大東亜戦争の正体 それはアメリカの侵略戦争だった (祥伝社黄金文庫)
自虐史観&左翼思想洗脳されてしまった戦後のニホン人へ。
そこから脱するための入門本としてお薦めです。
白人蔑視とも言える箇所もありますが、脱左翼史観&思想の最初の一撃として、それはそれで良いとも言える。「白人は全て正しい、日本はいつも間違っていて遅れている」なんて思い込みは止めましょう。「動物愛護」なんて日本がずっとやってきたことなのに今さら、「環境保護」なんて日本にとって伝統的に当たり前の価値観なのに何を今さら。
歴史本としては、前半部で脱自虐史観の重要ポイントを述べるだけですが、後半部でベストセラー「国家の品格」に通じる「日本」を語っています。
左翼思想に毒されたニホン人は、「反日」に終止符を打ち、日本人としての誇りを取り戻し、日本を立て直しましょう。
完訳 紫禁城の黄昏(上) (祥伝社黄金文庫)
『異文化コミュニケーション』に掲載された中山先生の論文を読んで完訳を買ったのです。ついでに中国のネット書店を検索してみれば、英語版もあるし中国語訳も出ているらしいです。多分、岩波文庫が出版された当時とは事情が変わったかもしれません。また、康有為は今でも中国で高く評価されている人物で、皇帝を擁護する有名人としてもよく知られています(この点でややマイナスに評価されているけど)。
ワーグナー:楽劇「ニーベルングの指環」(抜粋)
「ラインの黄金」だけはマリンコでゲルギエフが指揮しているやつを直に聴いたことがあるがなんだかあんまりピンとこなかった。このCDのほうが起承転結があって(ドイツ語わからんし)よかった。
LUPIN THE BOX -TV&the Movie- [DVD]
みなさんが買われたレビューを読んでDVD-BOXを買った者です。
正直すごく参考になり、買ってよかったです。
自分が生まれる前の作品がほとんどで、緑ジャケ時代のルパン(山田さん)や
次元の声に今とは違う魅力があり、当時はこうだったのかと感動。
回ごとにその時代背景なども内容にガッツリ盛り込まれてて、
毎年恒例のテレビスペシャルとは全く違う個性的でおもしろい作品も多く◎!
あと、ハンドブックもかなり読みごたえがあり、
各話の解説は知らなかった『ルパン三世』を知れる内容でハンドブックを手にDVDを見るのもおススメ。
余談ですが個人的には『バイバイリバティー〜』からの
テレビスペシャルのDVD-BOXも発売されるとしたら、すごくうれしいんだけどなぁ。
五右衛門と不二子の声優さんが今と違うのを知らなかった世代にも、
絶対新鮮に感じてハマること間違いなしのDVD-BOXだと思った。
これは絶対『買い』です♪
ワーグナー:ニーベルングの指環 ハイライツ
私事だが、僕が初めて《指環》の音楽に接したのはこのベーム盤の「サンプル盤」であった。
つまり、LP18枚組での発売に際しこの大曲を良く知る人向けに、聴き所を紹介したもので、対訳も解説も一切なしのものだった。貧乏学生だった私はこれに飛びついた。(そういう趣旨なのでLPで本盤より遥かに短いけど「ヴォータンの告別」などは本盤収録部より長く、ブリュンヒルデの最後の歌から入っていた)
つまりよくある「オーケストラのみ」のハイライト盤ではなく、初めから声楽入りで聞けたのである。これは幸運だったと思っている。
さて、本盤は安価にも係わらず、全体のあらすじと対訳(その「訳」は問題外のひどいものだけど)がついている上に、CD故、僕が磨り減るほど聴いたサンプル盤より遥かに収録内容は豊富である。「現代(いま)の人は幸せだな」と、つい思う。
但し、2点。
《指環》は全部を聴いてこそ価値がある。こうしたハイライト盤では《指環》はわからない。愚見では、有名とされているけど、全体の流れの中ではむしろ「空疎」である部分さえ存在する。また、僕にはかけがいのない《指輪》も全ての方に薦められるものではない。イタリア・オペラの楽しみとは根本的に異なる。
第二に、「すり込み現象」があるようで初めて聴きこんだ盤が「ベスト盤」になる傾向があるように思う。
クラシックレコード業界の大不振のおかげで同様な安価のハイライト盤が他にもある。出来れば2つ3つ聞き比べてから、全曲にチャレンジすることをお薦めする。
実際に僕はどれか1つといわれたらベーム盤を採る。
歌手陣の圧倒的な力と、ベームの棒である(トラック1などでこれまでか!と思うほどに「繰り返し」が行われる意味を表現できる指揮者は極めて限られる)ただ、勘違いでなければトラック2は最後まで入るはずなのに…。
(B.ニルソンが87歳で亡くなった。ご冥福を祈りつつ)