十鬼の絆(通常版)
薄桜鬼がとても好きなので買ったのですが、期待はずれでした。かなり辛口になります。
ストーリは8章に分かれていて、攻略キャラは隠しを含めて5人。隠しは二周目から攻略できます。個別√は5章からです。糖度は微糖。
良い点:
・システムが快適でさくさく進めます。次の未読文章までスキップできるのは非常便利で、みたイベントにもいつでも行けますし、好感度と忍ぶ心の設定もできますのでバッド回収などがとてもしやすいです。
・絵が綺麗。CGの前に細かい演出がたまにあるのも印象的でした。
・主人公と攻略対象がお互いに信頼しあう過程描写はしっかりしています。
・声優のセリフは次に進めても途切れることなく聞けるのは新しくていいです。興味ない人は設定でON/OFFできるのも◎。
・自分は薄桜鬼好きなので、薄桜鬼に出てくる鬼達の先祖の話なのがよかったです。
悪い点:
・シナリオは残念です。印象としては乙女ゲームより歴史ゲームになっています。面白ければそれはそれでありのですが、面白さを感じず、全体的に盛り上がりに欠けています。つまらないとまで言わないのですが、記憶に残るシーンは今のところ一つもありません。それと新鮮味はありません。今回も薬が絡んでると分かった時に正直がっかりしました。他にネタはないの?と思いました。敵側の悪行を尽くす理由もオリジナリティの欠片もないです。
・キャラに魅力をあまり感じません。主人公は真面目で、男より武に興味があるのはツボでしたが、凛々しい雰囲気の割には強いって訳でもないです。そして肝心の攻略対象には感情移入できなくて、言動にイライラすることもありました。鬼は約束と絆が大事だと言っているけど自分の都合が悪くなったら思いっきり破ってるじゃん!と思いました。みんな自分勝手すぎます。敵キャラも微妙で、カリスマ性がありません。
・攻略キャラ同士のかけあいはなさすぎます。和むシーンも笑うシーンも殆どないです。爺さん達ぐらいです。シリアスな雰囲気を出したいのが分かりますが、せめて最初のほうをもうちょっと楽しくしてもいいと思いました。
・BGMは可もなく不可もなくのが殆どですが、戦闘のBGMが酷くて、戦闘で音を消したのは今回初めてです。完全に場違いの音楽。戦闘シーンは燃えるところなのにこんなに萎えるのがびっくり。
・薄桜鬼は甘さ控えめだったので、そこまで期待していなかったのですが、さすがに足りません。萌えどころが完全にないわけではないのですが・・・
・CGは少ないと感じました。各キャラ差分を含めて大体15枚くらいです。
薄桜鬼好き視点のレビューになりましたが、薄桜鬼を知らなくても問題なくプレイできます。
結論としては勧めにくいゲームです。システムと絵は本当にいいのでそこを評価したいのですが、シナリオのせいでいまひとつ萌えることができませんでした。
丸々一枚大塚さん!というのでもファンには堪らないですが、内容も大満足です!!
設定はカトリック系男子校の理事長、鷹見隼人を大塚さんが演じていて、色々なシチュエーションで生徒に接する、という感じです。個人的には、カトリックという設定をもっと生かせたら良かったなと感じました
内容は→遅刻した生徒との会話や、屋上でサボっている生徒との会話、時には恋の相談にのるシーン等々、他にも美味しいシーンが沢山あります!!吐息が入っていたり、愛の告白を聴けたりと本当にファン必聴です!痺れます!!
ちなみに・・・ボーナストラックがあるのですが、これまたファン殺しです。今までの理事長とは違う雰囲気で、とてもエロスです(笑)どんな内容かは、聴いてからのお楽しみです(^^)
是非、買って聴いて!大塚さんの渋くてセクシーな声にやられちゃって下さい!
Mの世代―ぼくらとミヤザキ君
おそらく大塚英志さんの思想を知るには一番ベストな本です!
様々な論考に、中森明夫氏なども加わって、大塚さんとの2つの対談があります。
香山リカさんなども執筆されています。
この本を読んで僕たちも宮崎勤を理解しなければならないのだと悟りました。
おたくとは何か? を真剣に考えてみたい人にもおすすめです!
ブリスター ! [DVD]
自分は映画を映画館で観るのもDVDで観るのも大好きである。ヒマさえあれば大体映画を観ている。レーザーディスクの時代から収集もしていた。DVDの時代になり、500円くらいから名作がどんどん買えるようになって、所有欲を抑えきれず、けっこう購入している。これもコレクターだと思うが、最低限開けて作品は観る。しかし、フィギュアのコレクターは開ける開けないで論争になる非常にコアな世界だということがよくわかった。伊藤英明演じるユウジは「開けない派」のようだ。SFチックなシーンもあるが「スターウォーズ」というより「風の惑星」的チープさがたまらない。須賀監督はけっこう大雑把な演出(そんなに悪気はない)が多いが、本作は複雑なカット割りなどけっこう凝っている。山崎裕太はこのころまでが「旬」だった。直後に同じ事務所の妻夫木聡がブレイクして、立ち位置が逆転してしまう。本当はこの作品あたりで主役を取りたかったところだろう。真田麻垂美も光っていた。役者はみな好演であり、安心して観ていられる。ちょっとマニアックなので、星3つ。
二世の契り 想い出の先へ(限定版 ドラマCD/ポストカードセット同梱)
買ってよかった…。 本編は悪評ものともせずクリアし、秋にハマり弥太郎に身もだえしたんですが、FD、さらにすごいことに…。 秋、これでもか、なスチル多いです。 あと、翠も、私にはよかったです。彼とのアフターが見たかったので。 システムは、私はインストールしなかったけれど、まあ耐えられない遅さではないし、マップイベントのチビキャラがかわいい。 御屋形様の台詞が多いのも、嬉しいです。音声登録も、かなり活用して、自分だけの萌えポイントを作れます。 なにより、みんな幸せで、いいな〜。甘さが、いいな〜(涙) 本編に不満があったわけではないけれど、ここ!ってとこでスチルなし、とかいうお預け状態はかなり自分にとってストレスだったので、その点解消されてて嬉しかったです。 本編が不評だったから、とプレイせずにFDだけ、なんて人がいたら、まあ、楽しめないわけではないけど、あの本編をやはりクリアしてからFDの方が、この作品の良さがわかると思います。 FDした後本編、とかは、やめたほうがいい…かも、とは思いますが。