赤塚不二夫対談集 これでいいのだ。 (MF文庫ダ・ヴィンチ)
この対談は、1999年頃に行われたものです。
赤塚氏が食道癌の手術を行って、声が出せないような時期があったそうです。
その頃対談の企画があって、奥様が、「赤塚らしいものを」と要望したそうです。
トキワ荘の仲間達、手塚、石森、藤子Fが揃ったように60歳で亡くなりました。
赤塚氏は当時63歳。死を十分に意識した上での対談と思われます。
このため7人の対談相手は凄いメンバーになりました。
そして、対談者も、これが最後かも、という気持ちで引き受けたのではないかと推測しました。
途中で、話が支えたり、寝ちゃったりもあったようです。赤塚氏の体調は最低だったと思うのですが、みんなが、赤塚氏への敬意で対談を支えます。
読後としては、対談の内容はタモリ、北野武、松本人志、立川談志、荒木経惟とダニエル・カール、柳美里
で雰囲気が異なっています。
先の5人は良く知っている、または、笑いをやってきた人で、赤塚不二夫の作品群へのリスペクトがあり、尚且つ、赤塚氏が相手を尊敬している印象です。
ダニエル・カール氏は赤塚氏のリクエストで、アメリカ人でありながら山形弁を駆使して日本で生活していることに興味があったのだそうですが、赤塚氏の思いが上手く言葉に表せなくていらいらしている感じを受けました。
柳美里さんは、赤塚漫画の分析をしようと試み、これも上手く噛み合いません。
それでもこの7人との会話を通して、赤塚氏が当時何を考えていたのか、判ってきます。
赤塚漫画が与えた影響の大きさを感じられる対談でした。
タモリ2
「エビノピラフに認められて…」
「よく跳ねますねぇあのキャンタマ…」
「ムカシネの横にはウリシラネがあります…」
幼少の頃に親父からレコードで聞かされた、
もはや耳にこびりついて離れないフレーズの数々。
え、悪ふざけにしか聞こえないって?
やる気のあるものは去れ。
【SIDE A】教養講座“音楽の変遷その1”
旋律の源とその世界的波及について
講師:中州産業大学芸術学部西洋音楽理論
森田一義助教授
《使用曲》
( 1) シャンソン「パリの屋根の下にテームズ河は流れていない」(ボリス・シュバリエ)
( 2) 童謡「あぶらむし」(六十嵐澄芳)
( 3) 韓国民謡「ワラジ」(歌唱者不明)
( 4) 中国民謡「熊猫深山」(歌唱者不明)
( 5) ムード歌謡「富士見荘ブルース」(富士山田弘とプール・サイド)
( 6) アルゼンチン・タンゴ「バラ肉のタンゴ」(カルロス・デルゲソ)
( 7) カンツォーネ「この胸のとどろきを」(イジール・チンクァエッティ)
( 8) ハワイアン「ウイ・アイ・カウ・アイ・パイ」(ドン・アホー)
( 9) スイング・ジャズ「ええ列車で行こう」(ペリー・オコモとデューク・エリート楽団)
(10) カントリー&ウェスタン「アイ・ウォーク・ザ・サイン」(ハンコ・オスノー)
(11) 和製ロックンロール「ハイエナ・パパ」(チャコ高野)
(12) ロシア民謡「ウオトカの舟酔」(ドン・コサクニン合唱団)
(13) フラメンコ「曲目不明」(歌唱者不明)
(14) ニュー・ミュージック「鰯雲」(さるまたし)
(15) ボサノバ「アカイベベ」(セルジオ・メンデル&ブラジル69)
(16) ヒット歌謡「サンスター」(ピンカラ・レディー)
(17) メンデル作曲「オーボエとフルートのための協奏曲“種の起源”」(イ・チジク合奏団)
【SIDE B】タモリのバラエティー・ショー Vol.2
( 1) 信濃路ツアー(於・国際経済バス車中)出発から好立松付近
( 2) きょうのお料理「ハナモコシのシェネ地中海風」《信濃路ツアー・三流れ川付近》
( 3) 古典落語「めけせけ」《信濃路ツアー・さんさしぐれ鳥居付近》
( 4) 講談「材木屋吉兵衛 吉兵衛出世の巻」《信濃路ツアー・田園風景》
( 5) ピアノ・ジョッキー「夜をあなたと」《信濃路ツアー・潅漑用水湖上》
新・ムラ論TOKYO (集英社新書)
仕事でときどき東京へ行く関西人です。東京では主に新宿界隈しか歩かないが、本書を読んで次回は高円寺や下北沢などにも足を延ばそうと思った。自分も青春時代はよく大阪や神戸の古本屋や中古レコード店巡りをしたものだった。そして古本やレコード、CDなどを買った後は店の近辺の鄙びた喫茶店などで商品を眺めながらコーヒーを啜ったものである。そういった店などは今や駐車場付きの大型店舗の進出などで姿を消しつつある。今やその光景は古きよき時代のものになってしまったのか。大阪や神戸はもう大体歩いたので、それでいいかと思っていたが、本書を読んで、今度は明石や姫路のほうもぶらりといってみようかという気になった。そして次回の東京出張の時には、是非高円寺や下北沢あたりをぶらつきたいものである。
012B USBマイクロスコープ(200倍)2560x2048ピクセル動画・静止画 【在庫あり】
発注の翌日に商品が届き、早速開けてみるとCD、取り説、トラブル時のサポート先のメールアドレス記載の紙、そしてマイクロスコープ本体とスタンドが出て参りました。
早速、CDにてアプリケーションをコピーし(Macなのでドライバーのインストールは不要)USBハブに接続。起動させてみましたが真っ暗のままでシャッターアイコンをクリックしてもサムネイルも表示されず
一瞬凍り付きましたが冷静にUSBをパソコン本体に直接接続したところ全く問題無く撮影出来ました。画質も問題無く、フォーカス操作もレンジが広く微細に調整が可能です。
難を言えば、スタンドにいささかの重量が欲しいのと本体のホルダーに若干の強度と言うか屈強さがほしい。
しかし、想像以上にコストパフォーマンスも良く助かりました。