ラブミースルーザナイト
凄くいじらしくて、はやく気持ちを伝えなよ!と思ってしまうCDです。それが好みにわかれちゃうかもしれません。
三木さんが切なくエピソードを語り、ただ好きなだけなのにと1人泣くシーンでは私はぼろぼろに泣いていました。
是非聞いていただきたいです。
…ただ、出会いは中学のころ、を三回くらい言っててふいてしまいました。言い過ぎです。
機動戦士ガンダム00 セカンドシーズン1 [DVD]
一期では中盤あたりからおもしろくなったんですが、この二期では最初から展開が熱くておもしろいです。それと制作陣の方々に対してアタマが大丈夫かと言ってる方がいますが、ちゃんと見ていてその疑問が浮かんだならそちらの方が心配です。
実務家のための税務相談 民法編
税理士事務所、会計事務所の所長先生そしてスタッフの方には、是非手に取っていただきたい本です。これを読み終えて理解できた時には、新しい武器が手に入ったと実感できると思います。
税法と民法というタイトルの本はこれまでにも何種類か出版されています。だいたいどれもページをめくると民法に占領され尽くされており、税務の実務家には使いこなせない恨みがありました。
ところがこの本は、同様の本と似たような体裁をとりながらも、まるで違っています。
どこが違うのか。
それは間違えれば税金の納付金額に直結する、非常にリアルな世界のお話しを中心に据え、かつ「何よりも課税問題を民法の理解と整合的に説明するように、努力し」た成果だと思います。
本の作りも、1Case、2民法の理解、3税法の理解、4examples、そして5実務家へのアドバイスと、実践的な構成になっています。
そして著者は、あの立命館の三木義一教授と知る人ぞ知る関根稔先生(税理士・公認会計士・弁護士)、山名隆男弁護士,占部裕典教授です。読者に損をさせるわけがありません。
例えば売買契約には、こんな問題があります。
●AからBに、取得価額1億円、相続税評価額3億円、実勢価額5億円のマンションを3億円で譲渡した。各々の課税関係を述べよ。
税金名 課税金額 税金名 課税金額
個人A( )( )から個人B( )( )への譲渡
個人A( )( )から法人B( )( )への譲渡
法人A( )( )から個人B( )( )への譲渡
法人A( )( )から法人B( )( )への譲渡
よくありそうで、パットは答えられなかったりします。
答えは、是非ご自分で確かめて下さい。
転々 プレミアム・エディション [DVD]
三木監督の作品を初めて観る方は「何とヘンテコな!」と思うかも知れないが、いつも三木組のシャシンを観ている人から見れば「けっこうフツーに作ってあるじゃん」と思うだろう。岩松了、ふせえり、松重豊の3人組は、いつもの三木ワールドを醸し出していたが、何と言ってもオダギリジョー、三浦友和の芝居が「一般映画」に近く(笑)、ほのぼのとした秀作に仕上がったのだと思う。オダギリは三木組の常連であり、かなり突っ込んだヘンテコ芝居もするのだが、三浦の演技力がそれを程よく抑制した感じ。また小泉今日子と吉高由里子も、明らかにいつもの演技とは違うが(笑)、本作に華やかさを添えていた。特に吉高のヘンテコな歌は、もう他作品では二度と聞けないかもしれないし。いつもの不条理ではなく、計算された脚本であることも「落ち着き感」の要因になっている。アソクミの「楽屋オチ的」特別出演や、畳を投げ飛ばす笹野高史も嬉しかった。派手な作品ではないが、観る人を選ぶいつものタイプではないので「ちょっと三木作品はなあ・・・」と思っている人にも、ぜひ観てもらいたい一作である。星4つ。
劇場版 機動戦士ガンダムOO ―A wakening of the Trailblazer― COMPLETE EDITION【初回限定生産】 [Blu-ray]
多くの方が本編についてレビューされているので、特典DISCのほうをレビューします。
本編DISCの仕様が
ドルビーTrueHD(5.1ch)・リニアPCM(ステレオ)/AVC/BD50G/16:9(1080p HD)
に対し、特典DISCのほうの仕様は
リニアPCM(ステレオ)/AVC/BD25G/16:9(1080p HD)・一部(1080i HD)
となっており、特典アニメーションのアナスタシアなどで、若干画質の荒さが目に付きますが、内容としては充実しています。
特典DISCの内容はどれも、まだ映画本編を見ていない人に配慮したものとなっているので、先に見てしまっても問題ないかと思います。
まずTV放映版をまだ見ていない人のための、TVシリーズガイドなるものがあります。
ナレーションとテロップがTV放映版のあらすじを大まかに解説してくれるものですが、
あくまで概略のため、当然マイスターの過去や一部のCBメンバーが去った理由、
その他多くのキャラクターたちのドラマを到底理解することは出来ません。
本当に簡潔なものですが、TV放映版を見ていない人にとっては世界観を把握する上で重要な役割を持っています。
アナスタシアはアニメ二期の後で映画本編に入る以前の、中間にあたる時期。
色々なキャラがこれまでを振り返る、50分程度のボリュームある内容です。
前述の通り、絵はほぼTV版の再利用ですが、声は恐らく新たに収録されたものだと思います。
ただ、こちらはTV版において、キャラの人格形成の根幹となった印象深いストーリーで構成されています。
よって、映画本編を見たとしても、TV版を見てない方は視聴を控えたほうが良いかと思います。
こういったまとめのような形でなく、色々なキャラの境遇や関係を十分に知り、そうして初めて、感動を味わってもらいたいですから。
地球、宇宙を舞台にした壮大な世界観は、一見今の私たちとは無縁のものに思えますが、実は描かれていることは密接していて当たり前のことばかり。
どんなに時代が移り変わっても、人とはこういうもの。
そういったことを投げかける、これから長い間親しまれていくことができるようなこの作品を、多くの方に見て、感じて、そして考えてもらいたいです。