Pat Metheny Songbook: Lead Sheets
「Song Book」と題されているとおり、Pat Methenyの楽曲を網羅した一冊である。それ以下でもないが、それ以上でもない。実際にPatの曲を演奏したいという人まで購入する必要はないかもしれない。譜面もメロディとコードのみを追っているので、スコアが欲しい人には不向き。コアなファン向けだが、本書を必要としている人にとっては、たまらなく魅力的な一冊である。もちろん、私もその一人です。
Road to You
国内盤が品切れ状態が続いている中、私は3倍近い値段で昨年同じ輸入盤を買いました。内容は、国内版のカスタマーレビューで皆が絶賛しているように、演奏・録音とも本当に素晴しい。私は高い値段で購入しましたが、全く後悔していません。それをこの安価で購入できる貴方は本当にラッキーです。是非購入を検討することを薦めます。
ザ・ウェイ・アップ・ライヴ [DVD]
何も足さない、引かない。100% THE WAY UPです。
OPENINGからPART3まで時を忘れて聴き入ってしまいました。
お気に入りはPat+Cong+Nandoが弾きまくる3ショット。
「ああっ誰を見ればいいんだっああぁっ」というライブの興奮がよみがえります。
楽器全体のバランスが良いというのか、とにかく音が綺麗です。
このままCD化して欲しいと思っちゃいます。
映像が16:9というのも良いですね。
The Pat Metheny Interviews: The Inner Workings of His Creativity Revealed
メセニーの思い出話やキャリアが延々と続く。それが楽しめる人はそれでよし。楽譜は一ページのみです。メセニーの音楽に触れたい人向きではない。
スピーキング・オブ・ナウ ライヴ・イン・ジャパン [DVD]
本作、Speaking of Now Live in Japanは、We Live Here Live in Japan、そしてImaginary Day Liveに続き、パット メセニー グループ(以下「PMG」)が新作アルバムを名題として行ったワールドツアーの模様を収録した映像作品第3段である。
前の2作もそうであったように、ライブの映像と音に触れることによってPGMが表現しているそれぞれの世界、今回の場合は「Speaking of Now」の世界をより強烈に、また鮮明に感じることができる。一曲一曲に込められた、作曲者および演奏者の想いが伝わってくる、観るたびに新しい発見のある作品だ。相変わらず“圧倒的”というのがPMGのライブを形容する一番適切な言葉か・・・。
前2作と比較してより直接的にライブ感が伝わるカメラワークは好感。画質も向上している。前作Imaginary Day Liveは5.1チャンネルだったのに対し、今回は4.1チャンネルだが、音のバランスは今回のほうが良いと感じる。筆者は実際に収録されたライブそのものを観たが、音に関しては実際のライブ以上の満足度である。
余談だが、PMGのワールドツアーを収録したライブDVD3作のうち、既に2作が日本公演の収録作品である。それだけPMGの日本公演は気合が入っていて良い演奏なのか?それともお行儀の良い日本のオーディエンスがライブ作品には好都合なのか?他国のライブの様子を知りたいとは思うが、日本公演がグループの作品として選ばれたことに悪い気はしない。
殺人的スケジュールでライブにライブを重ねながら研ぎ澄ましていく彼等の音楽は、現在、世界で最高のバンドミュージックといっても過言ではない。PMGのファンなら!ずとも質の高いライブDVDを求める全ての音楽ファン必見の作品。