ピアフ愛の手紙―あなたのためのあたし
流し読みできます。延々と愛の言葉が続くからです。エディットピアフの自伝と併せて読むことをお勧めします。彼女の人生を思い浮かべるのには、導入剤としてこの本は最適だと思います。
日本語ライセンス版 プーランク : ピアノ作品集 第1巻 「15の即興曲」
プーランクはドビュッシー以後のフランス近・現代作曲家「6人衆」のなかの1人。彼の音楽はとてもお洒落で洗練されている。1巻では、15の即興曲集を全曲収録。なかでも、クラシックとポピュラーを融合させたような、第15曲目の「エディットピアフをたたえて」は1度聞いただけでそのとりことなることまちがいなし。なんども繰り返されるテーマをどう色合いを変えて弾き進めていくかが醍醐味。堅苦しくなく、さらっと弾き始めるが、自然と聴衆の耳を釘付けにしてしまうことまちがいなし。他に「シューベルトをたたえて」や技巧的な曲、美しい曲、どれも3~5ページで弾きやすく、お気に入りの曲を3曲選んで続けて弾けばちょっとした発表曲にも・・。
愛の讃歌~歌と愛に生きた劇的な生涯~ [VHS]
エディット・ピアフ 名前と彼女の歌うシャンソンを少しは知っていましたが、この映画を見て彼女の生涯に魂を揺さぶられ、私の耳元で「眼醒めよ!」と叫ぶ彼女の声を聞いたような感覚におそわれたのを今もはっきりと憶えています。それほど衝撃的な出会いでした。
人生の歓び悲しみを知り尽くした彼女の歌に嘘はありません。
ピアフの歌声そのものはあまり好きではありません。しかし私を捉えて離さない魅力があります。愛の讃歌、聴きなれた日本語の歌詞よりも原詩であるフランス語の意味を知りその歌の生い立ちを知った時、ピアフの愛の深さがわかりました。メア・キュルパ(私の罪)、十字架、王様の牢屋、シャンソン・ブルー(青のシャンソン)、私の神様、美しい恋の物語、パダン・パダン、アコーディオン弾き、美しい恋の物語、水に流して、などまだまだ多くの名曲があります。大河は水深くして流れは永遠です。そのことを教えてくれたこの映画を思い出しつつ今もピアフのシャンソンを聴きながら、ピアフを偲びつつ、レビューを書く私です。機会があれば是非多くの人に知ってもらいたい。ピアフの人生の凄さを、そして生きるエネルギーとなるピアフのシャンソンを!
ゲンスブールと女たち [DVD]
ブリジットバルドー
は知っていたが,
ゲンスブール
は知らなかった。
芸術家ゲンスブールの半生。
映像も,音楽もよい。
耳が大きく、鼻がとんがったお面が面白い。
フランス語の唄は聴いていて心地よい。
芸術の中心がパリだということが分かった。