メイドインジャパンとiPad、どこが違う? 世界で勝てるデジタル家電 (朝日新書)
デジタル家電を取り巻く状況についてよく分析してあります。
主にアップル社の戦略を取り上げて、現在のデジタル家電がプラットフォームを基盤としたものづくり戦略が分かりやすく理解できます。
今後日本のメーカーがどのように進むべきかということについて参考になると思いました。
また、海外のメーカーのマーケティング能力の高さというのも分かり、家電技術のあり方について考えさせられました。
書き写し 天声人語 思い出アルバム
朝日新聞の「天声人語」の1946年「季節感の回復」から2011年の「英王室のシンデレラ」までの抜粋44編を掲載したもの。
A4判の見開きページの右上部に天声人語、左上部に間違えやすい漢字と筆順、コラムにまつわる用語の解説や当時の新聞の縮小版etc、見開きいっぱいにコラムが書き写せるようにマス目が印刷されています。
パソコン、携帯電話時代で「書く」機会がどんどん少なくなってきて、筆順はおろか漢字すらも忘れそうな時代に好企画の書籍かもしれません。
じっくりと読むだけではなく、その文を書写することで、世相や歴史を振り返って懐かしんだり、メッセージをしっかりと心に留めておけるような気がしました。
思い出アルバムとして、モノクロですがその時代を象徴するような写真も多く掲載されています。
「惜別」は、亡くなった著名人の写真と没日など。
「マイメモリー」は読者の思い出の写真を貼り付けるページ。
「書き込み式 自分史年表」あり。
じっくりと一文字ずつ読んで書写する〜そんなマニュアル感覚が新鮮で、少しずつ心が癒されそうです。
文章の構成力・表現力・語彙力をつけることにも役立つと思います。
本の帯には期間限定(2012年7月31日当日消印有効)、思い出の日の「朝日記念日新聞」プレゼント応募券つき。
デジタルサイネージ革命
事例紹介として接触するぶんには、
写真が少ないが、
地方在住者にとっては、非常に参考になります。
ただ、このデジタルサイネージコンソーシアムの代表もつとめ
この書籍の作者でもある中村さんという方は、他の書籍を読んでもそうだが、
(失礼かもしれませんが)高城剛的なインチキ臭が漂ってる。
よって、ここで書かれている
デジタルサイネージ熱も、だいぶとバイアスがかかってるものと
思って読んだほうがいい。
少なくとも、私はそう思っている。