ラストエスコート -Club Katze-(限定版)
キャラクターが個性豊かで魅力を感じたこと、ラストエスコート(初代)にはまった経験があったことから、今更ながら購入してみました。さまざまなレビューを参考にさせていただき、予想以上に微妙な出来だと承知したうえでプレイしています。
やはり、作業ゲー的に流れでやってしまう感は否めませんが、ホスト同士の掛け合いはそれぞれの個性が出ていてとても楽しめました。しかし、他の方も書かれていますが、主人公はけっこう冷めている(?)というか大人な対応をするので感情移入はしにくいかもしれません。まぁでも私は主人公の見た目が好みなのであまり気にしませんが(笑)
システムとしてよかったのは既読の会話やイベントのスキップがあり、攻略に煩わしさがなかったことでしょうか。初代しかプレイしていないのもあるのですが、かなりスムーズに進めることができました。
要望としては、グラフィックが綺麗なのでもっとスチルを増やしてもらいたかったこと、永久指名後はもっと甘いイベントを増やしてほしかったこと、ですね。永久指名後も対応があんまりかわらないような印象を受けました。
改善点はけっこうあると思いますが、キャラや声優が好みであれば買いだと思います。
プラネタリウムCD&ゲーム『Starry☆Sky~in Winter~』 通常版
「Spring」から始まってついに「Winter」となりました。
「Winter」では、強引で俺様な会長、笑顔が怖い副会長、不思議なエジソン君の会計・・・の生徒会メンバーと恋に落ちます。ゲームの内容は独立していますので、単独でも楽しめると思います。
プラネタリウムCDでは、「冬の大三角形」、「冬のダイヤモンド」や神話などをそれぞれ一生懸命教えてくれます。
私のゲームの感想は、シリーズの中でも特にシナリオが秀逸だと思いました。私の心に残るセリフや文章がたくさんあり、・・・人を好きになる事の切なさ、嬉しさ、喜び、そして不安を感じることができました。また恋に落ちていく過程(二人の距離など)も丁寧に表現されていたと思います。そして4人で過ごせる時間が会長の卒業までと分かっているので、一瞬一瞬を愛おしもうとする姿には胸が締めつけられました。
相手キャラもみんな素敵な男の子達でした。私の印象では男の子同士の友情も見ていて清清しかったですし、声優さん達の演技も本当に素晴らしかったです。
さらに主人公の好きな人の支えになりたいという姿勢と芯の強さには感情移入できました。
ただ私が唯一残念だと思ったのは、スチルです。私には甘く切ない恋愛シーンにスチルがあまり無かったように思います。それが非常に残念で寂しかったですね。個人的にはやはり乙女ゲームではスチルは重要だと思うので・・・
ゲームとCDの総合評価になりますと、完成度の高さで星5個です。
このスタ☆スカのシリーズは、めぐる季節と星座の特徴を生かした王道の青春ストーリーで飽きることなく春夏秋冬を楽しむ事ができました。声優さん達の素晴らしい演技も大きかったですね・・・拍手です!!
最後になりましたが、この「Winter」をプレイした後には「愛おしい」気持ちでいっぱいになり、心から「ありがとう」と言いたくなりました。
ドラマCD&ゲーム『Starry☆Sky~After Winter~』 初回限定版
そう心から思えるファンディスクでした。目立ったバグもなく、in winterから一年待った甲斐がありました!
春夏秋冬を通して、当たり前が当たり前でなくなるとき、目標に向かって一致団結するとき、大人の世界を知って戸惑うとき、永遠なんてないと感じたとき…恋愛だけではなく、この作品で様々なことを実感しました。
今作ではメイン3人と桜士郎、四季の5名を攻略できるわけですが、どのルートも凄く良くできていると思います。まずメイン3人ですが、号泣しっぱなしでした(笑)BADENDで号泣、エンディングで号泣、Extraで号泣…特に一樹のExtraは本当に良かった!あれは反則だと思います…!桜士郎に関してはスチルがあっただけでも嬉しかったのにあのエンディング…!四季に至っても他の方が書いているように、まさにスタスカの集大成といった感じのルートだったと思います。四季がin spring〜in winterにかけてヒロインや12星座のみんなとどのようにして関わっていたのか、また、本編では描かれなかったエピソードやヒロインの気持ち。「あぁ、こういうことがあったのか」と思う場面も多かったです。
そして今回皆さん気になっていたであろう夏組の絡み具合。秋では春組の絡みが微妙というか、特に錫也好きの方のは痛いルートだったのでこの夏組出演もそうなるのかと構えていましたが…夏組良い人すぎます…!冬やってるのに夏組の好感度が上がりっぱなしです(笑)
スタスカのゲームはこれで終わってしまいましたが、スタッフさんの「スタスカが終わるわけではない」の言葉を信じ、これからも応援していきたいと思います。また何かCDが発売するようなことがあれば絶対買いですね(笑)キャストの皆さん、スタッフの皆さん、本当にお疲れさまでした!
氷菓 限定版 第1巻 [Blu-ray]
10年ほども前、誰かが積んでいた今は亡き「THEスニーカー」に掲載された読み切り、「影法師は独白する」を読んで以来なんとなく気になり続け、新刊は必ず購読している者です。ご多分にもれず、米澤穂信作品では古典部シリーズが一番好きです。このたび氷菓がアニメ化の運びとなりさっそく視聴したのでレビューさせていただきます。ここではみなさん辛口の評価が多いようですが、正直どれも言ってること自体は正しいと思います。僕らのようなシリーズ初期からのファンは、コミック化まではしてもまさかアニメ化してくれるとは思っていなかったから、それだけでもう嬉しいんです。嬉しいから多少の欠点なんか問題にしません。地味だというけど、別にもっと地味でも構わないくらいです。後年黒歴史になりそうなやっつけでなく、望みうる限り最高のクオリティで実現してくれたわけですし。でも、原作を知らなかった人がこのアニメを観て楽しめるかというと、ファンからみてもどうかなと思います。ましてアニメを観て原作も読もうと思う人がどれほど出てくるかいうと、正直高望みはできないだろうなと。感想は人それぞれでしょうが、原作はとにかく読後感がすっきりしなくてモヤモヤとあとを引きます。最高速度まで持っていこうとして途中失速するような、未達成感が付いて回ります。米澤作品はどれもだいたいそうですが。アニメ版もそのへん原作に忠実です。つまりこの作品を楽しめるのは、多くは既存のファンだけかな、と思うのです。でも、僕のあてが外れて、この機会に古典部シリーズのファンが増えたら嬉しいですね。それで著者の筆が加速してくれればなおのこと。もちろん僕はblu-ray全巻買いますよ。将来小市民シリーズもアニメ化してほしいですしね。
氷菓 限定版 第2巻 [Blu-ray]
原作は未読でアニメ3話まで視聴しました
京都アニメ作品初視聴
確かにストーリーは好みがはっきり分かれて万人受けしないと思いますが、好きな人は堪らないと思います
小難しい台詞回しや、日常の気にも留めない小さな疑問を此処まで誇張(良い意味で)して謎解きをする彼らを見ると中高生時代の何かを思い出させてくれます
冒頭の『告白されるかもしれない』という主人公の妄想ともとれる描写は音楽も演出も秀逸でした
スタッフの技量の高さに驚き
あと、面白くないと思うのはそれぞれ個人の勝手だと思いますが、そんなにツマラナイと感じるのにわざわざ『批判して低評価する為にアニメを視聴』するのは如何なものかと思います性格捻くれ過ぎ
ツマラナイと感じるその時間を他の作品を見る等もっと別の時間に当てれば?と