プッチベスト 2~三・7・10~
発売時期的に、まるでXmas PresentのようなSpecial感漂う雰囲気ッ!楽曲の質にしても今と比べると格段に水準が高くキチンと「音楽」として成立&通用しています。中には若干お遊びが過ぎるモノもありますが、それがハロプロだから!とでも言いたげな勢いに押しつぶされるように、聴けます♪
前半はシャッフルと当時モーニング娘から生まれたunitなどで固められていて、どれも力が入っていて面白い!中澤ソロは文句なく名曲!一方後半には、まだまだ水面下でブレイクを狙っている段階であったそのほかのユニットのナンバーが次々と繰り出されまっす!まずは、この曲で大飛躍を遂げるコトになったメロン記念日の「This is 運命」。パンチの効いたロック魂溢れる、これまでにない勢いを感じさせてくれるアッパー・チューン。
また紆余曲折をへて現在はアヤカひとりぽっちになってしまっているココナッツ娘。の3人娘時代に唯一発表された「情熱行き 未来船」は、タイトル通りpassionateな、踊れるナンバーに仕上がっていま。ラテンな空気にどこか安っぽいポップさを調和させた熱い1曲!今現在の邪険にされ具合を思うと、とても愛おしくなるナンバーでもあります。。
今や「みちよ」として独自の道をいく平家の「プロポーズ」もなかなかの佳曲。アイドル性と、岡本真夜〜柴田淳などにも通づるおねえさん路線とが絶妙なコントラストを醸し出す!カントリーのリアレンジバージョンものほほ〜んとしていて可愛く、りんねの粘ついた乙女な歌声も癖になります♪
個人的には、当時のハロプロのブリブリしたpublic imageとは裏腹に大分「クール」な雰囲気でまとめられているなというのが印象。しかしシビアな視点でみると、名作でもあるし駄作でもある。という感覚もある。ただひとつ言えるのは、思いの外聴けるのがハロプロなのだ。というコト。
歌ドキッ! POP CLASSICS Vol.10 [DVD]
シリ−ズの内、Vol.1 7 10 12 と聴きましたが、その中で一番よかったのは、
このVol.10の安倍なつみさんが歌う「夢をあきらめないで」でした。
安倍なつみさんの透明感のある声が心地よいです。
Vol.1の矢口真里さんの「ひなげしの花」は期待はずれで、笑いそうになりました。
ものまねではなく、タンポポ風に本人のふつうの声で歌ってほしかった。残念。
全体的に、バックの演奏が物足りないというか軽い感じがします。
このようなDVDがあることは、「ベリキュー」で初めて知りました。
コンサートでも歌ってくれたら、新鮮味があっていいと思います。
江戸から着信!?~タイムスリップto圏外!~ [DVD]
何かが宿っている時、宿っている場所というのがあると思います。その逆も。ベリーズ工房の今に続く演劇は、この初めての舞台から宿りっ放しなのではないか、と何だか合点が行ったような気がします。
この、ベリーズ工房の「かもしれないワールド」があると、「もう会えない」なんてこともないような気がします。
劇中、タイムスリップした先の江戸で、「便利な現代にないものがあっていい」というような場面が出て来ますが、私もあるアジアの国で同じことがありました。
劇とそっくりに、時代劇みたいだと思ったその国は、土の庭?というか生活場に普通に鶏の親子が歩き、あまり沢山ない米つぶをその鶏親子にも普通に食べさせているのでした。そして、私が熱の出た子供のために持って行った「冷えピタ」は、すでに同じものが、ある木の葉っぱでありました。
熱を吸収するその葉っぱは、確かに「冷えピタ」ほど長時間保ちませんが、熱を吸い取って、もう役に立たなくなれば、葉っぱだから、その辺にぽーんと捨てられるのです。けれど「現代」の日本から来た私が持ち込んだ「冷えピタ」は、効力が無くなっても、その辺に捨ててしまえません。たちまちゴミの始まりです。
もともとのその世界に任せておけば、ほとんど永久になかった筈のゴミでした。それを私は持ち込んだ。その話とこのベリーズ工房の劇の一部は重なって、びっくりしました。
ベリーズ工房の演劇は、ここから始まったんだなあと思うと感慨深く、これから先もまた見せて欲しいと思いました。