「C」第4巻<Blu-ray>【初回限定生産版】
わたしはオリジナルアニメにあまりはまったことはないのですが、ギアス以来、久々にはまりました!
未来を担保にお金とし、そのお金をめぐったバトル。
アクションシーンは良いできとはいいませんが、(売りはアクションでないですし)シナリオが素晴らしい!
たった11話でよくここまでまとめたものだと思います。
ある程度の伏線があればおのずと「ああ、この人はこうなるな」とわかるわけで、このアニメはある程度の伏線を提示することで、そこからさきの描写をはぶき、次へと話をすすめます。
まさに、むだがない!
序章をのぞけば毎回が急展開といえます。なのに見ていてつかれない。展開と共に息抜きがあるんです。
蟲師 二十六譚 DVD Complete BOX
近現代に於いて、自然に対する畏敬の念は必然的に薄れ、消え去りつつある。自然法則が明らかになるにつれて、未知なる対象は減り、不条理で、しかし圧倒的な力を感じる機会も減った。
この作品では、その役割を蟲が担っている。作中で蟲は敵として描かれていない。自然の一部である蟲を付与することで、現代人が失いつつある自然に対しての、恐れ、敬い、不条理への怒りを蘇らせ、そして登場人物の諸々の感情と、抗う術のない運命を受け入れ生きる清冽な美しさが表現されている。
秀逸。
モノノ怪 弐之巻 海坊主 [DVD]
作品のシリーズ自体は星5つなのですが、この「海坊主」の回だけは、あまり好みではありませんでした。
ちなみに一番はアヤカシの化猫、二番は鵺、以下同順です。
好みでは無かった理由として、説明が長かったことがあります。
フナ幽霊、虚空太鼓、海座頭、現れるたびに注釈が「物語りとは独立した説明口調」でなされるため、テンポか殺され、間延びしています。
あと残念なのは、キャラクターが使いこなされていないこと。
皆さん曰く付きで、前作化猫のキャラまで再登場するのに、それが全く物語を膨らませていない。ただの説明係になっている。
そもそもタイトルが「海坊主」なんだから、坊主に何かがあるのは初めから分かっているので、その他のキャラクターにカラクリや伏線が仕込まれていないと肩透かしだ。
なにはともあれ、前作化猫で一番は素晴らしい人間性を発揮していた「オダジマさま」が登場しないところに、ある種の「負け」を感じてならない。
「C」第2巻<Blu-ray>【初回限定生産版】
限定版のみの話になりますが、解説書1がついてきます。
このアイテムの存在は結構貴重で、ディールのルールから金融街のシステムまでかなり詳細に解説されております。
問題なのは、この一連のシステムについて解説されている資料が少ないことと、番組内だけでは必要十分まで解説されないことです。
公式ホームページに、一応本編を見るのに困らないくらいの解説はあるのですが、フラッシュのコンテンツになっており正直読みにくいです。
この他には、一巻の映像特典「バンク・オブ・ミダス 資産運用の手引き」として静止画の解説画像があります。
公式の資料としてはおそらくこの三つのみで、今回の解説書が初めての紙資料となります。
お話の筋、公麿の行動理念や結末だけを追うに当たっては、一応これらを読まなくても得心はいく作りになってはいるのですが、いかんせん導入から中盤までにかけては、公麿がディールを強制されることで、破産と現実世界への影響、真朱との訓練やディール相手との交流、椋鳥ギルドへの加入、引いては三國との対話など、ディールによってお話が回っていくので、ルールがわからないとバトルシーンでの緊張感を持てなくなり、後半まで興味が続かなくなると思います。
これははっきりこのアニメのダメな点だと思っています。本編で解説しきっていたらもっと流行っていたかって言うと、そうじゃないとも思いますが……
とにかく後半は真朱が加速度的にかわいくなっていくので、それだけで見れていくはずですw
モノノ怪+怪~ayakashi~化猫BOX [Blu-ray]
DVDも持っていますが迷うことなく買ってしまいました。
何度も観ることによって味が出てくるシナリオ、映像。
近年の一瞬盛り上がっても、DVDが出る頃には冷めてる様なアニメとは違います。
BDになっての映像ですが、ayakashiはあまり変化がありませんが
モノノ怪はノイズが抑えられ発色も良くなっている気がします。音もクリアになっていると思います。