Maybe true
『これからの方向性』を探ってるんだろうな~。というようなカンジがファンにもわかるような時期に、FANATIC◇CRISISが出した作品の1枚。単に「メロがかわいい曲。」と、何も気にせずに聞いていたが、
「同じメロを繰り返し、さらにそのメロを追いかけて弾くことによって、曲に個性を出したい。『追っかけギター』といえばFANATIC◇CRISIS(和也)と言われるようになりたい。」的な発言がメンバーからあった。
そこを意識して聞くと、曲の違う一面が見えてきて、かなり面白かった。しかしその後、追っかけギター作戦はやはり方向性探しの実験の一環だったのか、他の曲ではあまりみない。興味のある方は 『追っかけギター』を意識して聞いてみて、損はないと思います。
ビジネスで一番、大切なこと 消費者のこころを学ぶ授業
マーケティングについて、平易な語り口でじっくりと考えさせる参考書です。
市場調査に4P、3Cといったツールの解説ではなく、ブランドのポジショニングについてじっくりと考えさせてくれます。
ページ数は200ページ程度で読みやすいです。
企業間の競争により商品が似てきてしまうことに対する警告です。
どれもこれも同じような商品ばかりになり、コモディディ化すると、その商品カテゴリーごと無関心の対象になってしまうという怖い逆説を説明します。
そこから逃れるパターンを3例挙げていますが、それで終わりというわけではないことは著者も述べています。
ビジネスに関わるあらゆる人に読んでもらいたい本だと思います。
一般意志2.0 ルソー、フロイト、グーグル
あずまんの世界はほっとする。
あずまんワールドにつつまれた僕らは少しの間、ぬるぬる消費者でいることができる。
原発震災なんて野暮なことは言わない。サブプライムローン破綻・経済危機・・・
世界は終わったどころか、激動している。
けど僕らに何ができるの?何を言いたいの?何を要求してるの?馬鹿なの?死ぬの?
そんな無力感満載の僕らに、あずまんは素敵なビジョンを提供してくれた。
この本は、まるであずまん主催のコミケ会場だ。
いっぱいキャラが登場する。けど本人が明言しているルソーは言うまでもなく、デリダもフロイトもリチャード・ローティもノージックもあずまんの二次制作で、本物とは関係ない。
けど、「らき☆すた」のこなたキャラで遊んでいいじゃない。それとおんなじだ。
思想と技術を一致させる、情報テクノロジーにある無意識の思想を意識化する、活用する、
なんてこともやられていない。
ここには、ただただ情報技術を消費する消費者の感想がある。
けどそれでいいじゃん。
それも一つの生き方で、すべての生き方は相対的なんだから、批判してはいけないんだ。
批判するなんて、あなた時代遅れのサヨクでしょ?アンチには困ったもんだ(笑←メタ視線)
・・・こういうぼくらが快適にすごせる世界が欲しい。電子のなかでせめてゆるくリラックスさせてほしい。
そんなぬるくてへたれな僕らにあずまんは「夢」を提供してくれた。
できればこの「夢」がいつまでもいつまでも続くように。
あずまんには、この「夢」をいつまでも僕らに見させていてほしい。
あずまんは僕らを楽しませてくれる。次は何をやらかしてくれるのだろう。
「日本総コミケ化計画☆発動編」なんてのはどうでしょう。
ニコ生思想地図動画でまたぶち上げてくれるのを期待しまっス!! モコモコ。
医師がすすめるパワーストーン―病気を治し魂を癒す「石」の医力
コンパクトな分、辞書などと違って
いつでも気になった時に開くことのできる
手軽な本です。
自分の誕生日から運命の石を見つけるのが
一番おもしろい。
恋が叶うとか金運を引き寄せるなどといった
ミーハーな石のイメージがこの本のお陰で
深いものになりました。