シャリース(初回限定スペシャル・プライス盤)
普段あまり洋楽は聞かないのですが、久しぶりに洋楽で最後まで飽きずに聞けるアルバムに出会いました。
とにかく声がすばらしい。透明感のある、それでいてパワフルな彼女の歌声に心が共鳴しました。
Lonely Planet Philippines
アジア人気とは言えてもフィリピン関係本は少ない現状。
ガイドブックもセブ島などで贅沢な時間を過ごす人向けがほとんどです。
そこで本書を購入しました。
安く滞在するコツから安全対策についてもしっかり書かれています。
宿代が他の東南アジア諸国より高めで治安が心配な点についてもしっかり
カバーされています。
比較的平易な英語で書かれているので読み易いとも思います。
フィリピン「超」格安英語留学
良書だと思います。感想を箇条書きにします
#この本の全体像
*かなり作りこまれている印象です。
*宣伝色がほとんどないことが良い
*写真や絵がほとんどなく、華やかさに欠けるかも。
#内容について
*痒いところに手が届くという印象。
*あくまで中立に近くフィリピン留学の長所短所を説明している。
*英語が不得意な人向けというかTOEIC300点からスタートして600点を越えたという話
*しかしTOEIC700点代の私にも十分有用だと思う
*行く前の心構えから準備するもの、留学後どうするかとかかなり現実的、実用的で留学本にありがちな浮わついた感じがしない
*結構まじめで硬派な本なので華やかさを求める人には向かないのでは?
*経験者の声がかなりのページを使って載せられているので説得力が増す。
#私の感想
*skypeを使ってフィリピン人に英語を教わっているのでツイッターでたまたま世界一周をしている作者をなんとなくフォローしていた。
*彼のtwitterでフィリピン留学に関する本を出したことをつぶやいていたので興味があり購入した。
*作者はまだ20代、日本の若者が頼もしく感じられた。ゆとりとか草食系とか言われるけれども実はグローバルな意識をもつ若者はたくさんいるのだ。ということがうれしかった。(私は30代ですが…)
*日本人は英語が苦手でそれが障害となってグローバル化が遅れる理由の一つと言われている。お隣の韓国では英語の重要性が意識され、同じアジアにあり安くいけるフィリピン留学が身近になっている。だから私たちにもきっとできるからがんばろうぜ。と励まされているような気になった。
神の子たち [DVD]
この映画の舞台はフィリピンのケソン市というところにある
パタヤスゴミ捨て場。そこで、ゴミを拾って生計を立てている
数家族にスポットを当てています。映画タイトルの"神の子"とは
フィリピンでは障がい児の事を指すそうです。
映画のタイトル通り、この映画には障がい児が何人か
出演しています。このゴミ捨て場は劣悪な環境で、
そのために障がい児が数多く産まれています。
5歳までに育つ子どもは約30%、50m置きに1人
障がい児が産まれていると四ノ宮監督の手記に書いてありました。
この映画は偶然にも、撮影の直後に起こったある悲惨な事故から
始まります。一つタイミングを間違えば監督、スタッフ一同の
命が危なかった2000年7月のゴミ山の崩落事故。
この事故で1000名以上が犠牲になり、政府が危険だと判断、
ゴミが約半年間搬入されない時期があったそうです。
この映画はゴミを収入源にしている人々が、ゴミの入らない
この半年間をどのように生き延びたかを撮影しています。
私が何をおいてもこの映画で学んだのは、
極限状態の生活では何よりも食事することが大切なこと。
食べることが出来なければ生活はこんなにもすさんでしまう
ものなのか、ということが少しですが実感できました。
そして食べることを支える、働くことの大切さも。
ここ日本では、この様な事に気づくのはとても難しいところです。
私はこの映画を見て仕事に対する考え方が少し変わりました。
そして自身を振り返るとなんて贅沢な暮らしであることか。
この映画を見て今までの生活を改めざるを得ませんでした。
ゴミがないと生活できない人たちがいて、片やどちらかといえば
ゴミを出さないように指導されている私たち。
この問題に接点はあるのでしょうか。とても虚しい気がします。
この映画は先進国に住む私たちが知るべき問題をとても多く
含んでいる映画だと思いました。