タニタ式カラダのひみつ: 1定食500kcalおなかいっぱい食べて、太りにくくなる!
表紙だけ見ても
すごいことは猿でもわかった
500kcal
満腹
これはいい それも メニューのレシピで食べても
この内容の食事を365日続けても
決して栄養失調にならない という 微動だに動かないイメージ
これが確信できました。
本当に美味しそう
このシリーズ 実は結構 いろんなところで見ていて
一番簡単な作り方の内容が記載された
内容を買って 挑戦しようか考えたことがあります。
まだ難しいので保留 一通り全部見ました
脳から「うつ」が消える食事 (青春新書INTELLIGENCE)
物心ついたころからアトピーになり、ステロイドや漢方などいろいろな
治療をしましたが、完全に治ることが無く、中学生ぐらいから体質なので、
とあきらめて30半ばまで生活をしてきました。
この本に砂糖、果糖の甘いもの食べすぎで血糖値の異常がおこり
体調を悪くしていたことを気づかされました。
一ヶ月間、砂糖を使った菓子類、フルーツを極力食べないようにした
結果体が痒くなることがかなり減り、夜もよく寝られるようになりました。
また半年間治らなかった指先の湿疹もやっと収まりました。とても感謝です。
題名はうつが主題ですが、栄養の取り方、サプリメント等参考になることが
ありました。うつでない方にもおすすめです。
フリーズする脳―思考が止まる、言葉に詰まる (生活人新書)
題名にある「フリーズする脳」。脳の器質性の問題によってではなく、普段の生活習慣によって知らず知らずのうちに誰でも起こり得る脳の病気、若年性健忘症(ボケ)について書かれた本です。
この本を読んでも分かりますが、現代社会はフリーズする脳となる要素が沢山あり、大袈裟に聞こえるかもしれませんがある意味とても危険な社会です。この本では様々なフリーズの症状とその対策について分かりやすくとても親切に書かれており(とても良書です)、またそんな社会に警鐘を鳴らした内容だと思います(この価格でこの内容、とても充実しています)。現在正常な人がこの本を読んでも、理解できてもピンと来なかったり、結構当たり前に思えてしまったり、あるいは内心結構他人事のように思えてしまったりして本当の意味で自覚することは難しいのかもしれません。ですが症状の例を読んでも分かりますが、なってしまった本人は本当に悩むと思います(本人が症状に気付かない場合もあるそうです)。
現代を生きる上で誰もが(現在しっかり論理的思考ができたり、クリエイティブな優秀な人でも)いつの間にかそうなる可能性のある深刻な症状であり落とし穴や罠だと思いますで、知っておくだけでも違うと思うので個人的にはこういう本を一度一読しておくことをおすすめします。ちなみに若さは関係なく若くてもなります。むしろ若いからこそ読まなければない内容だと思います。ボケについて知りたい方にも、次に出版された、より具体的なことが書かれた続編の「脳が冴える15の習慣―記憶・集中・思考力を高める」も合わせておすすめです。
主食をやめると健康になる ー 糖質制限食で体質が変わる!
糖質制限食のリーディングヒッター・江部康二先生の数ある作品群の中で理論系の最新作です。
この系の前作に当る『糖尿病がどんどんよくなる糖質制限食』(2010/12/17) から約一年経過し、
糖質制限が糖尿病だけでなく色々な生活習慣病にも有効であるエビデンスが蓄積して参りました。
この作品では特に第4章が秀逸です。
つまり癌に関する章です。
糖質制限食は癌にいいのか、悪いのか。
勿論、有効です。
中でも148pに登場する「低炭水化物・高タンパク食が腫瘍の発育を抑制し発癌を予防した」という論文は衝撃です。
いよいよ真実が明らかになりつつあります。
名古屋の灰本元先生がハーバード大の大規模疫学研究を根拠にして全く反対の事を発信しておられますが、
これにもきっちり反論しておられます(151p)。
『糖尿病がどんどんよくなる糖質制限食』を読んだ方はこの章から(だけ)読むのも良いでしょう(笑)。
但し、半年前に私がつけたレビューでも述べたように、
「ケトン体」という用語はそろそろ卒業すべきかと考えますが、
残念ながら半年経過してもそのままでした。
糖質制限で増加して来るのは、βヒドロキシ酪酸(3ヒドロキシ酪酸ともいう)という脂質代謝産物です。
「総ケトン体」分画の大部分(90%前後)をこの物質が占めるようになります。
実はβヒドロキシ酪酸はケトン基を持たず、ケトンではありません。
ですから早期に「脂質代謝産物」とか「βヒドロキシ酪酸等」という用語に変更されん事を望みます。
今は未だ時期尚早というのなら、、「ケトン体」は不正確・不適切な用語ですとの「注書」くらいは欲しかったものです。
従って今回も申し訳ありませんが、星は4つにさせて頂きます。
糖尿病・血糖管理だけでなく、癌・生活習慣病予防に関心の有る方にお勧めします。
尚、抗加齢・健康長寿まで求めたい向きには、釜池先生の『「糖質ゼロ」の健康法』がいいでしょう。