オンリー・ユー ~愛されて~ DVD-BOX
96年放送当時に覚えた感動は今でも忘れない。
知的障害で透明な心を持つ澄生を演じる大沢たかおは、
ただただ凄いとしか言いようのない程のはまり役。
生まれ持った美しさと誇り、心の痛みを抱えるちひろ演じる鈴木京香は
本当に誠実に表現している。
そして私にとって特に印象的だったのが、
真実の嫌な女っぷりを演じる稲森いずみに見事にはまり込んだ。
真実の意地悪な性格がそのまま稲森いずみに重ね合わせ誤解しそうだった。
(その後のロングバケーションでのももちゃん役などを見て
彼女の演技の幅広さを再確認し、誤解はすぐに消えましたが・・・)
そして全てを盛り立てるのがオリジナルラヴの主題歌。
何度聴いても良いし、ドラマによく似合う。
ストーリーはもちろん、この作品には心打たれる瞬間がいくつもあります。
オンリー・ユー~愛されて~(1) [VHS]
大沢たかおと、鈴木京香の純愛ストーリーです。
他にも言わず(言えず)女性を見守る男性。
慰めようとして、雪だるまをいっぱい作ってたり、
手作りの置物や料理をプレゼントしたり。子供みたいな純愛が切なくなります。
風景も出演者もキレイな作品です!
変身
「朝日のあたる道」Jポップ史上に残る、大傑作だと思います。
まるで映画を観るよう。曲と詞の世界がこんなにも美しく同調した曲は滅多にない。
そこに男っぽい田島さんの歌声がどこまでも伸びていく・・・何度聴いても、胸がいっぱいになります。
他の曲も心に残る素敵な曲ばかりですよ。
「STARS」のハードボイルドテイスト、「接吻」の陶酔、「プライマル」のせつなさ、
「オレンジ・メカニック・スイサイド」の狂気・・・きっとお気に入りの一曲が見つかります。
曲・詞もいいですが、田島さんの歌がことに良い。ほんと、この人の声には魔力があると思う。
プライマル
以前、FM放送で、曲名を聞き忘れ、流れてきたこの曲が、私の心に焼き付いてしまっていた。演奏は、オリジナル・ラブである事だけは判っていた。それ以来、色々なベスト盤を買い求めては、はずれていた。ようやく8年目にして、一目惚れした憧れの人に会えた喜びは、言葉では言い表せない。オリジナル・ラブの曲は、これまで集めたベスト盤では、アップテンポの曲が中心だったのだが、この「プライマル」は、別物のように、ストリングスをバックに、田島さんのちょっとけだるいボーカル(一聴、来生たかお に似ている)がマッチし、「きみにいつまでも見とれたい何もいらないよ」というフレーズに「うん、そうだよね」と共感しました。リアルタイムで聴いていなかったが、ヒットチャートの上位には入っていなかったと記憶していない。しかし、永遠の名曲の1つである事には、間違いない。オリジナル・ラブの作品は、大ブレークはしていないが、名曲が多い。その中でもこれは、私にとって、一生物の宝となります。このサイトのおかげです。中途半端なCDショップより、得られる情報の多さがアマゾンさんの魅力です。有り難う!アマゾンさん。