新・仮面の忍者赤影 (1) (秋田文庫)
読んでいて、すぐにストーリーとかがかぶっているのがすぐ分かりましたし。青影などの設定も、大分変わっています。赤影自身も年齢が上がっていたり、敵方のリアリティが増していたり……。横山先生、昔の自分の描いたものに納得いかずにこれを描いたんですかねえ。
面白さはしかし無印赤影と比べても遜色なし、忍者モノとしては十二分にいけてます。敵が雇い主への裏切りを画策していたりと、お約束も完備。2巻も読んでみようと思います。
仮面の忍者 赤影 第四部 魔風篇 [DVD]
かなり内容を具体的に書いているためまだこのお話をご覧になっていない方は読まないでください。
前作の敵の頭領は寸分の隙も見せなかったが、今回は最終作ということで敵の頭領ももっと
頑強なものとなるのかと思いきや、今回の頭領はすごくお茶目であり、時によっては何か非常に
楽しそうで見ているこちらも思わずニヤニヤしてしまう。
1話目から怒涛のごとくストーリーが展開し興味を引き立たせる。
他にも猿彦の最期や、子供忍者との友情の物語のようなヒューマンドラマっぽい話もよかったし
陽炎が青影に冷やかされ照れるシーンとかもよかった。
ただ今回はセリフやストーリーに「あれ?」と思わせるのもポツポツとあった。
グロンを倒した後の青影と赤影の会話。「違う、世界記録だよ」「まあな」とこんな風な会話があったと
思うが全く意味不明w「まあな」って天下の赤影様に変なことを言わせないでほしかったw
あと本当に残念だったのが最終回。
魔風の本陣に赤影、白影が2騎で乗り込むシーンは恰好いい音楽と相俟ってハリウッド映画を彷彿
とさせるほど素晴らしかったし、もう3部から全く登場しなくなって存在すら忘れかけていた
白影の凧が登場した時は不覚にも涙が止まらなくなった。「ここで出したか」と。
しかしじじごらが雷丸だったというのは何か結末として気持ちが悪い。
雷丸と赤影を一騎打ちさせたくなかったのであれば、やられて倒れてくるじじごらの下敷きになって
死ぬとかそういうラストの方がしっくりきた感じがする。
ただ一番残念だったのは青影が途中までずっとでっかでか東馬だったこと。
お陰で最後に白影が凧で青影たちを救うという屈指の名シーンが敵を助けるというお間抜け極まりない
シーンになってしまう。
陽炎を気遣う姉思いの青影も偽物。
なぜ夜、野宿をする場面で入れ替わってくれなかったのか。黄金の仮面を盗んで雷丸の元へ持っていく
ぎりぎりまで本物の青影でいてほしかった。
何回見返しても偽物の青影には感情移入できない。
ここまで優秀な仕事をしてきた赤影のスタッフ陣から何か意見が出なかったのか不思議に思うほど
最終回には失望させられました。
あと最後青影が「またね〜」って言ってるんだから物語もっと続けてほしかったです。
仮面の忍者 赤影 第二部 卍党篇 [DVD]
仮面の忍者 赤影!
なつかしいの一言です。子供の頃再放送で見たのですが、DVDでみて記憶が甦ってくる思いです。
原作の横山光輝のマンガも読んで(社会人になってから)いたので、DVDではマンガでの懐かしい人物が登場してきてさらに嬉しかったですね。
忍者モノということになってますが、空飛ぶ円盤/ウルトラマンで出てくるような怪獣、忍者ものでは考えられないハイテクアイテム、時代考証考えてない武器や小道具がバンバン登場。なんでもあるという感覚が面白くて子供心にも強い印象を与えたのでしょうね。今見ても楽しめる内容です!
仮面の忍者 赤影 第一部 金目教編 [DVD]
豊臣秀吉がまだきのしたときちろうだった頃、びわ湖の近くに金目教という、あやしい宗教があらわれた。といきちろうは、金目教の秘密を探る為、飛騨の国から仮面の忍者を呼んだ。それは、「赤影参上!」だったけ。関西テレビの番組だったが、牧冬吉、金子吉信、若き日の里美浩太郎もチラッと出ていた。子供向けの時代劇としては、とても大掛かりで、ユーモアもあって、「だいじょうぶ」が子供たちの間で流行った。印象的だったのは、坂口祐三郎さん。とてもきれいで男前でした。
仮面の忍者赤影 (1) (秋田文庫)
運命にも誰にも恨み言を言わず、淡々と自分に課せられた使命を果たす。なすべきことをやる。横山漫画にはこんな主人公が多い。赤影の技の華麗さや忍者達の技比べも見ていて楽しいが、何よりも横山漫画の主人公の精神的な強さに憧れてしまう。