【NEW】災害などの予測不能なアクシデントや緊急時に!度数が調節できるメガネ アドレンズ adlens-POV (ブルー)
決して年配の域ではないが白内障になり、両眼とも遠視寄りの眼内レンズにしたのが2年前。しかし術後に左右で度数の違いがでてしまい苦労していた中での待ちに待ったこの眼鏡。
+3.0(近視)では視界が湾曲するが、-4.5(遠視)では歪みがまったく感じられない。ガラスレンズとくらべれば不透明なのかもしれないが、プラスティックのシニアグラスを使ってきた身としては充分満足。デザインは一見して分かるとおり、外を歩くには躊躇うし、大柄で携帯するのは困難。しかし重みは感じられず、ノーズパッドも付いていて掛け心地は良い。
ダイヤルを付けっぱなしにして使うことを前提とした自分の場合は、まずは両眼の度数を自由に合わせられるのがなによりもありがたい。これで肩の痛みが減らなかったら理由は別のところにあるというもの。無論、使用は静的動作に限ってのことで、ベッドでiPhoneのムービーを見る時は3.0、デスクワークでは1.0、映画館の後部座席では-2、とこんな感じで、ダイヤルを回して日常生活の様々な場面に対応できる。特に映画鑑賞など対象物との距離が決まってるような場合は、このPOVが最適。まさにドンピシャの視界で楽しむことができた。左右の度合わせには字幕の映りを利用して、その後は気持ちよくストーリーに没頭することができた。ここ2年間に観てきた映画を全部観直したい気分。
シニアグラスをいつも3つ4つ持ち歩いて生活する苦労は、なった者にしか分からないだろう。
両目とも眼内レンズでありながら左右で度数の違う自分には、しばらくこの眼鏡の他は考えられない。
次期モデルのブラッシュアップがとても楽しみ。
滲有無
その昔、フジテレビの番組「笑っていいとも」において、B'zのCDを買ったのに
再生してみたらまったく違う内容で、しかも再生するたびに内容が違うという
「呪いのCD」が紹介され、話題になったことがあります。番組で実際にそのCDを
再生すると、おおよそ音楽とは思えない気味の悪い音色、所々聞こえる
うめき声のような声、音が聞こえなくなったかと思えば突然爆音が鳴り響く
等々、誰もが呪いのCDだと疑わぬ内容でした。
しかし、実はこのとき紹介された曲(曲といっていいのか)こそがこの
灰野敬二「滲有無」であったのでした。内容は上記で紹介したとおりの
不気味極まりないものですが、ちゃんとした作品であり当然呪いなどはありません。
もちろん再生するたびに内容が違う、というようなこともありません。
この作品は、上記のような不気味な内容が延々と60分近く続くので
再生するたびに違って聞こえるように錯覚する人も中にはいるのでしょう。
で、問題の評価ですが、好みが100:0ではっきり分かれるような作品なので
星がいくつなどと評価すること自体が無意味にも感じますが
こういう人間の根源的な衝動を表現した音楽作品はほとんどないので
そういう意味での貴重さから星5つとしたいと思います。
Priest Live
せにょ~る、本日は1987年リリースの通算11枚目を御紹介いたします。ヘビーメタルバンドには厳しい状況であったはずのこの当時。ライブアルバムを出す時は基本的に=バンドはネタ切れな状態が多い、契約消化やひとまず長い休暇に入るとかの言い訳になりリリースする場合が多い。ターボと言うアルバムによってかなりのファンを失ったであろうと思われる、いわゆる『迷走状態』であったわけだが。老化していくバンドとの必死の抵抗もその中に含まれる。
でこのアルバム、申し訳ないが=このバンドが徐々にバンド全体の生命力=生命エネルギー=が衰退しているのを暴露しているライブアルバムとなってしまった、新人達がモダンヘビネスという核爆弾を持って星の数程デビューしはじめていた。ファンもあらたな=サウンド覚醒剤=が必要となっていた時期。
アリーナメタルとしてアメリカでコンサートをしていたそれの記録ではあるが、悲しいかな=全盛期の『切れやシャープな豪快なグルーブはここでは正直聞けない、老化したバンドがコマーシャルな方向へシフトした=コマーシャルメタル=という事実を伝えているだけだ。この後、バンドは一見安泰のようにみえるが必死にもがき=ペインキラー/ラムイットダウンというアルバムで最大の危機を迎える。それが感じられ予感できる皮肉なアルバム。10点中3点
ここにブリテッシュスティールの切れ味は存在しない
ベスト・オブ・ベスト
BABY BLUE、雨のステラ等、ココナッツ・バンク時代とは違ったメロディアスに確立した銀次らしいワールドが展開されてます。またちょっと格好良くイメージチェンジしたアルバム「PERSON TO PERSON」からも佐野元春との掛け合いヴォーカルがいい「夜を駆けぬけて」がセレクトされています。プロモーション・ビデオも格好良かったフラワーズ・イン・ザ・レインが入っていないのが残念ですが、今中々入手できない伊藤銀次の貴重なCDです!