超星神グランセイザー 1 (マガジンZコミックス)
TV本編の設定にも深く関わってきた作者だけになかなかツボを心得ています。週一放送と月刊連載の差をうまく再構成してクリアしてるのではないでしょうか。個人的にはタウロン=松坂直人の登場シーンがTVより筋が通ってる気がしました。絵柄がなんとなく古い気がしますが掲載誌に他の特撮ベースのマンガが載っているからだそうです。それもグランセイザーの、どことなく漂う懐かしい少年マンガ臭さと相俟ってていいのではないかと思います。
爆乳戦隊パイレンジャー [DVD]
よくぞご本家東映が許してくれた(未認可?)という企画モノ。
キャラはしっかり立っております。侠気(?)はあるのになんだか頼りないレッド。武闘派のブルー。関西弁でつっこむグリーン。食ってばかりのおマヌケなイエロー。モエモエでほんのりイヤミなピンク。そこにからむ謎の美女。
一方、悪の組織は首領を始め怪人達男性陣はすべてナサケなく、Tバックの女性幹部ひとりが息まいています。
ビキニシーンやセクシーシーンもありますが、気の抜けた台詞や演技を目のあたりにしていると、せちがらい日常のイライラから癒されるような気がします。肝心のストーリー、ありがちながらも退屈させず本家の精神を受け継いでいます。脚本&監督の人はすげーファンかマニアなんではないでしょうか。単にパロっているだけではなく、本家に対する愛情さえ感じられます。
女性は7人登場しますが、個人的にはアームレスラーの『悪の女幹部』が一番魅力的にみえました。