ダイナマイト関西2006~オープントーナメント大会~大喜利王決定戦 [DVD]
前回(2003)のDVDがとても面白かったので、本作も楽しみにしていました。
早速観ましたが、やはり期待を裏切らない面白さで大変満足しました。また、バッファロー吾郎らの副音声解説が楽しく、二回目以降の視聴はこっちで楽しんでいます。もちろん全ての回答が面白いという訳ではありませんが、そういった危うさも全体の流れの一つと捉えて、場の雰囲気を楽しむ…というような観方がいいのではないでしょうかね。
吉本以外からの参戦者の作風も興味深いですし、TV番組ではおミソ扱いの芸人が意外な力を発揮したりで見所も多く、皆でワイワイというよりも一人でじっくりと観て楽しむDVDですね。
ダイイング・アイ
東野氏のほかの作品には、科学的な裏付けがされているものが多く、
非現実的な題材を扱ってはいても、(多くが素人の)読者を納得させる説得力がありました。
有名なガリレオシリーズもそう言えます。
しかし、本書はそのような説得力があまりありませんでした。
非現実性と説得力。相反するようですが、そうなると全てのファンタジーが成り立たない。
名作と呼ばれるファンタジーには、そのような説得力があります。
スピード感もあり、描写もおもしろい。
登場人物、夜の仕事の世界・・・・どれもよく描けていると思います。
最後まで読者を離さない「読ませる」力をもってはいると思いますが、
それだけでした。
だから、読み終わった後の達成感のようなものもあまりありませんでした。
どこか残念な印象です。
スペースハリアー
プレイステーション2版が期待したほどの出来ではなかったので(やり込むとあれはあれで面白いのですがやはり別物)、オリジナルに一番近いものをと思い、セガサターンと本作を併せて求めました。
移植度はまさに完璧、非の打ちどころがありません。
X68000版やSuper32X版は良いと思っていたのですが、やはりこれに比べると一枚落ちます。
キャラクタがでかく、ものすごい迫力なのに、猛烈なスピード感を感じられます。
多少ホーミングがあるので、単純に「乱射乱撃雨あられ」でもある程度先に進めますが、そのうちあまりのスピードに正面衝突するケースが増えてきます。
分かっていても避けられないというのがストレスにもなりますが、その分巧くすり抜けられた際の爽快感が増しています。そして、コンティニューがステージ7と13からしか出来ません。
コンティニューに不満を持っている人が結構いるのですが、もし全ステージコンティニュー可能だったら、ゲーム寿命が短くなり、家庭用ゲームとしては失格で、単なるコレクターズアイテムと化してしまいます。
「先を見たければ巧くなれ」当たり前のことです。
かく言う私は、未だにウィウィジャンボが倒せません。
テレビは既に25インチがあり、アーケード版の小型筐体と変わらない(むしろ操作し易い分良いくらい)環境で、たったこれだけの投資でプレイできるのですから安いものです。
単純なゲームですが、今もってこれほど迫力と爽快感を感じられるゲームは他に出てきていません。