Edge
田中信正は日本におけるフリージャズの第一人者である佐藤允彦に師事した経歴を持ち、
その奇抜なプレイのみならず独特の演奏フォームからも極めて非凡かつ
「変態的」なイメージを抱かせるピアニストである。
私は2年前の大晦日に期せずして聴いた彼の「A列車で行こう」を決して忘れない。
ベテランドラマーの村上寛を振り落とさんばかりに白熱する彼のピアノソロは
「A列車」というよりも「暴走特急」と呼ぶのが相応しく、その音の洪水に呑み込まれた私は
終演後、その凄まじい音楽が感性の域値を超越して放心状態に陥った。
その切れ味鋭いインプロヴァイズは脳みそに「天才」の2文字を刻ませるには充分なものであった。
そして本作「Edge」である。
田中信正kartellというトリオ名義では2作目でありデビュー作から実に6年越しに発表された作品となる。
全て彼のオリジナル曲で構成されているがその水準はおしなべて高い。
その楽曲はどれも独特のポリリズムを含んでいるのが特徴的で
意外なほど(?!)均整のとれたメロディーで構成されているのが印象的である。
随所に入るフリージャズ的アプローチも彼ならでは。
しかしながら結局CD媒体ではライブにおける彼の「暴走」を目撃したときのような
カタルシスを得られないのが事実である。名実ともに日本のトップに君臨している
山下洋輔とのピアノ対決の際、名ドラマー森山威男をして「全く負けていない」とまで言わしめた
彼の高いポテンシャルの片鱗を覗かせるのは、本作においてはタイトル曲の「Edge」に限られる。
それ故に本作の魅力は前衛的かつ先鋭的なピアノトリオのサウンドスケープに尽きると断言して良い。
ここでの彼は明らかに総体的なトリオ表現の方に注力しており、その完成度は前作よりも際立っている。
寧ろ彼が脇役として参加している森山威男の諸作品の方が奔放な顔を見せているのが面白い。
第40作 男はつらいよ 寅次郎サラダ記念日 HDリマスター版 [DVD]
青森新幹線開業で何かと引き合いに出される小諸。余りにも小諸を知らない人や偏った報道が多いため小諸出身の私から真実の小諸を紹介する。軽井沢高校卒業後進学就職で関東に数十年外から見ると確かに東信の玄関口としての小諸駅は衰退が著しいと感じている。小諸は交通の中心から外れたと言われるがはたして本当なのかそれは間違いである。小諸は高崎起点の国道18号と韮崎起点の141号の交差する佐久地域の交通の中心地である!その他にも小諸起点の県道小諸上田線と小諸軽井沢線があり別名浅間サンラインと言われている。小諸市平原交差点は国道18号と141号の交差する所でそこにグリーンロードが接続し浅間サンラインにつながっている。上信越道小諸インター北口は浅間サンラインに接続し南口は国道18号に接続している。佐久市は141号と佐久インターに商業施設を蓄積その交通整備のために道路を整備したのを佐久地域の交通の中心と言ってる様だが単に佐久市内の道路整備を行ったに過ぎない。佐久市は141号の通過点で中心地ではない。141号の中心地は韮崎、小諸、上田である。鉄道についても佐久市は新幹線以外の小海線は単線で小諸市と小淵沢にしか接続されていない。小諸駅は長野市や上田市等の長野県の中心地域と直結している。篠ノ井で乗り換えればJR東海の特急しなので松本、塩尻、名古屋などに行く事が出来る。将来的には篠ノ井乗り入れの名古屋からの特急(仮称ワイドビューあさま又は軽井沢)が出来る事に期待したい!これが出来れば特急での信州3大名城めぐりが実現する。東京方面から中央本線で松本観光の人も利用可能で上高地、安曇野観光と懐古園、軽井沢観光が楽しめる!小諸市と渥美清さんのつながりは男はつらいであるが小諸の風景や人情が気に入っており寅さん会館の設立も大変喜び生前身体の調子の悪いなか何度も足を運んでもらっていたようである。渥美清さんが愛した小諸は、観光で高速バスの新設や軽井沢との間の増便等の効果があり2010年度183万人と軽井沢の4分の1弱の集客と4分の1強の売上がありました。物品販売もデパート2店徹退時に新幹線開業前の2400億円から800億円と3分の1に急落していましたが1010億円(佐久市1990億)まで回復しました。佐久市は小諸市の3倍の店舗数がありますが、ほとんどがチェーン店のため地元の企業の中心の小諸市の方が1店あたりの売上が佐久市の1.6倍あります。駅前もゴーストタウンと呼ばれていたがビル解体アーケード徹去、電柱の地中化、大手門公園の整備あいおい公園の新設、3年後完成の5階建ての市役所と渡り廊下で接続の6年後完成の8階建ての小諸厚生総合病院(ドクターヘリ対応)と再開発中である。渥美清さんの愛した小諸市復活はまじかだ!
魂の発見──時代の限界を突破する力
正直!びっくりしました!
まさかここまで魂に力があるなんて思ってもいなかった!!
いやー、これは人生変わるよ!!
高橋さんの本は何冊か読んだけど、この本が一番インパクトあった。
何度も読み返したい・・・・・、本当の人生の仕事がしたいと思った。
デンマークの椅子
世界中のあらゆる国を見回してもデンマークほど多くの椅子デザイナーを輩出した国はな
い、というのは誰もが認めるところだろうと思います。超有名どころだけでも 「アルネ・ヤコ
ブセン」「ハンス・J・ウェーグナー」「ボーエ・モーエンセン」「フィン・ユール」 そして 「ヴェル
ナー・パントン」と、そうそうたるメンバーの名前が挙がります。
そのデンマークの椅子デザイナーが生み出したいわゆる "名作椅子" を素晴らしい写真と
三面図で紹介したのが本書です。その写真は全ての椅子について『正面、真横、真後ろ、
斜めの4方向から撮影(帯の紹介文より)』 された 31cm×23cm の大型本であり、これ
はもはや写真集というよりも図鑑、研究資料と言った方が的を得ていると思います。
決して安価な本ではないですが、その充実した内容を考えると購入したことを少しも後悔し
ない "バイブル" 足りえる名著であると断言できます。
なお、著者によるあとがきに "パートII の発行も近い将来予定している" とあり、否応なく
続刊が期待させられます。