13歳のハローワーク(韓国本)
就職就業形態が多様に枝分かれし、10年20年前と比較し激変していく中での就職読本として興味を持つ10代20代の人が、この本の読者の中心だと思うが、この本に書いてあることがすべて正しい現状だと思って読まないでほしい。
自分は今30代だが、確かにこういう本がもっと前に出てほしかったなとは思う。
私の中高生の頃にはインターネットなんてなかったし、せいぜい図書館で「なるには」シリーズを読んで、多少古くかつケーススタディ程度の内容の知識を得るのがやっとだったからだ。
しかし、よく指摘されているように、この本は職種についての著者の独断と偏見がひどい。
著者は今の10代、中高生のために書いた、なんてことを言っているが、著者の自覚していないところでの主張、先入観が大きすぎる。
500種以上の職種を短時間でアシや委託にリサーチさせた後、その職に関係する本に1,2冊目を通し、後は主観100%で書いてしまったというのが読んでいるとありありと感じられる。
内容についても誤り、不十分、知識不足が見受けられる。
日本の伝統工芸についても、著者はその多くが中国大陸、朝鮮半島から来たと書いているが、朝鮮半島については実際のところパイプ役になった程度に過ぎないし、ほとんどが中国大陸から来たもので、日本が独自の改良をして日本固有のものとなったものである。
この本の正しい読み方は、興味を持った項目についてさっと読み流し、後に自分で図書館へ行き、その職種関係の本を読んでみたり、ネットで調べてみることだろう。
10代20代の皆さん、この本はあなたの助けにはなりますが、あくまで一人のオジサンのアドバイスです。
やりたいこと、自分がなるべき職業は、あくまで自分の力で調べて(そして経験して)探すしかないのです。
13歳のハローワーク Blu-ray BOX
タイムスリップ物で連続ドラマ、全9話で1話づつ完結ながらミステリアスな展開が含まれているので途中で止められない、最後のオチは正直物足りないがまあ一見の価値ありといったところか。
ストーリー:松岡昌宏演じる主人公:鉄平は警察官だが生活安全課所属で本当は捜査一課に入りたかったという設定、ある日ハローワークを訪ねて転職を相談するのだがいい答えはもらえずその日は酔っ払ってカラオケボックスで一人一夜を明かす・・・目が覚めるとカラオケがビリヤードに変わっていた(この辺が個人的にはツボ)外に出ると建築中のレインボーブリッジが目に入ってきた、そう舞台は東京の芝浦・・・というか22年前(1990年)にどういうわけかタイムスリップしてしまったのだ。 普通ならパニックを起こすところだがそこはドラマ、中学生の当時の自分自身を探し出し、塾で猛勉強していい大学に入るように説得する・・・当時の流行、バンドブームや来日直前の某ビッグ・バンドなど懐かしい話題も盛り込んで毎回
飽きさせずに話は進むそして何故、誰がタイムスリップをという疑問が最終回まで引っ張ってくれる。
現代と過去を行き来し何とか現在の職業を変えようと必死の主人公がやはり可笑しく、コメディーと言っていいと思う、主に舞台となるのが少年、テッペイが通う塾で毎回塾生の一人がクローズアップされ彼らのキャラクターと22年後の姿が話の軸となる。塾の経営者からいろんな指名を受け大人の鉄平も毎回いろいろな
職業を体験する、大きなテーマは職業の選択、転職なのだろう、今不景気で転職を余儀なくされている大人も多いからタイムリーなドラマなのかもしれない。
当時子供だった人、当時から大人だった人におススメしたい、とくに後者にはあのNHKの「少年ドラマシリーズ」を思い出す人もいるかもしれない。
13歳のハローワークDS
タイトルからわかる通り、13歳の子が街で職業体験をすると言う設定のゲームです。
ちなみにパッケージは男の子と女の子の2人が描かれていますが主人公は右の女の子です。男の子はこの女の子と名字が同じという理由で一緒に職業体験するハメになってしまった子です。(詳しい話の内容はつまらなくなるかもしれないので書きません)
体験できる職業は以外に多く30近くあり、1つの職業に2〜3個のミニゲームをやる、という感じなので数は多いです。ただ、多い為か1つのミニゲームはかなり浅い内容に感じました。
ストーリーもしっかり作ってあり、台詞も全部ではありませんがしゃべります。時折、アニメが入るので取っ付きやすいと思います。(なぜかキャイーンの2人が声優出演している)
個人的に思ったのですがよく見ると女の子の前髪の一部がなぜ黄色なのか不思議に...と、とにかく大人には物足りない感はするかも知れませんが作り込まれてはいますから、気軽にプレイしてみるのもどうですか?
13歳のハローワーク DVD-BOX
原作を読んだことがありますが、これをドラマにするって、どんな風に!?と思っていました。
原作は小説ではないので。
主人公がタイムスリップで過去の自分の所に行き・・・
ありがちだけれど、松岡さんなら見応えあるドラマにしてくれそうだなと期待して見ていました。
期待通り、回を重ねるごとに主人公の熱さや行動力に笑ったり泣いたりしながら見てしまいました。
主人公だけでなく、塾の同級生たちを毎回取り上げて、それぞれが悩みながらも自分を見つめ、「仕事」について考えていくところがおもしろいと思いました。
どの子どもも、最後に見つけたのは「本当の自分」だったので、とても清々しい気持ちで毎回ドラマを見終えることができました。
私自身も「仕事」というものについて、改めて考えさせられました。
演技という点では、横山裕さんがよかったと思います。これまでは少し怪しい役(左目探偵EYE、ザ・クイズショウなど)が多く、そのような役が上手だなと思ってきました。
今回はどちらかといえば「普通」の青年。なんでもそつなくこなすけれど、これといってやりたいものがない。
だるそうにしているけれど、本当は自分自身への苛立ちもあったり・・・
高野という青年の微妙な立ち位置や心情を、ちょっとした表情や動きで表していたように思います。
アニキこと松岡さんとのやりとりもおもしろかったです。演技の幅がものすごく広いことを知りました。
特に最終回、古田高野と重なったシーンの横山高野の笑顔・・・笑顔で泣かせられるとは思いませんでした、まいりました!
古田新太さん、桐谷美玲さんも個性的な役柄をどこか憎めない可愛らしい感じに演じており、とにかく楽しく見ることのできたドラマです。
特典映像に期待して、DVD到着を待ちたいと思います。
羽田空港の奇跡/KIBOU(通常盤)
TOKIOもすっかり大人になり『羽田空港の奇跡』のような曲が似合うようになってきました。
“オトナの昭和歌謡曲ロック”という、キャッチコピーどおりです。
けれど私が一番好きなTOKIOは『KIBOU』に象徴される姿。
現状では音楽番組で演奏される機会がないのが非常に残念。
力強いストレートなメッセージを一人でも多くの方に聴いていただけたらと願っています。
『ストロボ』はHIKARI氏の楽曲。TOKIOファンにとっては信頼のブランド。
相変わらずの名曲です。
『PERFECT LIFE』は山口・国分・長瀬のお三方がボーカル。
これも実にTOKIOらしい仕上がり。
『KIBOU』の発売日が変更になり、いつも以上に待たされた感のあるシングルでしたが、それを補う素晴らしい出来でした。