カラー図解でわかるジェット旅客機の操縦 エアバス機とボーイング機の違いは?自動着陸機能はどういうしくみなの? (サイエンス・アイ新書)
旅客機の運航に関する本は数ありますが、この本は題名のとおり、「ジェット旅客機の操縦」を縦軸にして、
言わずと知れた2大メーカーの、ボーイング機とエアバス機の違いを横軸に図解しながら解説しています。
私は飛行機の操縦に元々興味があるので、サイエンスアイシリーズということと、題名を見て即買いしました。
結論から言って、他のサイエンスアイシリーズは割と浅い知識を幅広く解説した本が多い中、この本はかなりの情報量です。
飛行機の操縦にはある程度の知識はあるつもりなのですが、コクピットの中でエアラインのパイロットが、
どのボタンをどのタイミングでどう判断してどう操作する、つまり操縦を具体的にどうやっているのか、
と言う点については、なかなか具体的に一般人には分かりにくい部分でしたが、
これまでの解説本は「旅客機操縦マニュアル」(イカロス出版)くらいだったでしょうか。
出発準備〜エンジン始動〜離陸〜上昇〜巡航〜降下・進入〜着陸〜緊急事態、と時間の流れに沿って詳細に解説されているので、
この本の見た目と読みやすさ(222ページ)と値段の割に、内容は濃いです。大人向けの本かなと思います。
私はクライムにおける上昇方式による速度とフラップ上げの関係について今まではっきりわかっていなかった部分がよく理解できました。
その他にも、高度の呼称(フライトレベル)と高度計の気圧設定(QNE・QNH)の関係については知りませんでしたし、
国によってQNEにセットする高度が違うというのも勉強になりました。
また、飛行機好きにとって着陸は最も興味がある部分ですが、
ジェット機とターボプロップ機さらにはコンコルドの降下〜着陸時の姿勢の違い(機首上げ角度の違い)も、理解が明瞭になりました。
これだけの内容をよくここまでコンパクトに、かつ分かりやすく書けたなと思い頭が下がります。
フライトシミュレータ等で着陸ができない人や上達したい人にとっては良い助けになると思います。
あえて指摘するとすれば、情報量が多すぎて、あまり子供向けや一般向けではないかもしれないという点くらいでしょう。
飛行機大好きな人、あるいはパイロットを目指す中高校生にとっては★5つだと思います。
史上最大の旅客機 エアバスA380~開発から飛行まで~ [DVD]
第1編は主翼、胴体などの運搬の様子。巨大トレーラーで両側50cmしか余裕のないところを通ります。
第2編は組立の様子。次から次へと出てくる難題。巨大ジェットエンジンのタービン破壊試験は圧巻。
第3編は営業の様子と、初飛行。
初飛行前のテストで電源断時に主脚がうまく出ないのを力任せで修正・・・
など貴重かつ興味深い場面が満載。
英語のみ(字幕は日本語あります)
1/200 全日空 エアバス A320 #32
久々にプラモデル作成をしました。
飛行機はとても細かい部品が多いだろうと思って箱を開けてみると、部品の少なさにびっくり。
組み立てはそこまで難しくありませんでした。
デカールを張るのに苦労しましたが、ひとつずつ丁寧に乾かしながらやればなんとかなりました。汗
気になったのは、左右のパーツを組み合わせたときにどうしてもずれている部分があり、へたっぴな私は修正できずそのままごまかして作りました。
よくわかりませんが、1/200よりもう少し大きな1/150や1/100のものがあればそちらを選んで作りたいです。
Saitek Pro Flight Yoke System PZ44
CHのフライトシム・ヨークの購入をずっと考えていたのですが
この商品を見て一目惚れ。即購入しましたが、大正解でした。
操作性も良く、添付のプログラムを使わなくてもFS2002のコントローラ設定で
問題なく20以上もある全てのボタンを割り振る事ができました。
液晶パネル(時計&ストップウォッチ付き!)もあってデザインもシンプルながらカッコよく
3軸スロットルもリアルで、今までのヨークにちょこんと付いていた物とは段違い!
クランプの固定具合もしっかりしていて、剛性もこの値段だけあって問題ないかと思います。
他の方が言っていた、エレベータ軸がセンター付近で引っかかる感じも、私的にはそんなに気にはなりませんでした。
確かにお値段は張りますが、3軸スロットルも付いてますし、USB端子が3つも付いてますし
フライトシミュレータフリークでセスナや旅客機を主に使用する人なら必携です。
ここまで来るとラダーも欲しくなってしまいます…。多分買います。