女空手家VSレイプ魔 [VHS]
それまでギャル系素人ものでチョイ出していた永井絵里香からSOD代表・高橋がなりは「本当にケンカが強いS女」の匂いを感じ取ったという。
実際、永井は空手黒帯、スポーツ万能、プライベートでは女主導のSEXを楽しんでおり、痴漢を泣いて土下座するまで殴り倒した(それも1度や2度ではないらしい…)という格闘美女。
それまでのAVでは受け身の演技をしていたのがウソのような獰猛さをこのビデオで発揮する。
永井の空手は突き蹴りのフォームからおそらくガチのフルコンタクト空手出身。一撃の鋭さのある突きに後退し手加減無しの中段回し蹴りに昏倒する男優たち。柔道経験者と組み合いになりフロントギロチンで永井が締め上げると顔がみるみる青ざめていく様は圧巻!
推測だが肝の据わり方は実戦もかなり経験している様子で、レイプ中も竿を喰いちぎらんばかりの目線の鋭さはさすが永井。レディース出身の姫川麗よりもケンカ、気の強さは上かもしれない。
後のダイジェストDVDでは大幅カットされた永井絵里香のマジバトルをすべて収録しており、モザイクも再編集されたDVD版より細かい。
永井を一躍トップ女優に押し上げた伝説の逸作 。
合気解明―フォースを追い求めた空手家の記録 (バウンダリー叢書)
誰もが期待し、誰もが夢見た?合気系武術は実際に使えるのかという問いに答えた本。
フルコンタクト空手を25年修業した著者と保江邦夫氏のスパーリングについて書かれている点が非常に興味深いです。
おそらく合気について、実際の自由組手について記された初めての書では???
いつの時代もそうですが、お互い看板を背負った武術家同士、負けた場合に失うものを考えるとなかなか試合もできませんし、ましてや公表できるものではありません。
保江氏は佐川幸義氏から大東流合気武術の直伝を受け、過去の書籍で合気(愛魂?)を取得したと公言している身。一方で炭粉氏は、フルコンタクト空手を長年修業した有段者とありますから、こうした自由組手の公表はお互い勇気がいったかもしれません。
炭粉氏の最後の突きが保江氏の横腹にヒットし、保江氏が苦しんで膝をついたあたりの描写はホンマモンでしょう。
これは面白い。今までの合気関係の書籍とは一線を画す本です。
恋するマドリ プレミアム・エディション (初回限定生産) [DVD]
興行的に失敗し、かなり酷評を浴びていたので、どんなものかと見てみました。
予想に反して、面白かったですよ。(凄くとは言いませんが)
130分と言う時間の中で、三角関係・初恋・失恋の恋愛ドラマを上手くまとめてましたね。
監督は恐らく主演が新垣結衣という事もあって、彼女をいかに生かすか、引き立たせるかを考えたんだろうなあと言うのが伝わってきました。
泥臭い部分をカットしたせいか、ドラマはすごくシンプルで、ゆったりした流れの中でも3人の感情の動きがはっきりしていて分かり易かったです。
実際の恋愛はそんな簡単じゃないが、松田龍平の無機質な演技と菊池凜子の脱力系の演技が、現実感を遠ざけるのか、不思議とそんなゆるい展開もありと思えさせた。
ガッキーの演技はけして上手いと言うものじゃないが、そのぎこちなさが、健気に映り、彼女の可愛さと相まって良かったです。
時間の割りに(いい意味で)中身が濃くないせいか、ショートムービー感覚で見れますし、新垣結衣の魅力が随所に感じ取れるので、ファンは見て損なしです。
KARATEKA
トラック9の「マーチ」はどこかN.Oに通じるものがある、
哀愁とニヒリズム感が重なり合う感じの詩がなんとも言えない。
他のコミカルな詩においても、どこかしら冷めた部分が感じられる、
いろいろあるけど結局いつもの繰り返し、痩せてもまた太る、
なんだっていいじゃんと、そんな自分らの想いまでも茶化してしまう。
そんな電気というより卓球の想いを集約させたのが、トラック4の
「人事を尽さず天命を待つ」だと思う。