を舞台に、非常識な人たちによる、非常識なお話が繰り広げられる。
ストーリは共通ルートで各メイン級ヒロインのストーリを一通り流してから、途中の選択次第で個別ルートに入るタイプ。
ストーリーもまあまあ面白いのだけど、それよりもキャラどうしのやり取りと、テンポ(とその間)が秀逸。セリフで噴いたりとか、思わずにやけてしまうところが数知れず、最初から最後までかなり笑えた。
絵は文句なし。
立ち絵は綺麗でポーズもなかなか、しかしイベント絵のレベルは更に上。
宣伝に使うイベント絵以外は”なんか手を抜いているな”というパターンが多い中、書き込み、ポーズ、表情と描きこみもしっかりしていてかなりエロいし見ごたえあり。
話の展開上それなりに重いシーンもあるけれど、大体は肩の力を抜いてサクッとやれる一品。
【価格改定版】カウンターストライク:ソース【日本語版】
面白いです。
FPSゲーマーなら一度は必ずプレイするべきでしょう。
FPS界においてまさに、
「原点にて頂点」
ともいえるゲームだと思います。
これをプレイしていたらFPSがe-sportsと呼ばれる所以が分かります。
RG 1/144 GAT-X105 エールストライクガンダム (機動戦士ガンダムSEED)
これは、
新旧問わずガンダムは好きだけど、普段プラモは作らない。
そんな方に向けたレビューである事をお伝えしておきます。
私は殆どプラモを作らない初心者なのですが、
ストライクガンダムのデザインが好きなのでRGで出ると聞いて購入しました。
(発売済みのRG RX-78ガンダムは自分の感性外アレンジなので購入していません)
1/144スケールながらパーツの多さとディテールの細かさに圧倒されますが
細かなパーツが徐々に組みあがり、ストライクの姿になると、
そのプロポーションの纏まりの高さとカッコ良さに、思わずニヤニヤしそうになります。
ランナーゲートですが、
組み立て時に各パーツのゲート痕が殆ど目立たくなる位置に付けられているのは
本当によく考えられていると思います。(一部パーツはそうでもないかも)
フレームを接合し、フレームカバーを組み付け、装甲を被せてゆく。
この一連の細かい作業が、本当に縮小版ロボットを作っているような感覚を思わせ
こういう面もRG(リアルグレード)を楽しむ要素なのかと思わされました。
また、アイデンティティーである顔のパーツが13個もあり
継ぎ目が一切存在しない組み立て構成にも驚かされました。
その上凄まじくカッコよく、正にガンダムの顔です。
目周りのシール作業は特に神経を使いますので、焦らず落ち着いてゆっくりと。
そして兎に角よく動く。
立ち膝姿勢なんか余裕でこなしますし、内部フレームに連動して動く装甲を見て
よくこのサイズでこんな事が可能な設計が出来るものだなと感心しますホント。
ただ、動かす時はスライド装甲の扱いに少しばかり気をつけましょう。
普通の1/144シリーズガンプラより相当細かい作業が多いので、
一気に仕上げようとせず日を分けて作るのが良いと思います。
また、私のように初心者の方は、説明書通りに作った方が良いと思いますよ。
その方が破損や失敗のリスクが遥かに少ないですから。
あと、私はガンダムマーカーを持っていないので
色鉛筆やシャーペンでゲート処理やスミ入れを行いました。
そんなんで出来るか!と思われるかも知れませんが、案外大丈夫なのですよ。
ストライクガンダムが好きな方は是非手にとってみては如何でしょうか?
多分マスターグレードやパーフェクトグレードより気に入るかも知れませんよ。
テイルズ オブ ヴェスペリア ~ The First Strike ~ [Blu-ray]
展開としては、そんなに特出したところもなく可もなく不可もなくと言ったところ
しかし、今回の映画はプロダクションI.G
いままでのテイルズのアニメはゲーム中の映像からすると違和感を感じるところもあった
その点今回は安心して見られたし、流れるような戦闘に魅せられる面もあった
ファンも映像的には納得の出来だろうし、ゲームをやっていない人も楽しめるストーリーには好感が持てた
よく言われているゲームとの矛盾だが、これは確かに気になる点ではあった
特にフレンに関してはゲーム中の彼の「正義」を否定してしまうような行動をとっている点は納得できず、ゲームとの割り切りが必要と感じた