「演技者。」Vol.7(初回限定盤) [DVD]
トラッシュマストラントを放送で初めて見た時には、あまりにタイムリー
すぎる問題作だったので「やるな~」と唸ったものでした。
俳優陣のやりとりも日常めいていてでも影の意味では恐かったり…
何度見返しても面白い!
日本人として、見る価値あり!
踏みにじられた未来
刑事事件は最後の公平な判断がデキるはずの裁判所の信頼にかかっているが、
この事件では、全くの恣意的な判断で10年もの長きに渡り3人の冤罪で苦しんだ事実をどう捉えればよいか絶望する。
1週間も犯行日が、ズレたら事件として成り立たないのは国民的常識として当たり前である。
それでも起訴した以上、何が何でもメンツの為か事件として、継続して審理する裁判所の思考パターンは理解できない。
99.98%の有罪率は、人間である以上あり得ない。この99.98%の有罪率は、誰の為に有るのか?
この国は北朝鮮以上の社会主義国である事実に、絶望しか感じない。
裁判所が覚醒し、本当に真実を見られる日が来るのか?
ミスをしても責任を問われないことの恐ろしさが今更ながら感じる。
いつ誰でも冤罪の可能性があるという事と
裁判所は殆ど頼りにならない事実が目の前に厳然とあることの怖さがある。
普段着のニューヨーク
いつか生活の場としたいNYの普通の日常生活を描いた
一冊です。ひょうきんアナウンサーから脱皮し、ジャーナ
リストとして活躍されている著者にはずっと好感を持って
います。
拾い読み程度でしたが、十分に楽しめました。
麻薬の運び屋にされて
「メルボルン事件」無実の日本人が服役?一体どうしてそんなことが起こったのか?
通訳のミスによってそれが起こったというのが定説になっていたが、この事件がそんなに単純なものではないという事がわかった。
まず、主人公の壮絶な生い立ち、旅行に行ったメンバーのプロフィールを読んだ。暴力団と関係があった人間がその中に含まれていたという事実を全く知らなかった。
通訳のミスの問題だけでこんなことが起こりうるかという疑問が長年あったが、この本に書かれていた様々な要因(となりうるもの)ー人種差別、豪司法当局の汚職、不正問題。日本の警察からの連絡、豪警察と密売人との司法取引、ー
それらは推測の域を出ないが、いまだに闇に包まれたこの不可解な事件の謎をとく鍵になりうるものであろう。
この事件をきっかけに法廷通訳の整備や教育質の向上など日本でも様々なとりくみがされている。そして、旅行者に対してもこのような事件に巻き込まれる可能性があるという警鐘を鳴らした。
しかし、バックの大きさだけで(これも推測だが)一方は日本に強制送還、他方は10年も異国の刑務所暮らしとは、人生はどこでどうなるかわからない。
忘れかけている事件ではあるが、服役した彼らの時間はもどらない
絶対風化させてはいけない事件だと思う。