BUNRAKU ブンラク 【DVD】
テコンドーの黒帯を持ってらっしゃるだけあって、ホンモノなアクションです(笑)
ジョシュさんは殆ど重たそうな(強そうです)パンチのみですが、華麗にキメル回し蹴りなど、うっとりです。
アクションが好きなので、格闘シーンが多いこの作品は、見ごたえ充分!(格闘技が苦手な方には少し長く感じてしまうかもしれません)
英語に関しても違和感がなく、英語でも美声です。
本当に気絶してしまったシーンなど何度も見てしまいました。
それだけに迫力満点です。
豪華な顔ぶれだし、皆さんに見ていただきたい作品です。
ノートルダムの鐘 [DVD]
とにかく音楽のクオリティが非常に高い!
私は日本語で見るタイプの人間ですが、ここまでコーラスの美しさを最大に引き出した名曲が揃っているディズニーアニメはないんじゃ?と思ったほどです。
1曲目でぐっと引き込まれ(ディズニー定番の手法ですが)、ゴッド・ヘルプの日本語歌詞には感嘆のため息。
「ゴッドヘルプ救いを与えて……」
迫害されているジプシーが歌うからこそ胸に染みる一曲です。
悪役のフロロー判事が、善なのか悪なのか境目がわかりにくいのもポイント。
正直な話、カジモドを井戸に捨てようと本気で思えば出来たはず。でも、それをしなかった。
少しはこの人にも優しい部分があったのかもしれない……と思わずにはいられませんでした(超好意的解釈ですが)。
美女と野獣のガストンに何処か通じるところを感じさせるキャラです。
最後に☆−1の理由。
シナリオの詰めが甘い。説明不足と言うべきでしょうか??
私が初めてノートルダムの鐘を見たのは小学生のとき。知識がないから、何故ジプシーが迫害されているのか理由がわからない。
最後まで見たものの、面白味は全く感じませんでした。
この説明を何とか組み込めていたら、もっと幅広い年代層に受け入れられたのでは……と思うと少し残念。
実を言うと、同じ現象がポカホンタスでも起きていました(笑)
強いテーマや訴えを持った内容のディズニーアニメは、説明的部分を入れるべきです。
ギャグシーンが多いムーランやヘラクレスとわけが違うんだから……。
ダブル・レインボー
ケヴィン・マホガニーのアルバムではこれが一番のお気に入りです。
アップテンポの曲もいいしスローテンポの曲も味わい深い。
サポート陣がまた良い仕事をしています。
男性ヴォーカリストといえばこの人のこのアルバムを
お奨めいたします。
BUNRAKU ブンラク 【Blu-ray】
本作のテイストは「キル・ビル」に「ディック・トレイシー」を掛け合わせたような
もので、観る前は「またヘンテコなチャンバラ映画か」と思っていた。
しかし、そこに漂う雰囲気やVFXを多用したセットにも違和感が無く、日本人が
登場する作品としては上出来じゃないかと思う。
もちろん殺陣の精度や所作などはなっていないけれど(笑)、重要なのは日本人同士の
会話ではきちんと日本語を喋っていることだ。
普通、ハリウッド作品は字幕を嫌うので、主人公が絡むシーンなどはなぜか外国人も
英語で話す、という摩訶不思議な光景が繰り広げられるのだが、本作にはそれがない。
菅田俊はもう「キル・ビル」「ラストサムライ」でハリウッドから気に入られたのだろうが、
かなり英語力もあるので、アメリカ映画へシフトしているのかも知れない。
それから海保エミリにはびっくりだった。もともとファッションモデルだが、日本映画出演が
ゼロなのに大抜擢されて、大役を見事に演じていた。
英語と日本語がネイティブに話せるのはやはり強い。なぜ今まで日本映画界が起用しなかった
のか不思議なくらいの魅力があるので、今後も楽しみな女優誕生だと思う。
GACKTはJ・ハートネットやW・ハレルソンと互角に渡り合う準主役をこれまた見事に
こなした。サムライにキャスティングしたハリウッドは、さすが見る眼がある。
クレジットも3番目の登場であり、堂々とした素振りがカッコ良かった。
ハリウッド勢もR・パールマンからD・ムーアまで華々しい顔ぶれで、どうして全米で
当たらなかったのかが不思議だ。ユニヴァーサルあたりで派手に公開して欲しかったなあ・・・。
D・ムーアと海保エミリのツーショットなんて、これまた日本人から見るとワクワクする。
VFX爆裂の作品なので、出来ればブルーレイで堪能したい。
ちなみに原題も「BUNRAKU」である。星は4つです。
シッピングニュース【日本語吹替版】 [VHS]
久々に繰り返しみたい作品です。迷わずDVDを買いました。
淡々とした不幸な人生が、じわじわとハッピーな日常へと変化していく様子が描かれていて鳥肌ものです。まさに「人生再生のドラマ」なんですが、これがまた、必要以上に深刻ぶっていなくて、あちこちで笑えるシーンが盛り込まれていて楽しい。「ああ、日常ってこうだな」と。
キャストがまた最高!ケビン・スペーシー、ジュディ・デンチ、ケイト・ブランシェット、スコット・グレン・・・ひと癖もふた癖もあるキャスト達が「こういう役がやりたかった」とばかりに役作りしていてド、それぞれの演技にドキドキしました。しかも、誰一人浮いていないのがすごい!
アカデミー賞とれなくても全くOK!事前キャンペーンをしそこなったから、ノミネートすらされなかったなんて、まさにこの映画らしくていいですよね。