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Winners ~アカデミー賞で聴くクラシック (最優秀作品賞) クラシック音楽というと、難しい感じで、どうも苦手に思っていたけれど、アカデミー賞作品賞に使われている映画音楽としてのクラシックということで、「どんな曲だろう」と思い、聴いてみた。

「これって、映画用の曲じゃなくて、クラシックだった。」と映画音楽だと思っていた曲の多くと再会。聴いていると熱烈な映画ファンであるからいくつかの場面を思い起こして涙も出てしまった。

「マンドリン協奏曲」にはダスティン・ホフマンのフレンチトースト、沈みかけるタイタニックの船で演奏される賛美歌、そして「ティファニーで朝食を」のムーンリバーのピアノの音色を一瞬聴いた途端に、たまらなく、感動してしまった。

添付のブックレットには、非常に細かい映画、クラシック曲の解説、アカデミー賞の全履歴など、参考書の用な内容で、カラー解説の見栄えも、なかなか美しく、好きだ。

ということで「クラシック」苦手という僕もこのアルバムを
聴いてクラシック、映画音楽をもっと知りたくなりました。


13歳のハローワーク 本書の内容のすべてを鵜呑みにしてしまってはよろしくないかも知れませんが、まずは、「世の中にどんな職業があるのか」ということを知る一つの手段としては、本書はなかなか優れていると思います。

少なくてもバブル崩壊後、「良い学校に入る→良い会社に入る→安定した生活→幸せになれる(だからとりあえず良い学校に入るためにマジメに勉強しなさい!)」というかつてのテーゼが成り立たなくなっているにもかかわらず、多くの親・先生はいまだにそのテーゼが有効であると(なんとなく)信じ、子供にそれを強制しているように思えます。

漠然とした「将来の幸せな生活」という目標のために努力しなさいといわれても、子供はがんばることはできません。どんな仕事に就くのかということをできるだけ明確に思い描かせることによって、子供たちは、はじめて意味ある努力をする気になれると思います。(作者のそうした問題意識は、ほぼ正しいと思います)

そういう意味で、世の中の職業を事細かに書いた本書には、「はじめの一歩」としての大きな意味があると思います。子供たちが「なんだ世の中っていろんな仕事があるんだ」と知るだけでも意味があるということです。(というか、大人にとっても知らない職業がたくさん載ってるので、意味あると思います)

ただ、影響を受けやすい子供たちが、本書の内容を鵜呑みにして「そっか何でもなれるんだ!」と思ってしまうのも危険かもしれませんので、そこで、大人たちがうまくサポートというか補足説明してあげたら良いのではないでしょうか?(そんな意味で、本書は将来について迷う子供たちとの対話のきっかけにもなる本かもしれません)


アニー・ホール【字幕版】 [VHS] とにかく神経質で皮肉屋のコメディアン、アルビーが、ある日歌手志望のアニー・ホールと出会う。次第に仲が深まっていく2人だが・・・

とにかくウディ・アレンの笑いのセンスが光る!アルビーとアニーの会話の最中に、会話と裏腹の2人の心理が字幕で表示される。いきなりアニメーションに変わったり、アルビーの幼年時代の回想に子供たちがすれっからしな言葉を話したり、映画を観る列の後ろに並んでいた男が批判している人物本人をいきなり引っ張り出してきたり・・・、よくもまあこんなことを考えたもんだと感心してしまった。
恋愛には甘い部分も苦い部分もある。そんな恋愛を面白おかしくもちょっと哀しく描いた作品です。


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