通常学級の特別支援─今日からできる! 40の提案─
とても平易に読みやすく書かれていますが,通常学級のなかで特別支援教育を行うための基本的な考え方や大切なポイントがしっかり押さえてある素晴らしい本だと思います。
教師が「困った子」と感じるこどもは,本当は「困っている子」なんだと考える,というのはもちろんのこととして…。
特別支援教育を行うためには支援の必要なこどもを支える雰囲気を学級全体に作り上げることが大切だということ。
そのためにはどの子もひとりひとりが大切な存在だと伝えて,こどもたちが大切にされていると実感できるように配慮することが重要だということ。
さらには,こどもたちみんなにとって理解しやすい授業のなかでの工夫や,親御さんと関わるうえでの大事なポイント(教員はチームとしてこどもたちを支えていると伝える,こどものよいところをきちんと親御さんにフィードバックする,など)も漏らさず書かれています。
特別な支援が必要であろうがなかろうが,こどもたちがHAPPYに過ごせるような学級・学校を作るコツがいっぱいの本。
ぜひすべての学校の先生に読んでいただきたい一冊です♪
第77回(平成22年度)NHK全国学校音楽コンクール 小学校の部
中学校・高等学校の部のレビューに続き、最後に投稿させていただくのは小学校の部。実は小学校の部に関しては幸運にもNHK
ホールで鑑賞する機会を得会場での感動を直接体験したので、思い入れもひとしおである。
今年の課題曲のテーマは「いのち」。小学校の部の課題曲は「いのちのいっちょうめ」、小学生には少々重いこのテーマを里乃塚
玲央氏のシンプルな詞、横山裕美子氏の親しみやすいメロディーにて、「身近な喜びの中に感じるいのち」を表現した楽しい曲だ。
小学生の部の自由曲選択は他の部門以上に「いのち」を意識したバラエティ溢れる選曲が各学校とも印象的だった。それは自然
の中に感じられる生命であったり、友人の死をテーマにした楽曲であったりと様々だが、どの学校も小学生らしい素直で透明感あ
る発声でこの重いテーマに等身大で向き合っている様子が窺え、実に感動的なステージであったことを述べておく。
高等学校の部のレビューにも書いたが、近年の参加校のレベルの上昇により全国大会出場校の実力はほぼ横並びと言って良く
、実際審査が例年より長引いたのも各学校の評価が拮抗していたからだろう。
その中で、見事2年連続金賞を受賞したのが目黒区立油面小。実は事前の知識なしに鑑賞したため、どこが優勝候補なのかも全
く分からない状態で演奏を聴いたが、拮抗していた学校群の中でもここの演奏はやはり頭一つ抜きん出ていた。日頃の早口言葉
練習の成果であろうか、一つ一つの言葉の発音が非常に明確、かつ発声にばらつきがなくブレス使いも丁寧。自由曲の「マホウツ
カイの日々」も変に技巧に走ることなく、小学生にとって等身大で取り組め好感が持てる素晴らしい楽曲かつ演奏であった。
他にも上述した通り、小学校の部の自由曲には素敵な演奏が多かった。自然の生命の素晴らしさを素直な発声で歌った愛媛大附
属小の「花」、日常が動き出す朝の風景を素敵なワルツで綴った郡山市立大島小の「朝のワルツ」、躍動感あるテンポで太陽のエ
ネルギーを賛美した広島市立南観音小の「お日さま」(個人的には最も感動した演奏の一つ)、最早演奏する子供達には実体験が
無い阪神淡路大震災で亡くなった少女を歌った神戸市立住吉小の「ゆめのふうせん屋さん」…子供達の素直な発声によるいのち
の真摯なメッセージはそれだけで深い感動を呼ぶものだった。
「いのち」について、子供達から深く考えさせられる名演奏の詰まった本作、是非お手にとっていただだければ幸いだ。
通常学級での特別支援教育のスタンダード
これほどまでに具体的でわかりやすく、取り組みやすい実践書は観たことがありません。
各学校に1冊は置いて欲しい使える1冊です。
日野市の現場で取り組んでいる先生方の知恵が満載で、今日からすぐに実践できる困った時のバイブルです。
カラーの写真が盛りだくさんでとても見やすく、具体的なツールの作成法もわかります。
間違いない1冊なので、本当に本当にお勧めです。
買ってよかった。
教師、スクールカウンセラー、保護者、その他教育に関係する方々、どなたが読んでも参考になると思います!!
教室でできる特別支援教育のアイデア172 小学校編 (シリーズ教室で行う特別支援教育)
実によく考えられたもので、本当にすぐ使えそうです。問題は取り組む先生の側で取り組んでいただける時間があればというところでしょう。本当に、活用すればかなり変わるのに。
YAGI 地上デジタルアンテナ ブラック UWPA(B)
大阪南部の泉州地域に住んでいます。大阪の生駒方面にある大阪局からは、20km以上離れています。中〜弱電界地域に属するものとおもわれます。
この製品はブースターを要しないのに(電源必要なし)窓際の室内に設置して、見事全局受信(サンテレビも含めて)に成功しました。
ポジションによっては、NHKやテレビ大阪がブロックノイズになったりしましたが、液晶テレビのアンテナレベル表示画面を見ながら、2〜3分でベストポジションを探し出せました。全局で50〜60のアンテナレベルを維持しています。
テレビの設置前に購入していて、テレビの設置業者の人も
最初は「室内アンテナじゃ期待しないほうがいいですよ」と言っていましたが、放送局をスキャンし始めて「何じゃこのアンテナ!ここまで映るとは!!」と若干ビビッていました。
住んでいる地域によって差はあるかとおもいますが、まずはこのアンテナを試してみるのをオススメします。
ちなみにこの商品は動作利得(感度の良さ)が4〜5となっています。これでダメだった人は動作利得が6〜9のパナソニックTA-DUF01を試してみるのもいいかとおもいます。
<追記>
色々と調べましたが、どうやら地デジ受信には、電波発信局からの距離はあまり関係ないみたいです。(受信エリア内)
実際、都会の方でも局方面にビルなどの障害物が多ければ受信は困難になってしまうし、逆に田舎の人でも周りに高い建物がなければキレイに受信できるという話を多く聞きます。
エリア内では、局からの距離を心配するよりも自宅周辺の建物や立地、環境などを注意しなければいけないとおもいます。
あと、地デジは、映るか映らないかの問題なので、受信強度が高ければ高いほど鮮明に見えるといったことはないはずです。逆に受信強度が強すぎるとノイズが発生するという報告もあります。
そのようなことを考慮し、自宅に合ったアンテナ探しをしましょう