Foo Fighters
いわずと知れた、存在がもはや伝説化しそうなくらいのバンドNIRVANAの元ドラムであったデイブ・グロールがボーカル・ギターとして結成したバンド。
フーファイのことをすぐにニルヴァーナと比較したり、フーファイにニルヴァーナの面影を見ようとしたりする人がいるが、私はそうは思わない。フーファイはフーファイだ。
ニルヴァーナほどハードではないがその分キャッチーなメロディーが彼らにはある。ぜひ一度は聞いてもらいたい曲がここにはたくさんある。
バック・アンド・フォース [DVD]
◆DVDについて◆
本編はまだ見てません。
メニューなどは全て英語です。
本編と特典映像に日本語字幕がある以外は違いはなさそうですね。
Amazon.co.ukの輸入盤商品説明によると、その輸入盤にも日本語字幕があり、リージョンコードも2でNTSCらしいので、それが間違いないなら輸入盤で充分(というか同じ)ということになります。
しかしAmazon.co.jpでは該当商品は見つかりませんでした。
Amazonの商品説明は、あてにならないことが多々あるのでご自分でご確認ください。
◆封入物◆
商品説明にある初回限定特典は9つ折りの両面ポスターでした。
表はジャケットと同じ柄で裏はバンドロゴです。
なかなかしっかりした紙だと思いますが、普段ポスターを買わないのでよく分かりません。
初回特典のポスターの他にもう一枚ミニ・ポスターのようなものが入っています。
よくDVDに入ってるような2つ折りの紙で、メンバーの写真などが載ってます。
解説書などはありません。
◆DVDジャケットと帯◆
解説書が封入されてない代わりに裏ジャケットに英文で映画やDVDについて解説が書いてあります。
通常のジャケットに書いてある解説にしては長めです。
帯はジャケット表の左側と背表紙、そして裏ジャケット全体を覆う大きなサイズです。
DVDジャケットの背表紙や裏面が英文なのに対して、帯のそれらは同じレイアウトで日本語で書いてあり、解説の対訳としての位置付けのようです。
しかしながら、サイズの大きな帯なのでケースに収納できず、ジャケットの紙が入っている所にも入りません。
解説対訳として保管する必要があるのに、保管に困ります。
なぜ、ジャケットの英文を日本語にしてくれなかったのでしょうか?
せめて、ケースに収納できるようにしてほしかったです。
ちなみに裏ジャケットは英文ですが、DVDの仕様や価格,そして複製禁止の説明文はちゃっかり日本語です。
◆結論◆
Amazon.co.ukの輸入盤の仕様説明が正しく、輸入盤が日本語字幕有り・リージョン2・NTSCならば国内盤を選ぶ意味はポスター以外ありません。
今回は国内盤の仕様について星3つとしました。
Greatest Hits
デイヴ・グロールの才能はカート・コバーンを凌ぐ、という記事は結構見かけるものだけど、素晴らしい楽曲の数々を耳にすればあながち間違いでもないのかも。カートは確かにカリスマだが、自分にのしかかった重圧に耐えられずティーン・スピリットの香りとともに消えてしまった。デイヴはニルヴァーナの巨大な影の暗がりから這い出し、世界的ロックバンドのフロントマンとして尊敬され、音楽活動を精力的に行っている。脱帽だ。 ベスト版だけあって内容は濃い。ヒット曲がこれでもか、と聴けるうえにPV集付きはお得。ロックの真髄を堪能しましょう。
Wasting Light
これを聴いて何も感じない人は、きっと、ロックなんてなくても普通に生活していけるだろう。逆に言えば、これを聴いて何かを感じた人は、きっと、ロックがなければ生きていけないのではないだろうか。安っぽい言い方だが、マジでこのひたむきさは泣ける。デイヴが今も笑顔でいられるのは、紛れもなくロックンロールのおかげだ。そんなロックンロールで、つまりこのアルバムで、僕も生かされている。
そういった感情的な部分を置いといても、音楽的に本当に素晴らしいアルバムだと思う。静と動、全ての音が、叫んでいる。
Back & Forth [Blu-ray] [Import]
Wowowで放映しているのを何となく見ていたけど次第に見入ってしまった。
構成、インタビューの内容、音楽の変遷、レコーディング風景。
ひとつのバンドのRise & Fall がしっかり捉えられているし
何よりロック界イチいい人デイヴのこれでもかってくらいの人の良さが
出ていて、この人の周りにこうやって人が集まってくるんだなというのが
よくわかる。俺だったら、レコーディングに娘が入ってきたら怒ると思う。
1つ残念なのは、フジロックの開催地が、Yaminashi ,Japan だったこと。
ヤミナ〜シ。
最後に、どこまで本気かわからないけど、「バンドの名前をフー・ファイターズに
したことだけ後悔している」といってたけど、何ていう名前がよかったのか。
でも、やっぱりフーファイしかないよな、と。
バンドの内幕を描いたドキュメンタリーって、見て後味いいものは少ないけど
これは、音楽の良さ、フーファイの良さ、人の良さ、そして曲の良さが
気持ちよく見られる良質の一本。