インプラントの正しい知識と歯科医の選び方―累計1万本のインプラントを成功させた医師が語る
私達は自分の体(歯)を失ってからじゃないと『本当に大切だった』事に気が付きません。
歯を失うことで一番大切な栄養が取りづらくなり、健康も失われていくのだと思います。インプラントをして自分の歯と同じように噛める様になれば、口の中の問題以上に体の健康が取り戻せると感じました。硬い物や弾力のある食べ物を我慢せずに、ストレスなく噛めるなんて本当に幸せだと思います。インプラントはきっと将来誰もが選ぶ当たり前の治療になるのだと思いました。
この本はインプラントの値段から、手術の内容までとても詳しく書いてあるので安心します。一本でも自分の歯を失ってしまった人に紹介したいです。凄くわかりやすくて読みやすい本だと思いました。
Contemporary Implant Dentistry, 3e
Carl E. Misch先生監修・著作のデンタルインプラント臨床のバイブルと言える力作。
インプラント歯科臨床を解剖・力学・生理・病理・歯科理工等、あらゆる視点から捉えており、2007年12月現在、これほど詳細かつ包括的にインプラント臨床を述べているテキストは、他に類を見ないと言っていいでしょう。
非常に全体としてバランスがとれている本で、包括的かつ総合的なデンタルインプラント・オタクになるためには、必須の1冊。
SIMPLE DSシリーズ Vol.34 THE 歯医者さん
シンプルシリーズという事ですが、なかなか凝っています。
患者さんたちそれぞれに設定があり、来院するごとにそれぞれの話を楽しめます。
その中には、シンプルシリーズおなじみの双葉理穂ちゃんの姿も。
また、1回クリアしたあとは助手を選べるようになる等
長く遊べる工夫もあります。
歯をドット単位で削ったりの作業は、妙にハマるものがあり
つい長時間プレイしてしまうのですが、
いかんせんレジンの当たり判定が厳しく そのためにタイムオーバーになってしまう事も。
この点さえ無ければ、傑作だったのでは。
患部を凝視して注意深く詰めていく感じは、いかにも歯医者さんっぽいのですがもう少し…
ゲームとは直接関係は無いですが、これをプレイし歯医者さんの立場になってみた事で
実際の歯医者さんへの恐怖心が無くなった気がします。
歯医者の言いなりになるな! 正しい歯科治療とインプラントの危険性 (角川oneテーマ21)
この両先生の本はどれも非常に重要な主張がなされているのに
すぐ品切れになってしまうのが大変残念です。
今回のこの本も過去の出版と重なる内容が少なくないですが
今回は特にインプラントの弊害に重点が置かれています。
いまだ発展途上の領域らしく、一部素人目にもやや的はずれだったり
あるいは強引かなと思える考察がないわけでもないですが
「噛み合わせと全身状態は連動している」という
重大な事実を指摘してある点にこそ深い意義と先進性があります
(先進性と言っても知っている人は30年以上前から知っている話ですが
まだまだ大学の教授クラスでも治療で噛み合わせを乱しといて
患者が不定愁訴を訴えると最終的に精神科に回すという
無責任な対応が珍しくない現状ですので)。
自己防衛の意味でも歯科にかかる前に一度は目を通しておくことをお勧めします。
またこの本でも紹介されている「割りばし法」は
噛み合わせの不具合、特に高径が低いことで身体に大きな支障が出ている方には
かなりの効果があると思います。
基本的に即効性はなく効果が出るまで時間がかかるように書いてありますが
寝覚めが悪い時や鼻づまりの時などは
数分程度の割りばし法で良くなることが多いですね。
割りばしは半分の長さに切ったほうが使いやすく
また割りばしがないときはストロー、ボールペンなどで代用してもいいと思います。
上の前歯が全体的に前に出ている方(目の悪い方に多いです)は
上の前歯と下唇の間に割りばしを挟むようにしてもよく
(この時も軽く挟むだけで決して噛まないようにします)
そのほうがより効果的な気がします。
(ここからはコメントを受けての加筆です)
ところで他の書籍のアマゾンレビューを見てもそうなのですが
噛み合わせに関する話題には往々にして
粗暴で理不尽な、それこそ誹謗中傷に近い組織的反論が押し寄せるんですよね。
以下はただのおとぎ話ですが
その気になりさえすれば現在のところほぼ違法性・犯罪性を問われることなく
治療の美名の下に人の健康ひいては人生を破壊することさえできるのですから
いわゆる権力機構の闇の部分が興味を持たないはずがありません。
環境保護活動、ボランティア団体、警察不祥事、原発問題などと並んで
ある種の人たちが何にムキになるのかの
非常に分かりやすい事例を示してくれているように思います。