ライヴ1967(紙ジャケット仕様)
Ike & Tinaのライブ盤は海賊盤も含めれば数え切れないほどあると思うが,一口にライブ盤といっても,Soul Revue Showをぶったぎって切り貼りしたものが多く,1枚聴き通すには何となく違和感を感じるものが多い。正式発売されているもののなかでは,この1967年のものが最もまとまっているように思う。Tinaの歌とMCはほとんどゴスペルで(内容は男女の話ですが),観衆の反応が強烈で,本場のコール&レスポンスが味わえる。2か所の会場の録音を組み合わせている(らしい)が,どちらかの会場ではTinaに対する女性ファンの声援が特に大きく,当時の人気の高さがうかがえる。Ikeのギター,Ikettesのコーラス,演奏もすばらしく,R&Bファンならずとも聞き逃すわけにはいかない1枚。元気がないときの滋養強壮剤としてどうぞ。
タイタンズを忘れない オリジナル・サウンドトラック
映画が最高だけにサントラも期待していましたが、予想以上の出来映えでした。
1曲目の曲と最後のスコア「タイタンズ・スピリット」は躍動感、感動のあるとてもパワフルなスコアになっています。
何か心に訴えるような振動感がたまりません。
アイク&ティナ・ターナー ミュージックラーデン・ライブ [DVD]
あまり期待しないで購入してみたのだが、画質の良さにビックリ。
'76-'77のライヴとあり、しかもまだメジャーではないのにこんな質の良い映像があることに感謝。
H&Oのライブの中でも2度と見れない曲ばかりでかなり楽しめます。
Darylのスタイルはこの頃から殆ど変わっていませんね。
特に、#Gino the managerと#Johnny Gore and The C eatersはグルーヴ感が
バンドらしくてカッコイイ!
この頃からCharlieは一緒だったのですね。若き日のCharlieは別人のよう。
H&Oファンなら買うべし。
ソウル・アッチュー!! ‾ウルフルズ完全責任監修 70’s R&B セレクション‾
~70年代のR&B満載。(20曲も!)時空を飛び越えてやってきたSOUL~~ ATCHOO!! はなんだかいい感じ。「ソウル・ハクション!!」というタイトルがお茶目。ウルフルズは関西人なら知らない人はいない超有名バンド。しかも、今や全国的。歌詞カードはないのですが、ウルフルズ・鈴木啓志氏によるスペシャル・ソウルフル座談会の記事がおもしろい。「このアルバムを聴いて、こういうのが元だったのかとファンの人に思ってくれれば広がり~~もてますね。」という、鈴木氏のコメントにも納得。ウルフルズファンにとっては一般教養の基礎テキストにも匹敵する内容の濃さ。巷に流れる音楽の源流はソウルなんだよね。ついつい嗜好に走ってアルバム選びに偏りがでてる私にもそしてあなたにも、常備してほしい一枚です。今宵は、ウルフルズの選曲におまかせしてソウルフルに踊ってみようー!~
レコード・コレクターズ増刊 ソウル&ファンク
全478ページ。紹介アーチスト&レーベル等は
サム・クック 85年12月号 (p.31〜)
スタックス/ヴォルト 87年4月号 (p.55〜)
ハイサウンド 89年4月号 (p.103〜)
ジェームス・ブラウン 88年12月号 (p.165〜)
スライ・ストーン 87年11月号 (p.225〜)
Pファンク 89年8月号 (p.253〜)
アイク&ティナターナー 90年2月号 (p.329〜)
マービン・ゲイ 90年5月号 (p.359〜)
カーティス・メイフィールド 91年4月号 (p.395〜)
p.478の後記に、月刊「レコードコレクターズ」誌創刊10周年記念の増刊シリーズもこの「ソウル&ファンク」で3冊め。今回も「レコードコレクターズ」の過去の特集記事を中心とした作りだが・・・・・・・・・、と書かれており、月刊「レコードコレクターズ」の過去の記事を集めたものだ。
やはりHIPHOPのNEW SCHOOL以降のサンプリング文化やRARE GROOVE や ACID JAZZを通過した世代の人から見ると、全般的に古いコンテキスト(ソウル好きのおじさんとか)で書かれた本で、この本の通りにCDなどの音楽コンテンツを買ってもあまり楽しくないと思います。このジャンルにおけるコンテキストが変わったのが大体80年代後半〜90年代前半の RARE GROOVE や ACID JAZZのブーム辺りだと思うが、逆にそれ以前の昔の「ソウルおじさん」的コンテキストに浸ってみたい方にとってはお勧めかもしれません。