よさこい祭りサウンドトラック2007
全国のよさこい好きにその名をとどろかす高知十人十彩。その舞は筆舌に尽くしがたい程素晴らしいものですが、曲の方も最高に素敵。特に、女性ボーカルはとても切なく美しく、心に響きます。高知で生で聴いたときは涙が出そうでした。ちなみにこの方美人でカッコイイです!
死ぬときに後悔すること25
日常生活において「このままだと後悔するぞ」と言われると
一種の脅迫のように聞こえ、「やらないとマズイな…」と
ついつい思ってしまいます。
著者は終末期医療に携わる方なので、人の最期を看取る機会が
多いのでしょう。そのような方がご自身の経験からこのような本を
出版されたのは、すごく意味のあることだと思います。
少なくとも、お坊さんや牧師さんが唱える話よりもリアリティがあり、
これをきっかけに誰もが自分の死について考えはじめると思います。
本書を読んで思い出したのは、昔、読んだ本に書かれていたのですが、
人は死をリアルに考えると、目の前にあるほとんど全てが無意味に
(もしくは意味が小さくなって)感じられるそうです。
確かに、死ぬとわかっているのに、新たなことを始めたり、
苦労しようとしたり、はよほど物好きでない限りあまりしないでしょう。
言わずもがなですが、メメントモリ(死を忘れるな)という言葉どおり、
死ぬことを考えながら生きるのは、残された人生を充実させる方法の
ひとつであり重要なことだと思います。それは否定できません。
けれど、それだけを信条に生きてしまうと、「やりたい放題やればいいんだ」
という短絡的な生き方になってしまうような気がします。
今は流行らないですが、「足るを知る」や「言わぬが花」という言葉を
信じて生きても、それはそれでいいんじゃないかな、という思いを持ちました。
人間の根源的な欲求ではないので当たり前といえばそうですが、
死ぬ間際に「もっと金が欲しかった」と言う人の事例は出ていないですね。
“墓場まで金を持っていくことはできない”とも言いますからね。
やっぱりお金は手段でしかなく、自己目的化しない、ということですね。
本書を読んで
・会いたい人に会う
・人に優しくする
・旅行する
などは、やってみようと思いました。
がんばれ!!小さき生命たちよ―村田修一選手と閏哉くんとの41ヵ月
仕事の合間に何気無くこの本を読んだのだが、そのときは村田選手の息子への愛情と父親として成長していく姿や村田選手の視野が自分の家族からNICUに入院している家族へと広がっていく様を綴った良書だなとしか思わなかった。
ある日家に帰ると私のプロポーズにも泣かなかった妻が涙ぐみながらこの本を読んでいた。どうだった?と聞くと、感動しただのと色々感想を言ったあと「もし自分のこどもが早産になったらどうしよう」と言った。本の中で最初閏哉君の受け入れ先がなくはるか遠い病院に搬送されそうになったエピソードを受けての感想だったのだが確かに自分の子を治療をしてくれる病院がないという状況など考えたことがなかった。普段意識しないことなのだがどの親も自分の子供が行き先もなく立ち往生してしまう危険があるということはしごく当たり前なのかもしれない。そう考えると途端に心細くなる。妻は妊娠28週、この前健診で1200gといわれた。無事に生まれてくるのを祈るばかりだ。
U.K COMPLETION BEST
日本語でのCDで矢井田瞳になじみのある人は、
3~8を聴くためだけに買ってもいいんじゃないかなーと思う。
特に3の生LIVE音や、7、8の英語歌詞はとてもよいと思う。
1と2は、日本でのツアーメンバーと異なる人と組んでやると
このような表現もあるのかーと感心する。
10~13は、自分の好きなやつだけピックアップして楽しめばOKス。
救児の人々 ~ 医療にどこまで求めますか (ロハスメディカル叢書 1)
たまたま手にとってみた始めの「軽蔑していいですよ。子供が助からない方が、よかったのかもしれないと思うことがあるんですよ……。」という言葉が重く、気になって購入しました。
医療関係の知識が全くない、というか、一般的なニュースやドキュメンタリーとかでしか見た事はありません。正直、医療の発達とかそれこそ神の手とか・・・医療って素晴らしい!という世の中だと思っていたのですが、こんな「裏」という感じの事があったんだ・・・と初めて知りました。
生まれた時に、何か異常個所があると「どんな事をしても助けてあげたい」と思うのは母親なら絶対あると思います。でも、その出産時の気持ちだけでなく、その後の事も本当に良く考えていないと答えは出せない・・・というか、出してはいけないんだな、と感じました。
ぜひ、私の様なこれから出産も経験すると若い女性にもぜひ呼んで貰いたいと思います。私は・・・自分が「その時」を迎える際の心構えができた気がします。
※このレビューを書くのも、内容がデリケートなだけに、すごく悩みました。救児の人々 ~ 医療にどこまで求めますか (ロハスメディカル叢書 1)